共生の原則

感情のコントロール

他人に何か言われて怒りを感じることはありますか。
その怒りを暴力という形で発散させたことはありますか。
昔はよく怒りを感じることがありました。
感情をコントロールしようとしても、なかなかコントロールできませんでした。
しかし、出来事(何か言われたり、されたり)とその後の行動の間にはスペースがある、ということを師匠から教わってから、何かあってもすぐに感情的になることはなくなりました。
何かあってすぐに感情的になる、怒ったり、声に出したり、という行動する前に、そういう思考パターンがあるんです。
親や友達、ネットの情報などからの影響で、こういう刺激(言われたり、されたり)に対しては、こういう反応(怒り、行動)というパターンがあるのです。
刺激と反応の間にスペースがることがわかると、そのスペースにどんなパターンを入れるのか自分で選択できるようになります。
直ぐには変わり切れないことが多いでしょうが、自分が取りたい反応が明確であれば、比較的早く反応が変わります。


人は、抱える感情に共鳴した出来事が起こりやすい生き物です。
自らが発信する感情に共鳴した出来事が、自らの経験として起こるのです。
怒りを感じていると怒りを感じる出来事が、恐怖心を感じていると恐怖心を感じる出来事が、足らないと感じていると足らない現実が、実現されることが多いのです。
出来ないと思っていると出来ないことが多く、出来ると思っていると出来ることが多くなるのです。
あなたは、刺激と反応の間のスペースにどんなパターンを置きますか。
もちろん、ムッとするようなことは起こり、一瞬そういう感情を抱きますが、その感情を秒殺して、自らが得たい状態の感情にスイッチします。
慣れると簡単にできるようになります。

人生のコンシェルジュ


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