洗濯機の分解クリーニング(札幌市)

洗濯機の構造から洗剤の使い方まで、洗浄作業1000台を越すプロのスタッフが、現場の視点から、いろいろな疑問を解決します。

洗濯機のいろいろな機能

2009-03-31 | 日記
電気屋さんに行くと、各社いろいろな分野での製品を新製品として販売しています。

「新機能!!」なんてアピールをしてですね

某大手メーカーにいたので、そこら辺の事情は詳しいのですが、実際新機能はいらないものが多いんですよね

さて、洗濯機についてですが、各社いろいろな特徴を出そうと新機能満載の製品が登場しています。

私自身、乾燥機能は使い方しだいで、とても有用なものと思っています。必要といっても過言ではないかと。

目的は違いますが、洗濯終わりに洗濯槽を乾かすことが出来ると考えれば、洗濯機の健康状態はとても良好になります。

ほか、いろいろな機能が存在します。○○洗浄とか、まあいろいろです。

それら各機能の説明は省きますが、一つ注意!!洗濯槽内が複雑化する機能はあまりお勧めではありません。

もうお分かりかと思いますが、汚れやカビが付きやすいからです。

洗濯機は汚れを落とすもの。その汚れがきれいに流れるものが一番です。

新機能の隠れたデメリット。"要メンテナンス"なんて書いてあるともう意味が分かりません。

シンプルなものが一番。案外家電の行き着くところはソコなのではないでしょうか。

札幌市での洗濯機クリーニングは、ケイアイ・ライフサポート







洗濯機の設置場所(1)

2009-03-24 | 日記
洗濯機に対しての湿気の話を何度かしましたが、「設置場所」というのもとても重要なファクターであると言えます。

たいていユーティリティ(洗面所やボイラーが置かれている空間)に設置するようになっています。ここは、たいへん湿度の高い空間です。

窓が付いている場合は、換気をしてみたり、換気扇(お風呂の換気扇でも)をまわしたりして、空気を動かすことが重要になります。

これは皆さん気にされていると思います。

それでもまだ心配という方、新築だからカビは絶対いやという方、良い考えがあります。

洗濯機の四つ角に、例えばブロックか木材で、洗濯機に足をつけ、設置場所を少しでも高くする方法です。

これはメリットが多いです。

こうすることで、まず、風が抜け、湿気が分散しやすくなります。

また、掃除しやすく洗濯機の裏まできれいに出来ます。

結構実践している方も多いのではないでしょうか。

ちなみにこういう台売ってますね。

注意と言えば、ブロックでフロアーを傷めないようにすることと、床に直にゴムマットを敷かないこと(ゴムやけで床が変色します。)です。

今度、集合住宅(マンション・アパート)の設置場所の話をします。

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ななめドラムってどうなの?

2009-03-23 | 日記
家電量販店には、ドラム式洗濯機が数多く並んでいます。

各家電メーカーは、ここぞとばかりに高価なドラム式を開発・販売しています。

この高価なななめドラムですが、金額に見合う仕事をしているのでしょうか。

私は、好きではありません。(高い割りに良いところが少ないからです。)

もっとも、私が好きな洗濯機は二槽式洗濯機ですが。。。

確かに水道代は安くなりますね。(代わりにヒーター使うと電気代が高くなるけど)

前に書きましたが、洗濯機の気密性に関係するのですが、ドラム式はまさに気密性が高い洗濯機であると言えます。(底に溜まる水はほとんどなくなりましたが。)

以前、某テレビ局の方から連絡があり、電話調査で数人の奥様方から聞かれたらしいのですが

「ドラム式ってカビが生えるんですか。ドラム式は分解清掃できますか?カビで困ってる方が結構いるんです。」

と。これ、そんなに前の話じゃありません。

まずですね、ドラム式は分解クリーニングできません。

したがって、カビやこびり付いたホコリ、石けんカスを取ることが出来ません。

実際、「カビの臭いがすごいの。何とかして。」というお宅のドラム式をクリーニングしたことがあります。

クリーニング方法は、ここでは話せませんが、完璧なクリーニングはできませんでした。

しかし、わかめ(黒カビ)やら、石けんカス汚れやら、黒いものが結構出てきました。

お客様は、臭いがしなくなったと喜んでおられましたが、実際、見えないところがあるので、完璧にはクリーニングできませんでした。
(完璧にクリーニングできないので、今の段階では、当社ではお断りしています。申し訳ありません。)

で、結論ですが、

①乾燥機能をしっかり使用する。

②洗濯が終わったらフタを開けておく。

③適正適量洗剤を使用する。

特に、①ですね。これらを守ればカビは生えづらくなります。

どんな機械でも、使い方ひとつですね。

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洗濯機の乾燥機能について

2009-03-20 | 日記
乾燥機能の付いた洗濯機を最近良く見かけます。

とても便利な機能ですが、実際この機能を頻繁に使っている方は意外と少ないように感じます。

その理由は、

①電気代がかかる。

②乾燥時間がかかる。

③完全に乾燥しきらない。

などがあげられます。(ちなみに当社のみの情報です。)

実は、私も付いているのに使っていません。(完全に乾ききらないからです。)

便利かと思い、購入時は使おうと思っていたのですが・・・・

で、ここで、乾燥の仕組みをちょっと。

ほとんどの洗濯機は、洗濯槽に風を送るための管が付いていると思います。

ヒーターで暖められた温風が、その管を通って洗濯槽にいき乾燥させます。
(ちなみに温風じゃないものもあります。)

そして、気密性を高めるため、フタにはゴムパッキンが付いているはずです。(温風が逃げないように)

で、問題点が1つ浮かび上がります。

「湿度」です。

「洗濯機内を完全に乾かしてしまえば良いが、使い終わった後フタを閉めてしまうと、気密性の高さから、洗濯機内の湿度が高くなる。」

つまり、カビや雑菌が生えやすいということ!!

乾燥機能を使っている方も、使っていない方も、必ずフタは開けておくように心がけましょう。

札幌市の洗濯機クリーニングは、ケイアイ・ライフサポート