”青春の記録・・・デザイナーへの道” 続き

　今、振り返ってみると・・・・　

 

　　　　

 

　この水路のように、かなり蛇行していた私の人生

　その大半は、仕事中心の思い出ばかり

　　　　　　　

　陽があたる時もあれば、そうでない時もあった・・・・

　　　　　　　

 

　そんなことを　　（青春の記録・・・デザイナーへの道）

として、投稿しようと思いながら、2024年1月30日から、何もしてなかった私

　　　　　　

　　　　　　

 

　どこまで書いたっけ？？？・・・

 

　そうです！！

あたらしい会社で、自分のブランドを持つことになり、営業の人たちから

どこで、どういう目的か、だれに着てもらう商品なのか、わからない

　要するに、TPO がない服・・・って言われた新ブランドを立ち上げた社長と私

　　今では、セレモニー用くらいしか、特殊な服は着ませんよね？

　　あとは、コーディネート次第で着こなし方はいくとおりでも可能な時代になりました。

　

　　　

　　赤の存在に気がついてなかった当時のほとんどのアパレル業界の人たち

　　　

　

　　　　それでも・・・

日々黙々と、期待されていない状態で、

展示会に向けて、ひとり生地屋に行き

デザインして、ボディに向かってサンプルを作りました・・・

 

　新ブランドのコンセプトは

　　　　ノンエイジ・コーディネイト次第で、ＯＮでも、ＯＦＦで着用出来て、

　　　　　飽きずに、何年も着れる単品アイテム

　　　　そして、

デビュー最初の展示会を迎えました。

 

秋物からだったので、5月展からでした。

千駄ヶ谷小学校の向かいの、明星ビルのレンタルスペース　だったと思います。

 

　　　当時、その会社には本体の重衣料ブランドと、もう一つボトムブランドがあり、

単品コーディネートブランドは、社長にとっても、はじめての試み。

もちろん、私にとっても・・・

当然、私のブランドは一番目立たない、奥のこじんまりとしたスペースでした。

 

　　　　　　ところが・・・・・

　　　

何名かの、バイヤーには

目新しい、赤のイスの存在に気づいてもらえたのです。

 

フィッティングモデルは、当然、私のブランドの服を着てくれるわけでもなく

私の初めてのブランドデビューを見に来てくれた、妹が着てくれました・・・

 

上背もあり、仕事柄海外のブランドを着ていた妹なので、自然なポーズもとってくれて、

大助かりでしたが、ほっとできたのは、３時はとっくに過ぎていました・・・

　　　　

みんな交替で、昼食をとるのですが、なにしろ一人しかスタッフのいない私のブランド

バイヤーが引けた頃、狭い給湯室で食事したのを覚えています。

　　　　　　

　　日頃、「一人で大変ね・・・何かあったら、手伝うから言ってね！」　

　　そんなやさしい言葉をかけてくれてた人たちは、どこ？？

　　そこには、いても透明人間のごとく・・・でしたね  

　　　　　　

結果的には、初回はまずまずの結果で、社長もほっとされたと思います。

　　　それから、

仲の良かった、仕事の出来るパタンナーを入れてもらい、

工場管理の生産担当も、本体ブランドと併用してするよう

社長命令がおりました。

 

　　　　そこからが、苦難の道に・・・

　　　　そして、私を成長させてくれたように思います。

　　　　　　

　　　　一人だった私でしたが、まだまだ明るい気分で・・・

　　　　　　

　　差し込んでいた光が・・・いつのまにか暗く・・・

　日々の葛藤はまたの機会に、お話出来ればと思います。

 

　　　　　　　　

　　　　　　　現役を離れた今は、毎日がSunday

　　　　　　　でも、気分は現役時代なので、

　　　　　　　これまた日々葛藤