goo blog サービス終了のお知らせ 

猫Sとベリーの日常

我が家の愛猫 『チロ』と『ルー』、そして私ベリーの日常です。

サンタクロース

2006年12月24日 | トールペイント
昨日は、クリスマスケーキ騒動があったにもかかわらず、
なんだかすっかり「クリスマス」の事を忘れていました!
(どーゆーこっちゃ!)

という訳で、クリスマス作品の最後は、サンタクロースです。

    

プレゼントをたくさん背負っています。



袋が破れて、プレゼントが落ちそう…。

あったかそうなコートがお気に入りデス。




この作品は、毎年玄関を飾ってくれています。

メリークリスマス!!


クリスマスまであと……の第2弾。

2006年12月01日 | トールペイント
というわけで、本日は、サンタさん二人組みです。



この人たちの身長は28cm。
かなり前の、外国の方のデザインで、今ではもう
入手困難かもしれない白木素材でした。
たまたまヤフオク(ネットオークション)で見つけて、
格安で落札したのでした。

入手したものの、デザインの下書きもなく、付いていたのは
カラー写真1枚のみ。
それをカラーコピーで拡大して、なんとか白木に合わせて
下書きラインをとり、色は写真から見繕って調合しました。

サンタクロースは赤い服が定番ですが、(この前テレビで、
元は違っていたけど、コカコーラの宣伝のため赤にしたところ、
これが定着して広まった…という裏話を見ましたが!)
ブルー系の服のサンタも素敵だな~vvと思って、
この色は絶対描きたかった色です。

自分で立ってくれるので、どこでも飾れて便利な二人デス。


クリスマスまで あと一月

2006年11月25日 | トールペイント
という訳で、クリスマスの作品をちまちまと紹介していこうと思います。

第一弾はこちら。
マザーグースのツリーです。(古屋加江子さんデザイン)
三つのストーリーの主役が、雪の中を行進しています。

     

バックが水色という、異色なデザインが新鮮でした。
絵を描く前に、パテのようなものをスポンジに着けて叩いているので、
表面全体がボコボコしています。
ただの合板が、ちょっと違った素材に生まれ変わって、
お得感があります♪
初めての時は、描きにくいかな?と危惧しましたが、意外に描きやすいので
ちょっとハマってしまいます。

     

全体を描き終わったあと、ブラシで雪を散らしてあります。
ツリーの厚みの所と、足元の白いのは、スノーテックスという素材で
雪を表しています。

なんだか見ているだけで寒い…。


オランダの『ヒンデローペン』作品

2006年11月14日 | トールペイント
  

これは、うちの玄関で活躍している「傘立て」と、
「ゴミ箱」のつもりで作ったけど、なんか思い切れなくて実用化に至らず
飾りと化している「ゴミ箱」です。

どちらも、白木の素材に描いたトールペイント作品ですが、
これらは、オランダの「ヒンデローペン」という種類の技法です。
有名な工芸品に、オランダの木靴がありますが、これに描かれているのも
ヒンデローペンです。
独特の模様と、色合いが特徴です。

元はもっと大きな作品用に用意されたデザインですが、
いつもの事ながら、私の描きたい素材に合わせてサイズ変更をし、
形に合わせてデザイン変更をしています。
(元のデザイン:曽和信子さん)

           
          こちらは、ゴミ箱の正面です。

写実的な作品を描き続けていると、時にこういう作品に
浮気したくなるもので、一時期、ヒンデローペンにハマって
いろいろな研究をしたものでした。
別の物に、お揃いのデザインを描くことにも、この頃ハマって
いました…。
家具としては、とても重厚な感じが出て、描き甲斐のある作業です。


トールペイントでマザーグース。

2006年07月26日 | トールペイント
『マザーグース』は、イギリスやアメリカの子どもたちの間で
古くから伝承されてきた童謡です。
ナンセンスなものばかりですが、世界中で様々な映画や音楽の中に
引用されていて、とても面白い世界です。  

これは、そんなマザーグースの唄をもとにした図案の作品です。
引き出し付きの小物入れなので、一段ずつ、違う唄の図案を
描いてみました。
                     (古屋加江子さんデザイン)

     
     

