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Gym&Edu blog

教育時事に関すること、体操競技に関することを中心としたブログ。

夏休みの短縮

2006-08-26 00:23:17 | 教育
 http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006082400083&genre=F1&area=K1C

 京都市の学校では9月までに新学期が始まるそう。
 この新聞の学校じゃないけど、昨日ボランティアに行った中学校も今日(24日)から授業を開始するといっていた。こちらは2学期制なので、少しシステムが違うかもしれないけれど。

 ゆとり教育、学力低下云々言われているけれども、子供たちは僕らのとき以上に頑張ってるんですね。。
 9月まで夏休みじゃないなんて・・・って感じてしまいますけどね。

少年犯罪

2006-06-29 21:17:16 | 教育
放火・殺人容疑で長男を逮捕 奈良・母子死亡 (朝日新聞) - goo ニュース

 だいぶ報道も落ち着いてきましたね。この事件が起きてから1週間が経ちましたが、本当に哀しい事件だと思います。

 犯行の残忍さ、加害者の稚拙さにも、もちろんそれは感じますが、それ以上に学校教育があれほど力を入れていた、と言われる「心の教育」が何の役にも立たなかったことに悲しさを感じました。
 約10年前に社会を震撼させた神戸市で起きた連続少年少女殺人事件後、文部省(当時)は「新しい時代を拓く心を育てるために」-次世代を育てる心を失う危機-という答申を出しました。
「新しい時代を拓く心を育てるために」-次世代を育てる心を失う危機-
 これによって、道徳教育も強化されたはずでした。けど、こういったことが起こってしまうんですよね。
 実際「道徳」が系統的に取り扱われていることは少ない、ということも聞きます。確かに、現場にそんな暇はない、という声もあるかもしれません。
 けれども、やはり学校には知育のみならず徳育も求められていると、この事件を知ってさらに感じました。

分身

2006-06-26 20:25:40 | 教育
 「私にそっくりな人がもう一人いる。あなたにそっくりな人がもう一人。札幌で育った女子大生と、東京で育った女子大生…。宿命の二人を祝福するのは誰か。追跡と逃走の遥かな旅が始まるサスペンス。」(アマゾンから引用)

 クローン技術で生まれた2人の少女の話です。スリリングですごく面白い小説です。
 しかし、クローンは小説の話であって、実際にヒトにおけるクローン技術は確立していないと言われています。何年か前どっかの宗教団体が成功したと、報道がありましたが本当ではなかったようですしね。
 
 ところで、クローンとは少し違いますが、こういう生殖技術が成功したようです。
 東京農業大チーム、卵子だけでマウス誕生に成功

 卵子だけで、子供が・・・。恐ろしいですね。SFみたい。これはマウスの話でもちろん人間への応用はまだまだ技術的にも不可能ですが。

 クローンにしても上のような技術にしても、技術的に可能になっても「倫理的問題」が付いて回ります。どこまでが許されてどこからが許されないのか。そういうことを考えられる知識や能力をこれから身につけさせる必要が、学校でも課題になってくるだろうと思っています。まぁそういうことを卒論のテーマにしています。

授業がわからん

2006-05-23 13:16:07 | 教育
「授業わからん」中学の窓22枚割る 3女子生徒を逮捕・補導 住吉区 (産経新聞) - goo ニュース

 直接、教師にわからない気持ちをぶつけることが出来なかったんでしょうね。もちろん良いことだとは思いませんが。
 現場では実際こうした意思表示をしてくれる生徒は少ないように思います。じっとわからないまま50分我慢する。苦痛だろうなと思います。どれだけそうした生徒に気付いていけるかが、大きな課題なのでしょうね。

校則問題

2006-05-13 18:15:16 | 教育
地毛の茶髪を染めないため恩師の離任式参加を拒まれた娘

 こういう記事が読売新聞に出ていました。

 僕の知っている生徒も、入試前、地毛が茶色いからとから面接で不利になると学校側から言われ、黒く染めていました。このことを聞いたときはやりすぎでは?と思いました。
 今回の事例もこれに似たケースのようです。

 しかし、記事の中に「髪とか服装など、実に些末(さまつ)でどうでもいいことを、「服装(髪型その他も)の乱れは心の乱れ」などといって、あたかも本質的な問題のように生徒と親に対して“指導”することは情けないし、地毛をあえて染めなければならないなど常軌を逸しています。」とあります。これにはどうも賛同しかねます。僕も以前は「髪や服装のことは瑣末なことだ」と考えていた時期もありました。しかし、昨年ある学校に入らせてもらってからは考えが変わりました。細かいことは述べませんが、その学校に入って実感したことは「校則は校則そのものに重要な意味があるわけではなく、校則を守ることそのものに意味がある。」ということでした。髪や服を瑣末なことと考えて目をつぶっていると学校はどんどん坂を下るんだろうなと思います。もちろん、生徒は行き過ぎた指導に対しては、抗議する権利を持たなければならないとは思いますが。

教科書無償化廃止案

2006-05-11 21:27:30 | 教育
政府・与党に小・中教科書貸与論が浮上、文科省は反発

 今のところ下のような法律により、教科書は無償になっています。

 <義務教育諸学校の教科用図書の無償に関する法律>
 第三条  国は、毎年度、義務教育諸学校の児童及び生徒が各学年の課程において使用する教科用図書で第十三条、第十四条及び第十六条の規定により採択されたものを購入し、義務教育諸学校の設置者に無償で給付するものとする。

 ところが、無償を「貸与」にして、希望者には有償で売ることにしよう、という案が政府内で出ているようです。
 苦しい財政事情はわからないでもないですが、教科書無償制を廃止するのはどうかな~と個人的には思います。ただでさえ格差格差、といわれているのに、さらに格差を深める要因になりかねないのではとも思います。それに、財務省の言い訳が、「教科書をタダにしているのは日本とイタリアくらいなものだ。」というのにも違和感というか変な感じを憶えますしね。

教科書のこと

2006-04-27 22:24:49 | 教育
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20060427ur01.htm

 世の中には自由競争が不味いということで、規制されている場合がある。教科書業界もそのひとつ。しかしその例外が今回廃止されるかも知れないらしい。

 ところで、今年から中学校の教科書が改訂された。図書館に入っていたので社会科の教科書を見てみるとすごく面白かった。自分が中学だった時は味も素っ気もないっていう感じだったけれども、今は巻頭にアトムが登場したり、中も写真満載で目を引く内容となっている。
 もちろんこういう傾向に疑問を感じる人もいるだろう。けど、教科書でその教科が嫌いになるよりはマシではないかなと思う。やるからには楽しめるほうが良いと思う。

公立塾

2006-04-18 23:12:59 | 教育
塾に通えぬ小中学生に“公立塾” (読売新聞) - goo ニュース

 塾で仕事をして、報酬を得ている人間が言うことではないかもしれないけれども、この取り組みには賛成だ。

 経済格差についての意見はそれぞれだろうけれども、ともかくやはり経済格差と比例して学力格差が開くことは避けなければいけないと思う。学習したい生徒に対して、その場を学校が提供する、引退した教員がサポートに回る、ということは画期的なことだと思う。

 ただ、引退した教職員の「天下り」先になるといった誤解を与えるようなことにだけはしないでほしい。現にそう誤解している人もいるだろう。学生が学校にボランティアに出向くのと同様の扱いにすべきではないだろうか。また、引退し教員だけではなく、学生にとっての経験の場にするということも一つの案かも知れない。