おーえん堂奮闘記

実家に戻り要支援2父と要介護2(H30,4月要介護4)母と同居、久々の地元に溶け込もうとしているおじさんの物語

人生暇つぶし

2020-08-27 | 原町

一番やりたくなかった仕事をはじめて2ヶ月になろうとしている。中学校の用務員、我々の子供時代は小使いさんと呼んでいた職業である。蛍光灯が切れたといえば脚立に登って交換し、夏の暑い日差しを浴びて草むしりや触ったこともない刈り払い機で草刈りをしたり、側溝の掃除、へびが出てくれば追い回し、他の学校や教育委員会にお使いを頼まれ物を運んだり少額のお金の銀行でのやりとりなど、カッコよく言えば環境整備、事務連絡担当というところか。それこそ小学校や中学校の時には小使いさんにだけはなりたくないものだと少し上から見ていて、私はもっと楽でカッコいい職業につくと思っていたような気がする。

今、実際に用務員をやってみて、確かに暑い日に汗だくになって草刈りを続けたり、触りたくない側溝のゴミを拾ったり、今までは嫌だと思っていたことばかりなのに、なぜか楽しいのです。自分でもなぜ用務員をやってみようと思ったのか、よくわからない状態です。

たまたま、コロナなどのこともありリタイア後に始めていた様々なボランティア活動が一時休せざるを得ない状況となり、これから何をして生きていったらいいのだろうとぼんやり思った時にこの仕事が舞い込んだせいなのかも知れない。

もし今も海外旅行に行ける環境であれば休みの取りにくい継続的仕事はおそらく考えもしなかったことだと思う。それが今、山の中のヘビやイノシシ、蜂の巣や蜘蛛の巣いっぱいの中学校で日々小使いさんをやっています。

草刈りをしながら、「なんでこんなことやってんの?」と自問自答することも多いですが、多分、良い暇つぶしを見つけたということだと思う。

今日も暑かった、疲れてぐったり。

さあ風呂にでも入って焼き鳥でビール。また明日もがんばろう。


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