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被害妄想でゴー!

隊長とぼくらの好き勝手雑記帳。
ひっそり生きていたいんだ・・・。

基本的にまったりでよろしく by.隊長

FF3 第10回(終)~パンドラの箱の底~

2010年02月08日 | 隊長つらつら
その昔、偉大なる魔導士ノアが己の死期を悟った時、3人の弟子にその力を分け与える事にした。ドーガには魔力を、ウネには夢の世界を、そしてザンデには人間としての命を与え、ノアはこの世を去った。悲しみも束の間、ザンデは自分に与えられた『人間としての命』などつまらないものだと怒り、ドーガたちと袂を分かつ。
そして、彼は求める力を見付けた。
この世界を統べる力の根源であるクリスタルをも越えるその力。だが、彼は知らなかった。光でも闇でないその力は、世界そのものを消し去ってしまうものであるという事を・・・。

シルクスの鍵を使い、クリスタルタワーを登って行く。やがて最上階に辿り着いた。
ドラゴンが5体鎮座している。動き出す気配はないが、如何にも怪しい。だからって、どうしようもないので、真ん中の鏡に向かう。と、響き渡るザンデの高笑い。痺れて動けない呪いをかけられた。しかもドラゴンが動き出す。麻痺らせたところをこの魔竜に食べさせちゃえ作戦なのだ。
どうにも出来ない光の戦士を救ったのは、ドーガの魂だった。魂は不滅だから、死んだって助けてくれるんだぜ。そんな訳で、魔竜の動きを封じるため、世界から5人の光の心を持つ者達をドーガが探し出して連れて来る。選抜者は、サラ姫、シド、デッシュ、じいさん4人組の一人、アルス。デッシュ生きてたんだな。

封じてるとこ↑

この隙に奥の部屋に侵入。ザンデが待ち構えていた。いままで何人かザンデの手下が襲ってきたけど、やはり襲って来るときのザンデの決め台詞も「しねい!」であった。思えば、2代目でも「しねい!」って言ってたな。
そうこうして、ザンデを倒す。
だが、もうヤツは来てしまっていたんだ。


光と闇のバランスが崩れた時、ヤツはやって来る。全てを飲み込んでしまう為に。全てを無に帰すために。
ヤツ、暗闇の雲こそ真の敵であった。だが、光の力だけではヤツには敵わないんだ。全ての攻撃は無効化され、波動砲が痛かった。遂に光の戦士たちは力尽きてしまう。
ここでまたもや、ドーガ登場。ウネも一緒さ。既に死んでいる筈の彼等から魂を分け与えてもらい、光の戦士達は復活。だけど、これが最後だ。もうすぐわしらの魂は、もっと大きな魂と一つになる為に行かねばならない。もう助けてあげる事は出来ない。さあ、暗闇の雲を倒す為に闇の世界へいってらっしゃい。

えー、ここで、何にも考えずに暗闇の雲に再挑戦すると、初回と同じでボコ波動砲な目に遭ってしまう。
暗闇の雲にダメージを与えるには、闇のクリスタルの力も借りなければならない。闇のクリスタルも、光と同じように4つある。それぞれのクリスタルの元まで行くと、闇の戦士が現れて、力を貸すと言ってくれる。因に、光のクリスタルに触ると回復してくれたものだが、闇のクリスタルは輝いてるばっかりで回復してくんない。いけずー!
で、闇の力の協力を取り付けたら、暗闇の雲に再挑戦。

ラスボスだ。

の割に、実に親しみ深い言葉遣いの暗闇の雲との最後の会話を楽しんだら、ラストバトルに突入。「しねい!」

暗闇の雲の攻撃法は単純明快。ひたすらに波動砲。パーティ編成は忍者×2、賢者×2だったので、手裏剣しゅっしゅしゅっしゅしゅーと買いだめしといた手裏剣を惜しみなく投げまくる。賢者はひたすら回復。何と言うか、作業的であるが、致し方あるまい。暗闇の雲の最大のウリは、ノーヒントに近い状態で放り出される闇の世界で、闇のクリスタルを触りに行かなきゃダメージを与えられないという演出にあるのだから。

そして、暗闇の雲を撃破した。
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最初は何もない無の世界だった。
ある時、光と闇が出来た。
全てはそこから産まれた。
星、月、水、火・・・・そして命。

時はそれをまた元の場所に帰そうとする。
だが命は更に別のものを生み出した。
光と闇を分け、その輝きをもって世界を照らし出すもの。
希望というエネルギーを・・・・

いつかまた光と闇が重なり、全てが無に帰ろうとする時、それを二つに分ける者が現れる。
忘れてはならない。
その者に力を与えているのは人々の希望だという事を・・・・

時は全てを押し流す。
夢、絶望、愛・・・・
だが、それを受け入れてはならない。
流されてはいけない。
そこに見出さなければならない。

最後に残った一粒の輝き。
全てを照らし出す輝き。
希望を・・・・
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エンディングの始まりだ。



インビジブルに乗り込み、手伝いに来てくれた5人を各地に送り届けて行く。
まずは、アムルに到着。光の戦士だと勘違いしていたじいさん4人組の一人をお届け。残ってた3人が出迎える。来てたのはリーダーって事になっているが、さっぱり見分けは付かないし、見分ける必要性も感じない。
次はサロニア。アルス王子改め、アルス王。大きく育てよ、頑張れよ。
ここでノーチラスに乗り換え、浮遊大陸へ。

カナーンが近づくと、デッシュもここで降りるという。シドとばあさん、デッシュとサリーナの2組に当てられつつ、カナーンを去る。
最後にサラ姫をサスーン城に送ろうとするが・・・もう、鈍いんだから!
サラ姫と一緒にウルに凱旋。トパパやニーナ、村の皆が出迎えてくれる。そして、夜明けとともに風のクリスタルに輝きが戻る。


この後、自分の最終ジョブとレベルが表示され、NPCも出てきたり。全ジョブが動きつつ、スタッフロール。やっぱ忍者は一番可愛くなかった。



以下蛇足。
大魔術師ノアの遺産の一つでザンデが貰った『人間としての命』。ザンデにはそれが不服で今回の騒動が起きたのだが、ウネは3つの中で最高のものだった、と語る。だが、ぱっと見は、どうしたって魔力や夢の世界の方が良いもののように思えてしまう。しかし、エンディングを見れば明らかだろう。
人間の命が生み出すもの、希望こそが最高の力であるからだ。

更なる蛇足。
3代目の世界観は初代に似ている。世界の持つ力の象徴としてのクリスタルの存在や、かつて栄華を誇った古代人の存在など。この初代と3代目の世界観は5代目に色濃く受け継がれる。たまねぎ剣士はどうみてもすっぴん化したんだろう。そしてすっぴんこそ、押しも押されぬ最強ジョブ。自分の素の姿こそ、最強であるのである。俺様最強。

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FC/RPG/■/1990


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2 コメント

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Unknown (スポック)
2010-02-20 01:44:03

この壮大かつセンチなストーリーに泣いたお!!

乙!!!!!
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Unknown (1号)
2010-02-20 23:46:29
無駄に壮大な気がするのは気のせいでしょうか・・
返信する

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