洗濯機の分解クリーニング(札幌市)

洗濯機の構造から洗剤の使い方まで、洗浄作業1000台を越すプロのスタッフが、現場の視点から、いろいろな疑問を解決します。

ななめドラムってどうなの?

2009-03-23 | 日記
家電量販店には、ドラム式洗濯機が数多く並んでいます。

各家電メーカーは、ここぞとばかりに高価なドラム式を開発・販売しています。

この高価なななめドラムですが、金額に見合う仕事をしているのでしょうか。

私は、好きではありません。(高い割りに良いところが少ないからです。)

もっとも、私が好きな洗濯機は二槽式洗濯機ですが。。。

確かに水道代は安くなりますね。(代わりにヒーター使うと電気代が高くなるけど)

前に書きましたが、洗濯機の気密性に関係するのですが、ドラム式はまさに気密性が高い洗濯機であると言えます。(底に溜まる水はほとんどなくなりましたが。)

以前、某テレビ局の方から連絡があり、電話調査で数人の奥様方から聞かれたらしいのですが

「ドラム式ってカビが生えるんですか。ドラム式は分解清掃できますか?カビで困ってる方が結構いるんです。」

と。これ、そんなに前の話じゃありません。

まずですね、ドラム式は分解クリーニングできません。

したがって、カビやこびり付いたホコリ、石けんカスを取ることが出来ません。

実際、「カビの臭いがすごいの。何とかして。」というお宅のドラム式をクリーニングしたことがあります。

クリーニング方法は、ここでは話せませんが、完璧なクリーニングはできませんでした。

しかし、わかめ(黒カビ)やら、石けんカス汚れやら、黒いものが結構出てきました。

お客様は、臭いがしなくなったと喜んでおられましたが、実際、見えないところがあるので、完璧にはクリーニングできませんでした。
(完璧にクリーニングできないので、今の段階では、当社ではお断りしています。申し訳ありません。)

で、結論ですが、

①乾燥機能をしっかり使用する。

②洗濯が終わったらフタを開けておく。

③適正適量洗剤を使用する。

特に、①ですね。これらを守ればカビは生えづらくなります。

どんな機械でも、使い方ひとつですね。

札幌市での洗濯機クリーニングは、ケイアイ・ライフサポート