5月20日の日経朝刊によれば、日立製作所がIFRSへの移行を検討しているそうです。
「日立製作所は国際会計基準(IFRS)への移行を検討する。グループの事業構造の再編を進めるなかで、他社との共同出資会社に移行するケースが増えることに対応する。共同出資会社の経営実態を反映するためには、現在採用している米国会計基準よりもIFRSの方が適切な可能性があるとみており、具体的な検討を始める。」
オピニオン・ショッピングという言葉がありますが、これは会計基準ショッピングでしょうか。
それはともかく、もし日立が移行すると、日本を代表する巨大企業がIFRS適用会社に加わることになります。同社の時価総額は約3兆円ですから、上場会社における時価総額ベースのIFRS採用率は、これだけで0.7%程度上昇することになります。(ひとつ下の記事参照)
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