百貨店、原点に戻り文化再興を・・・
カギは「見る楽しみ」の引力・・・と集客に苦しむ日本の百貨店を語るのは
日経新聞3/17 夕刊の文化面に私の好きな評論家で
「ホモセクシャルの世界史」や「スキャンダルの世界史」といった
面白い著書をお持ちの海野 弘氏。
「一見売り上げに結びつかない無駄な知識や文化こそが
実は人々をひきつける。
幾らブランドを並べても、そこに行き着かなければ見られない「何か」がなければ
売り場面積や価格では流行の安い店にかなわないだろう」と語る。
読みながら大きくうなずく。
ヨーロッパから日本に百貨店という文化がやってきたときは
閉鎖的でも高級なイメージでもなくオープンに大衆文化を作り出していたとか。
百貨店が文化的な情報を庶民に発信しなくなったとも言うが
「最新のファッションであれ、ウインドー・ディスプレーであれ、
わくわくする、夢のある何か。
ひとくくりに文化と呼んでいいと思う」
とは、昔の百貨店が持っていた文化なのである。
最近「アバクロ」がとても楽しまれている。
それは、エンターテイメント性に溢れ、わくわくする「こと」が
「もの」(販売)以外にも待っているからだと思う。
商品以外にもわくわく感やキラキラした時間を提供することを
百貨店をはじめ、専門店に求められているんだと感じている。
カギは「見る楽しみ」の引力・・・と集客に苦しむ日本の百貨店を語るのは
日経新聞3/17 夕刊の文化面に私の好きな評論家で
「ホモセクシャルの世界史」や「スキャンダルの世界史」といった
面白い著書をお持ちの海野 弘氏。
「一見売り上げに結びつかない無駄な知識や文化こそが
実は人々をひきつける。
幾らブランドを並べても、そこに行き着かなければ見られない「何か」がなければ
売り場面積や価格では流行の安い店にかなわないだろう」と語る。
読みながら大きくうなずく。
ヨーロッパから日本に百貨店という文化がやってきたときは
閉鎖的でも高級なイメージでもなくオープンに大衆文化を作り出していたとか。
百貨店が文化的な情報を庶民に発信しなくなったとも言うが
「最新のファッションであれ、ウインドー・ディスプレーであれ、
わくわくする、夢のある何か。
ひとくくりに文化と呼んでいいと思う」
とは、昔の百貨店が持っていた文化なのである。
最近「アバクロ」がとても楽しまれている。
それは、エンターテイメント性に溢れ、わくわくする「こと」が
「もの」(販売)以外にも待っているからだと思う。
商品以外にもわくわく感やキラキラした時間を提供することを
百貨店をはじめ、専門店に求められているんだと感じている。