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会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

特別調査委員会の設置に関するお知らせ(代表取締役社長が接待交際費等として精算申請を行った費用の不適切な会計処理)(ラックランド)

特別調査委員会の設置に関するお知らせ(PDFファイル)

ラックランド(東証プライム)のプレスリリース(2024年2月14日)。

税務調査で、社長が接待交際費等として精算申請を行った費用の一部に不適切会計処理の疑いが生じたとのことです。

「当社は、2023 年8月 23 日から東京国税局(以下「国税当局」といいます。)が実施している当社の 2020 年12 月期から 2022 年 12 月期までを対象期間とした税務調査の過程において、2023 年 12 月 21 日、国税当局の指摘により、当社代表取締役社長である望月圭一郎が接待交際費等として精算申請を行った費用(以下「本件接待交際費等」といいます。)の一部について、科目処理の誤り等の不適切な会計処理の疑いが生じたため、当社管理本部による調査及び国税当局との協議を進めておりましたが、2024 年 1 月 30 日、より客観的な調査を行うため、当社監査等委員である取締役の中山礼子及び森幹晴弁護士(東京国際法律事務所)による社内調査チームを組成し、かかる不適切な会計処理が発生した経緯や原因、当社の内部統制体制、当社の 2023 年12 月期及び過年度(2019 年 12 月期から 2022 年 12 月期)の連結財務諸表等に与える影響等に関する調査を行ってまいりました。かかる社内調査の結果、本件接待交際費等の一部について、当社代表取締役社長が精算申請時に申告した情報に事実と異なる内容が含まれていたこと等(以下「本件事案」といいます。)が判明し、当社代表取締役社長がかかる精算申請を行った経緯等の事実関係及び当社の 2023 年 12 月期及び過年度の連結財務諸表等に係る影響額の正確な把握が不可欠となる事態に至りました。

当社は、このような事態が生じたことを極めて深刻に受け止め、本件事案に関する徹底した事実調査を実施するため、本日開催の取締役会において、当社から独立した中立かつ公正な外部専門家のみで構成される特別調査委員会を設置することを決議いたしました。」

科目処理の誤りというのは、交際費ではなく、実質的に役員報酬だったというようなことでしょうか。 

役員が関与している事案だからこそ、厳しく調べるのでしょう。

決算発表も延期するそうです。

2023 年 12 月期決算短信の開示遅延に関するお知らせ(PDFファイル)

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