< 日本の空から姿を消すボーイング747-300(クラシックジャンボ)。関西空港発沖縄行き日本航空便のラストフライトに日航職員らが手を振り見送った =30日午後2時すぎ、大阪府の関西空港 (産経新聞社 飯田英男氏撮影)>
3名乗務のクラシックジャンボが先月末で引退しました。
これでフライトエンジニアの乗る機種はなくなり、二名乗務が基本となりました。
時代も変わり、フライバイワイヤやグラスコクピットも当たり前、エアバスにいたっては安定方向に導くように無理な操縦ができない縛りまであり。(その縛りのバグというか禁止動作に引っかかって関西では中華航空機が墜落しました)
A380も登場し、BOEINGは787を来年よりリリース予定、
ジャンボの席はA380になるのでしょうか?でも、ユーモラスな747の方がジャンボと呼びやすいですね。(グラスコクピット化された二名常乗務の747は暫く現役だと思いますのでやっぱりジャンボは747だな!)
※フライバイ・ワイヤ
パイロットの入力はコクピットで電気信号に変換され、電線(wire, ワイヤ)によって飛行制御コンピュータを通り油圧アクチュエータに伝えられる。アナログコンピュータを使用した初期のものはアナログFBW、デジタルコンピュータを使用するものはデジタルFlyByWireと呼ばれる。
※グラスコクピット
従来のアナログ表示の針や文字盤の計器ではなく、デジタル化し複数の計器をブラウン管ディスプレイ(CRT)や液晶ディスプレイ(LCD)に集約表示したコックピットのこと。画面表示はボタン一つで必要な種類に切り替えられる。一般的には、計器が減ったコックピット。
民間の旅客機では、1982年に就航したボーイング767型機が最初に採用した。この技術は、スペースシャトルのオービタでも使用されている。
787のグラスコクピット例