WHISKY AND BASSMEN

日本を代表するHRバンド、アースシェイカーのベーシスト、甲斐“KAI”貴之オフィシャルブログ。

レバニラ炒め!!とは?!

2009年07月18日 20時57分28秒 | Weblog
川越東口店の“王将”に無事、入店する事が出来た

いつもこのお店は凄い活気がある

本日、カウンターの中には12人の従業員
そしてホールには5人もの人が働いている、
普通、この程度の広さのお店なら
間違いなくここの半分程度の人数しかいない筈だ!

僕は定番の“回鍋肉定食”を注文した

カウンターに座る、

調理をしている料理人の真後ろの席だ
前に僕が感動した料理を作っていた調理人とはヤッパリ違う、若い料理人だ


しばらくして
僕の回鍋肉定食が運ばれてきた
…まあまあだ、特にばか旨でもない

これだったら高田馬場店の方が旨いかも(最近馬場店には全然行ってないので、何とも言えないが…)


隣の若いカップルが沢山の料理を頼み
それらを二人でつつきあいながら大きな声で話している

「ニラとレバーの組み合わせってどうよ?相性良いの?」

「レバーは肝臓に良いって言うし、ニラも精力とかつくんでしょ!体によい組み合わせなんじゃない?」

「そういやぁそうだな!旨いしな、誰が考えたんだろうな!」

……
…………
………………
……………………

昔々の中国

幻の宮廷料理人と呼ばれる
“リェーバン・ニーリャン”
と言う料理人がいた


彼の作る料理は芸術的と言って良いほど素晴らしく

時の皇帝の舌と魂まで奪うほどだった

その時の彼は皇帝のお抱え料理人として
究極の中華料理を作るべく中華料理道を邁進していた

ある時
「皆が私の料理を中国一だと褒め称え、
絶賛はしてくれる、でも、果たして後世の人々が
私の作り出した数々の料理を食べる時に
それらの料理とともに
それらの料理を作り出した私の名前も同時に思い出してくれるのだろうか?」


リェーバンは天才的な料理人であると同時に
自己顕示欲の固まりの様な人物でもあった

彼は考えた

「そうだ!料理を注文する度に私の名前を思い出すように
私の名前を料理名にしたらどうだろう?
私の名前に似た材料で完璧な料理を完成させれば良いんだ……
リェーバンに発音の似た食材と言えば……

リェーバン……

レーバン…

レーバ……そうだ!

レバーだ!
レバーを使おう!

そして、レバーと相性が良くてニーリャンに似た食材は………

ニーリャン…

ニーリャ…

ニーラ……ニーラ!

ニラだ!
よし!この二つを中心に
誰も考え出せなかった料理を作ろう!」


彼はそれから夜も寝ないで昼寝して、あらゆる食材と調味料、そしてあらゆる料理法を駆使して数年後にこの料理を完成させた


「出来た!レバーとニラを使った究極の料理 “レバニラ炒め”だ!\(*´∇`*)/」

“レバニラ炒め”は旨さとともに、健康にもとても良い食べ物と言う噂が広がり
あっと言うまに中国全土に広まった

そして“リェーバン・ニーリャン”の名前は中国の総ての人の知る所となったのである…………………。





しかし、現在では…

こうした歴史を顧みず

“ニラレバ炒め”と簡単に料理名を逆にする中華料理店の何と多いこと

この事実に
ニーリャン・レーバンはきっとあの世で嘆いていることだろう。




この物語はフィクションではない

ノンハクションだ!

ハッ・ハッ・ハックション (´∥∋∥`)


お、丁度我が駅に着く!

何とジャストなタイミングだ

じゃあ皆さん
今日も一日お疲れ様でした!
明日は又レコーディングです!
と言っても
大変なのは工藤さん

頑張れヨシピロくん!

ファイト!ファイト!
ヨ・シ・ピ・ロ \(^O^)/

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