     トップは、卵の『Humpty Dumpty』。
     塀の上に座っていたハンプティ・ダンプティが落ちて 
     割れてしまい、王様の全ての馬と家来を集めても、
     もう元には戻せなかった…というお話の唄です。




1段目は『Ring-a-ring O'roses』。
子どもが輪になってぐるぐる回る、かごめかごめの様な遊び唄です。
実は、17世紀ロンドンで大流行したペストの事を歌った、
恐ろしい意味合いがあるそうです。


      

      2段目は『Three blind mice』。
      三匹の盲目のネズミが、農家のおかみさんを追いかける唄。
      ヨーロッパでは最もよく知られている輪唱歌で、
      ビートルズの歌でも引用されているそうです。




3段目は『Little Bo-peep』。
羊飼いのボー・ピープが迷子の羊を見つけると、シッポをどこかに
置き忘れていて、後日、木に並べて干してあるのを見つけて
涙をぬぐいながら縫い付けた…という唄です。


     

     4段目は『Punch and Judy』。
     パンチとその女房ジュディの、パイの取り合いを歌った唄です。

チェリーのかご盛り。…トールペイント

2006年07月21日 | トールペイント
   

これは、かごに入ったサクランボを描いた、騙し絵みたいな作品です。


本来は、専用の白木素材を購入するようになっていますが

私は空き缶に描いています。

たまたま家に、ゴーフルの缶が転がっていたのでリサイクルです☆



さくらんぼは沢山あるので、影(シェード)を入れるのも

光(ハイライト)を入れるのも、統一した方向から入れることを

常に考えて入れることが大切です。




側面のかご部分も、沢山のさくらんぼも、一つ一つ描き込んでいくうちに

だんだん立体感がついてきて、なんだか嬉しくなる作品でした。
     
               
Marsha Weiser デザイン

木目を描く

2006年07月18日 | トールペイント
     

この作品は、木目を描くのがメインだったもので、
やりだすとなかなか面白く、ちょっとハマってしまいました。

下地に使う色や、木目に使う色によって、全体の雰囲気が全く変わります。
この作品は、薄いピンク系を下地に使い、木目には明るい茶系を使っています。

マガジンラックを完成させたあと、木目やうさぎの図案がとても気に入ったので
またもう一つ描きました。
ホームセンターで格安で購入した、トイレットペーパーラック(?)です。

             

    普段は同じ物を描かない私ですが、実用品となると、
    お揃いの物もなかなかいいものですね。
        もう一つくらい描けばよかったかな。


バードハウス

2006年07月16日 | トールペイント


これを描いた当時、日本ではまだバードハウスの白木素材は

ほとんど見かけませんでした。

これは、アメリカにいた時、たまたま買っていた白木のバードハウスで、

実際に野鳥が入れるような作りになっているようです。

   

あえて、カントリー色の強いバードハウスの絵を描いています。



トールペイント/The Potting Shed (植木鉢小屋)

2006年07月12日 | トールペイント
これまた何年も前に描いた作品。

額と中身が別々になっているので、薄い板を用意すれば
いくらでも違うものが描ける、便利な素材です。

この作品は、主に「ウォッシュ」と言う技法で描いていて、
文字通り水を多めに使って、木目がうっすらと残るような描き方に
なっています。

上の段の奥の植木鉢や、バックの板などは、一面同じ地色に塗ってから
影とハイライトだけで立体感をつけています。

この技法は、普通の描き方にはない難しさがあったり(塗り直しがききません)、
色を重ねる事への新しい発見があったりで、
やり始めるとかなりハマってしまいました。
                       (Linda Lock デザイン)

★☆アメリカンカントリー☆★

2006年07月11日 | トールペイント
これまた懐かしい作品。
トレーに描きました。
なんとも言えない、あったかい雰囲気が大好きな作品です。
カントリーの本場、アメリカの Ardi Hansen デザイン。

日本でトールペイントが流行り始めた頃、この人の作品が 一世を風靡しました。
おじいさんとおばあさんのシリーズをはじめ、子供や動物のデザインも 沢山あって、
どれもコミカルに、だけどリアルに描かれています。

この、のんびりとした時間の過ごし方、実にアメリカらしいと
思いませんか?
なんだか、薄暗い小屋の中の匂いまでしてきそうです。。。