みずほ銀行の暴力団融資問題で、第三者委員会の報告内容が明らかになったようです。
「弁護士3人で構成される第三者委員会(委員長・中込秀樹弁護士)がまとめた報告書では、「組織的な隠蔽はなかった」とするほか、暴力団関係者らへの融資を放置した要因について、グループの信販会社、オリエントコーポレーション(オリコ)を通じた融資だったため、「自行の融資債権という認識がなかった」などと指摘する。」
かつては、イトマン事件のように、反社勢力に乗っ取られた会社に、都市銀行が数百億円、数千億円という資金を提供するということもありました。それらと比較すると、金額的にも、不正の認識という点でも、大騒ぎするような事件でもないように思えるのですが、企業に要求されるレベルがまったく違ってきているのでしょう。
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