(1週間前の長文です。覚悟して読んでください。写真がアップできません
のちに挙げますのでそれまでは文章だけでご勘弁を・・・)
10/16(土)
自由人の姉 ikuがここ数年『脊柱管狭窄症』による
腰痛に見舞われ、我慢も限界になり手術をした
腰が痛いだけならばまだしも、歩行時に足に痺れが出た為、メスを入れる気になったらしい
埼玉の自宅からは少し離れた、TVにも出たこともある『スーパーDr.』にお願いした
その病院の現在の手術待ちは初診からは10年という・・・
しかしikuは、運良く「半年待ち」の手術となった
手術は約1週間前10/8(金)に行われた
私たち夫婦は「こりゃあ、
お見舞いに行かねばなんねぇべょ」と予定を企てた
山形から朝7時過ぎの新幹線で出発
途中、埼玉に住む息子のアパートへ寄り道し、そこからは息子にナビしてもらいながら電車を乗り継ぎ、午後1時前には都内・府中市の病院へ到着です
玄関近くから携帯で「着いたよ」と云うと、ikuはゆっくりではありますが、階段を杖も使わずに降りて来るではありませんか
ビックリです
やはり『スーパーDr.』と言われる由縁はこんなところにもあるのかもしれません
リハビリ代わりに昼食を外でとろうとしましたが、近辺の土地勘のない私たちは、何処へ行ったらよいのか見当も付きません
そこで、『自由人iku』の提案です
「月島へもんじゃを食べに行こう」
「あんだって?月島ったら、マルっと反対側だしょうが?」
ここで、お暇な方は東京地図をおっぴろげてくださいまし
東京都府中市は埼玉寄りの北西部
月島っつったら、千葉寄りの南東部
どう見たって真逆 まるっと逆
電車でも乗り継ぎ
1時間近く掛かっちゃうんじゃないの
外出の範囲を完全に逸脱しています
私が、北海道で手術した時に『真駒内の病院から、小樽に寿司食いに行こう』てなモンです(少し例えがおかしいかな?でもあまり気にしないでください)
しかし、kazu家も誰一人反対する者はいません
むしろ、今夜泊まるホテルに近いところ(汐留)なので歓迎ムード
(何しに来たんじゃ~~~と、言われそうですが・・・)
駅までの歩行時や、電車の昇降・電車の揺れには、一応「大丈夫?」とikuに気遣うモノの、もう本来の目的である『お見舞いモード』は、一変しました
ただの『東京B級グルメツアー』の、始まりです
ikuがよく行くというもんじゃ屋さんに到着しました
時刻は、午後2時過ぎ
私だけ外が明るいうちから
生ジョッキ片手に、ご満悦

「やっぱ、本場のもんじゃは旨いワ」
「ホフ ハフ」
「ッチッチ」
てんでに、パクついています
もんじゃ3種類
お好み焼き1種類
完食~~
4時にもなった頃でしょうか、ikuは、「そろそろ帰る」ということで、最寄りの駅で解散となりました
入院中の患者が月島から府中の病院へ、たった1人で帰って行ったのです
もう、完全にお見舞いではありません
私たちはそのまま今夜宿泊するへと電車に乗りました
もちろん息子がナビ担当、迷うことなくホテル到着
もう辺りは薄暗くなってきましてね
『秋の日はつるべ落とし』良く言ったモノです
ホテルの部屋からは東京タワーが綺麗に見えました

ひとっ風呂浴びて、イザ晩飯に備えました
・・・といっても、まだもんじゃを食ってから数時間しか経っていません
しかし、人間というモノは、不思議なモンです
暗くなったら暗くなったで、自動的に夕飯モードになってしまうじゃありませんか
「サラリーマンの聖地」新橋のガード下へやってきました
土曜の夜とはいえ、ガード下には多くの親父たちはホルモンの焼ける煙に霞んでいます
負けじと、一番とケムたい店をチョイス
旨かった 実に旨かった
しかも、お安い これ、魅力
息子と妻は全くお酒は飲めませが、コーラとウーロン茶でつきあってくれます
久しぶりに『親子 水入らず』の時間となりました
酔いも回り、そろそろお開きの時間となりました
息子とも別れて、妻と手をつないでホテルまでの、短いデート
「今日は、来てよかった」
「ホント、よかった」
とりとめのない会話をして、私はホテルに着くなり『重症・記憶喪失者』になってしまったことは言うまでもない
が翌日は、五十路(いそじ)のkazu親父は、いつもどおりに6:00には目が覚めました
隣ではまだ妻が白河夜船
気を使いながら、テレビを小音で着けていましたが、さすがに8時過ぎにはようやく起き出した妻、
起きがけに一言「朝食、行かないと・・・」
まだ食う気かよ そう思った方も多いハズ
いえいえ、本日も(喰う)予定が ビッチビチ です
10時前にはチェックアウト
まずは、浅草方面で今が旬の「スカイツリー」を観なければ話になりません
浅草・浅草寺は、以前「はとバスツアー」で見学しましたが、時間に追われ、ゆっくり仲見世どおりを散策というわけにもいかず、お目当ての『老舗・天丼』を食いそびれておりましたので、今日は必ず達成しようというのが第一目的でした
お店発見
が、開店時間前にもかかわらず、お店の角を囲むように、もう長蛇の列が出来ていました
しかし私たちは、まだ朝食から2~3時間しか経っていません
さすがの私もこの腹に天丼はきつい
しかしここで、「甘いものならいただける」という妻の『別腹』が飛び出しました
老舗・甘味処の暖簾をくぐりましたよ
あんみつ
ぜんざい
こちらも、また甘露×2
腹ごしらえに、河童橋道具街まで散歩と洒落込みました
浅草から河童橋までも道のりの途中、ふと振り返るとスカイツリーが真正面に・・・

しかし、日曜の河童橋は休みの店が多く、半分も開いていない状況でした
何を買うわけでもなく、ただブ~ラブラ
結局にんにく絞り(つぶし?)を買っただけ たったの¥380
そろそろ、腹も落ち着いてきたところで先程の長蛇の列の、老舗の有名天丼屋さんへと戻りました
時間はもう午後2時をまわっていましたが、まだ行列は途切れていません
最前列の方に待ち時間を問うと「20分」と
さほどのことではありません
案の定、20分も過ぎた頃、私たちの番がやってきました
のれんをくぐり、辺りを見回すとなるほど、レトロな昭和が感じられます
これぞ老舗
妻は大好きな海老4本乗った天丼

私は、海老2本+かき揚げ

タレが真っ黒でビックリしましたが、しょっぱくもなく、まずまず
ただ、(ケチをつけるつもりはありませんが)ドンブリに蓋をしてから時間が経ったか?
それとも、あまりの混雑で、揚げ置きしてるのを出されてしまったか?
天ぷらの命ともいえる、衣の『サクサク』が、ひと口めから『ベチャベチャ』でガッカリでした
営業妨害になってしまったらごめんなさい
でも、本心です あれがサクサクだったらどんなにか旨かったことか・・・残念でした
場所を浅草から、上野へ移動
夕方の新幹線まで時間をつぶしました
上野・アメ横でお茶を飲んだり、ふ~らぶら
午後10時には無事に自宅へと戻りました
しかし、歩いた、歩いた
これも、人工股関節になったから出来たわけです
でなかったら、行けねぇって
翌日は、しっかりと「向う脛(ずね)」が筋肉痛でした