小さいころ、母の美容院についていったとき
ついていったけど、私はとても暇でした。
空を見ていたら川原の近くの電線に小鳥が1羽
鳴き声は覚えていないけれど、チュンチュンだか、ピヨピヨだか、ピーロロロロローだか
なんだかそんな感じで鳴いていました。
見たことのない鳥で、鳴き声だってあまり聞かないもので
あの鳥はいったいなんて名前なんていうんだろう
ぼーーーーーーーーーーーーーーーーーっと
飽きずに私が鳥を見ていると、おばさんと話していた母が気づいたらしく
「何を見てるの?」
と聞いてきました。
「鳥が・・・」
鳥が何したんだろう。いや、見てただけだけど・・・
そこでパーマ屋のおばさんが
「子どもって、感受性が強いって言うじゃない?
ああいう風に鳴いてる鳥を見て、何かわかったりする子もいるんだって」
へーそうなんだー幼心にそんなスピリチュアルな話しがあるのかぁと思ったか思っていないかはさだかではありません。
「あの鳥はなんていっているの?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
((((°д°;)))))
もちろんですが、私にはスピリチュアルの力はありません
子どものころにもありません
まってよ、どうするのこの空気・・・
そこまで思ったかはわかりませんが、とりあえず
私には小鳥の声は聞こえませんでした
期待のまなざしで見るおばさんに、私は一種のプレッシャーを感じました
この思いに答えなければ・・・
かといって、
「とりさんがね、あっちになにかがあるっていってるよ!」
なんて、あんまり恥ずかしいことを言いたくはない
私が探すのは無難かつ、期待に応えられそうな言葉
小さいながらに考えました。
そういえばこの前、虫○Q?だかアニ○Qだかでいってたな・・・
たしか、小鳥が囀る理由って・・・
「うーん…呼んでる気がする・・・」
そう、鳥が鳴く理由として繁殖するために他の鳥を呼ぶというものがあった・・・(気がする)
そう、私は無難かつベストな答えを導き出したとそのとき、感じました。
おばさんの反応は・・・
「そう」
そういっておばさんは仕事に戻ったのです
(^_^)
東京には珍しい鳥も案外普通に散歩したりしてますね(飼われてるやつ)