「かげろう」な日々

透析と映画と音楽と、稀に仕事。。あぁ、マルプーの「ぽぽ」のことも書いてみます。

どうしていいかわからない。。

2021-10-15 12:06:27 | 健康
病院の待合室とかで赤ちゃんを抱っこしているお母さんがいて。。
まぁ、お母さんがどうのとかではなくて、抱っこされている赤ちゃんがこちらを見ていて釘づけになっていることがたまにあります。

今日は午前中シャント屋さんに診察を受けに行ってきたのですが。
待っている時赤ちゃんを抱いたお母さんが来院し僕が座っている2,3メートル前に椅子に座りました。
こちらから見ると丁度真横から見る風景で、赤ちゃんは抱っこされながら僕を凝視しています。

、、、こういう時って凄く困ってしまします。。
どうしていいかわからない。。。

取りあえず、目を大きく見開いて赤ちゃんを見つめてみる。。
すると赤ちゃんはうれしそうな笑顔になり、たまに「あ~、あ~」と声に出したりしている。
ただ、ず~っと見ているのも気恥ずかしいのでたまに目をそらしてまた見つめ返してあげる。

そんなことを繰り返していたら、お母さんに気づかれてしまった。。
お母さんはこちらを見てにっこり微笑んでくれて。
いやぁ、マジで恥ずかしい、と思いながらも軽く会釈をする。

お母さんに対して恥ずかしいという気持ちと、それとは別にこの光景を俯瞰で見ている他の患者さんたちがどう思っているんだろうと考えてしまう気持ちと。
ただ赤ちゃんのこうした反応はとても癒されてしまう。。
基本子供とかめんどくさいのですが、よその子は可愛い!

その後も暫く赤ちゃんとにらめっこ!?を繰り返し、名前を呼ばれて診察室に。。

触診で「ちょっとここがボコボコしているなぁ」と言われ「エコーで見てみよう」となり隣室のベッドに。
シャント屋さんの言うことには2か所少し狭くなっているとのこと。
血流も500で前回PTAをする前と同じらしい。。
前回のPTAは7月だったのだが、どうやら僕のは3か月くらいで元に戻ってしまうのだろう。

「シャントが狭まるっていうのは何かしら理由があるんですか?」と聞いてみた。
「う~ん、、そもそもシャントってのは動脈と静脈を繋いで人工的に作っているものだからね、自然の物では無いわけだよね。どうして狭くなるかっていう問いはなかなか難しいんだけど、体が自然に戻ろうとして狭まるっていうのは必然なんだよね。ただ狭くならない人もたまにいるんだけれども」
「あ~じゃあ、ある意味仕方がないってことなんですか?」
「そうだね、このくらいの時期に予防的に広げておいたほうがいいんだと思う。定期的にPTAすることで多分かげろうさんのは一生使えるシャントなんだと思うよ。中には使えなくなっちゃう人もいるしね。あとかげろうさんのはぱっと見シャントには見えないくらい普通な感じだけど、こういうほうが身体には良いんだよね。たまに凄い血管が太くてボコボコしている人いるけど。ああいうのはあまり良くないんだよね」
「そうなんですか?すげぇ、立派な血管だなぁって思っていたけど、、、」
「ああいうのは、シャントに血流が行き過ぎて、体の他の部分に行く血流を取られかねないんだな。だから、体のいろんなところに不具合がでたりするんだね」

たまに透析屋の更衣室で話をする人がいるんだけど、彼は凄い筋肉質で凄いシャントが立派で『へ~』っていつも見ているんだけど。
立派すぎるのもあんまり良くないんだ。。

透析導入の頃シャントを太くしなければいけないってよく言われてたけど、物には限度があるんだなぁと。。
君のは良いシャントって言われて、ちょっといい気分でした。

待合室に戻って同じ椅子に座って再び赤ちゃんと見つめ合って(照)

この子が良い時間を作ってくれたのだと感謝感謝の午前中でした。

PTAは25日にやる予定です。
このところ3か月に1回ペースです。
これからはこのペースで続くのかな。
まぁ、予防的にするPTAは痛くないので、それも良しかな。




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