電話での配車指示

　配車の指示は、前日の夕方に電話によって知らされ、当日出勤した際に正式に運行指示書を受け取って出発するが、事前にわかるのは電話連絡による内容が全てとなる。

　しかし、電話連絡というのはかけるほうが必要事項を漏れなく伝えることは難しいし、受けるほうも伝達内容を正確に把握することは難しい。

　一方で連絡する側の配車係も配車が決まってから全員にいち早く知らせなければならないため、大切な事項が抜けてしまってもおかしくない状況となる。

　つまり、電話連絡での配車伝達はＳＮＳやメールサービスが充実している現在においては、これらを活用すべきだと思う。

　配車側はメールやＳＮＳで各ドライバーへ伝達する配車内容を予め作成しておいたフォーマットに入力することで情報の抜けを防止し、各ドライバーは、電話とは違って自分の都合に合わせて（運転中は運転に集中し）配車指示を確認することができるようになる。

　また後日、当時の配車内容を遡って確認することもでき、電話連絡での伝達のように「指示した」「指示されていない」の問題を未然に防止することにもなる。