グロース「維持」を厳しく 東証が検討 専門家会議「時価総額上げ」案 上場基準見直しは慎重論
東証が、グロース市場の上場維持基準引き上げ検討を専門家会議で提案し、賛同を受けたという記事。
「東京証券取引所は新興企業を対象とするグロース市場で、上場維持基準を引き上げる検討に入った。上場から10年後に適用される時価総額が40億円以上の現行基準について、時価総額を引き上げたり、10年よりも前の時点で新たな基準を設けたりする案が浮上している。企業に上場後も継続的に成長するよう求め、成長が滞った企業の新陳代謝を促す。」
いわゆる「上場ゴール」への批判が背景にあるそうです。
東証の「市場区分の見直しに関するフォローアップ」という有識者会議の12月18日の会議で議論されたようです。その資料が公開されています。
グロース市場の機能発揮に向けた今後の対応について(PDFファイル)
(東証資料より)
苦し紛れに粉飾などをやる企業が出ないとよいのですが...
グロース市場の上場維持基準、東証が引き上げ検討https://t.co/ov2uSmLisS
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) December 27, 2023