日々是好日

「日々是好日」をモットーの日常を気のむくままに・・・

快挙と会期(6月15日)

2010-06-15 | Weblog
日本がサッカーW杯南アフリカ大会1次リーグ予選でカメルーンを1−0で下した。世界ランキングは日本45位カメルーン19位 日本国外でのW杯で未だ勝利の経験無くしかも相手は格上 勝たぬまでもせめて引き分けを・・ しかし奇跡は起こった エライ よくやった ご苦労さん だ。 7年間も良く頑張って無事帰還した小惑星探査機「はやぶさ」に続いてのこの快挙 日本に関してマイナスニュースの多い昨今だが「イヤイヤ日本もまだまだ捨てたものではない」との想いを久しぶりに抱かせてもらえた。 「はやぶさ」については「月以外の天体に着陸し史上初めて帰還した宇宙機」と「世界で最も長い年月となる2592日の航海から帰還した宇宙機」という二つの記録を宇宙航空研究開発機構がギネスの世界記録に申請したという。 日本国民に夢と希望を与えてくれた「はやぶさ」 しかし民主党政権は後継機「はやぶさ2」について冷たい仕打ちをしている。自民党政権時2010年度予算として当初17億円の概算要求されたものが「2番じゃダメなんですか・・?」の事業仕分けで3000万円に・・。 膨大な予算を必要とする子供手当てには偽装まで入った外国人の「お金ください」の申請を全国規模で許す一方で 仕分けられた「はやぶさ2」は計画に着手すらできないのだとか・・。 菅首相は昨日「はやぶさ」の地球帰還を受けプロジェクトを率いた宇宙航空研究開発機構の川口淳一郎教授に電話し「帰還は奇跡的で日本の技術の高さを世界に強くアピールした」と祝意を伝えはしたようだが 人類初の快挙でありながらも公式の首相談話は無いところをみると 科学立国は口先だけで参院選を意識してのばら撒き優先では・・?と勘ぐらざるを得なくなる。 所信表明に対する野党の予算委での質疑のための会期延長要求に一顧だに与えず衆参両院での昨日今日の代表質問のみで明16日閉会とする民主党 直近の世論調査での驚異的な支持率回復に ボロがでないうちに早々と選挙をとの意図が見え見えだ 国民もなめられたものである。 それにしてもご祝儀相場もあるとはいえ菅内閣及び民主党へ支持を表明した人たちのモノサシはいったいどうなっているんだろう?政権を取って以来の現時点まで見るべきモノっていったい何があっただろう。評判の事業仕分けも財務省の筋書きに踊らされただけのものだとの評価も聞く。 参院選まで1ヶ月弱 ムードに流されること無く冷静に候補者を見極め投票しなければと強く思わされる昨今である。