関内どうぶつクリニック 日々雑感

横浜市中区にある動物病院 「関内どうぶつクリニック」 HPから
「日々雑感」という日記だけこちらに移してきました。

ビブちん、お誕生日おめでとう!

2006年04月01日 | 我が家のできごと
 今日4月1日はエイプリルフール、別名バカの日。5年前の今日ビブちんは誕生しました。
 東京の足立区に住んでいた頃、オットが勤務していた動物病院に、あるブリーダーさんがトイプードルの仔犬を数匹連れてきました。その中の1匹は「コクシジウム」という寄生虫に感染してひどい下痢と脱水症状を起こしており、治療にはかなり費用がかかる状況でした。
 こういった場合、悲しいことですがこのような仔犬は早々と見切りをつけられることが少なくありません。そしてその頃ちょうど我が家は2匹目の犬を迎え入れることを検討していました。即座にオットはワタシに連絡をしてきて、その仔犬は我が家の一員となることとなりました。それがビブちんです。
 が。ここからが大変でした。通常コクシジウムは1週間ほどで治る病気ですが、ビブちんには超大量のコクシちゃんがうじゃうじゃいたようで、ひどい下痢はなんと1ヶ月以上も続いたのです(かなり弱っていたのも原因の一つだったようです)。
 下痢がひどいので我々が寝るときはケージに入れます。すると「出してー出してー」と大騒ぎをして一晩中飛び跳ねるのです。きゅーきゅーキャンキャンがしゃがしゃ、一晩中です。寝れやしません。 翌朝、寝不足でよれよれになってケージを覗きに行くと、案の定ビブちんはウ○コまみれ、しかも肉球から血まで出し(一晩中飛んでいた証拠)、ケージの中もウ○コまみれ、下痢ウ○コだからケージの周囲までウ○コは飛び散ってまさに悲惨な状態。
 当時我々は共働きだったため、2人で毎朝6時前に起きてビブちんを風呂にいれ、ケージを掃除し床を拭き、消毒をしていました。そして出勤するためまたビブちんをケージに入れます。夕方ワタシが先に帰宅すると、ビブちんは当然ウ○コまみれ、ケージもウ○コまみれ、ケージの周囲も・・・ の繰り返し。こんな生活が1ヶ月以上続きました。正直ビブちんを迎え入れたことを何度後悔したことか!!

 あれから5年。当時の恩などすっかり忘れ、今でも何か腹が立つことがあるとウ○コ撒き散らし作戦で仕返しをするビブちん、要求が通るまでひたすら飛び跳ねるビブちん、やることなすこと笑えるほどバカなビブちん。超寂しがり屋で1歳児の娘にでもくっついていたいビブちん。オットはこんなビブちんが可愛くて仕方がないようです。
 でも今当時の写真見ると可愛いなあ。今じゃすっかりでかくなって、偽「トイ」プードルになっちゃって。いつまでもバカで元気でいてね、ビブちん。