インドネシア政府から受注した鉄道事業をめぐり、「住友商事」が同国の運輸省幹部に日本でゴルフ接待をしていたという記事。インドネシアの法律に違反するだけでなく日本の不正競争防止法違反の疑いもあるそうです。
「住商の関与は、2006~07年に日本からインドネシアに運んだ中古の鉄道車両をめぐる事件で浮上した。同国の捜査機関・反汚職委員会(KPK)は今年3月、運輸省のスミノ・エコ・サプトロ元鉄道局長(64)を逮捕。元局長は輸送費などを水増しして国庫に約1億9500万円の損害を与えたとして裁判で禁錮5年を求刑されている。」
「KPKによると、現地社員らは住商が事業を受注する約3カ月前の06年8月10日、茨城県石岡市で元局長をゴルフ接待した。05年11月と06年1月には中古車両の調査名目で来日した元局長に同行。元局長の旅費は住商が加わる共同事業体が負担したという。」
住商社員、車両入札要請拒む インドネシア鉄道事業(朝日)
経産省のサイトをみると外国公務員へのわいろに関して特別なコーナーが設けられています。
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外国公務員贈賄防止ウェブサイト
外国公務員等に対する接待や贈答の取扱いはどうなっているのですか?(経産省)
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