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Gym&Edu blog

教育時事に関すること、体操競技に関することを中心としたブログ。

ローユンについて

2007-09-19 23:27:33 | 体操
 久々に書きます。わざわざ読んでくださっている方、筆不精ですみません。

 北九州までインカレを見に行きましたが、その話はまたの機会で今日は別のことについて。

 さて今日は床のローユンという技について。
 ローユンとは「側方屈身2回宙返り3/4ひねり」のことです。現行ではE難度に位置づけられていますね。

 このローユンという技、文字通り中国の楼雲(lou yun)選手が1986年に発表したものです。何の大会かは知りません。

 ちなみに跳馬にも「ローユン」という技があるので足に強い選手だったようですね。
 床の動画があったのでそれを載せておきます。残念ながら「ローユン」の発表前の演技ですが。

http://jp.youtube.com/watch?v=70NUkeZoDQ

 1コース目が後方伸身ダブル、2コース目が李月久(側宙転)、ラストがムーンサルト。

 昔の床でこれですよね?!すごいですね~。
 ローユン選手は鉄棒の降りの伸身ムーンサルトで足を開いていたそうで(無駄な動作だと解説の方がいったとかいわなかったとか言われていますが)、それを床に応用したのかもしれませんね。

 この技、僕が体操を見だして以降まったく見たことがありませんでした。
 この技の存在を知ってから河合楽器の平本選手、ロシアのボンダレンコ選手がやっているらしい、とうわさで聞いたことはありましたが見たことはありませんでした。やはり危険が伴うし、以前のルールではリスクを冒すほどの魅力はなかったのかもしれませんね。

 ところが現行ルールになって、テレビで見られるようになりました。
つまり、有名な選手が実施するようになりました。(といっても僕が知る限り2人ですが・・・)
 一人はドイツのハンビュフェン選手。

http://jp.youtube.com/watch?v=UucMSgwkHKs&mode=related&search=

 先日は伸身新月面に変えていましたが、その前はローユンを使っていました。
 
 もう1人は日本の沖口選手。

http://jp.youtube.com/watch?v=inS68uA8usQ

 ローユンから切り返し前宙伏臥(B)にまでつなげています。この組み合わせは沖口選手だけじゃないかな?スタートバリューは6,6と種目別で優勝したヒポリト選手と同じだけに、これからが期待大ですね。

 側方系で2回、回るのはやはり難しいのでしょうか。その辺の感覚はまったくわからないのでどのような感覚なのか聞いてみたいものですね。

 新採点規則のもと、4回までしかできなくなった後方系、前方系の節約のためにネコ宙(アラビアン)ダブルを1コース目に持ってくる選手が以前に比べて増えています。側方系で最も高い難度を持つ「ローユン」をする選手もこれから増えてくるでしょうか。楽しみですね。


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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はい♪♪ (きょうへい)
2007-09-21 20:48:45
スワンダブルで足開いてるやつならみたことあるんですけど…きっと回しにくくなるんでしょうね(;_;)

ってかさっそく書いてくれましたね☆
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Unknown (もっちぃ)
2007-09-22 17:03:05
たまに、女子の段ちのおりで開脚ダブルいるよね。

ぼちぼち書いていくわ。
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