谷地小屋城
福島県相馬郡新地町谷地小屋古屋敷にある谷地小屋城(やちごやじょう)に行ってきました(2023年8月5日)。
別名は、谷地小屋要害、新地要害で、伊達21要害の一つになります。
新地駅から歩いて5分もかかりません。遺構として残っているのは、二の丸土塁とのことです。駅を出た前の道を西に進むと右手(北側)にこんもりと盛られているところになります。注意しないといけないのは、「福島県中世城館跡調査報告書」の図です。これを見ると、二の丸土塁は、駅の前の道の左手側になりますが、この報告書は、1988年のもので東日本大震災が起きる前のものです。東日本大震災の被害にあった新地駅(というかあのあたりの常磐線は、山側に入り、旧新地駅は今の新地駅よりも北東にありました。)になるので、この図に描かれた駅前の道は、今の道よりも一本北側の道になります。
これで遺構が二の丸土塁というのも説明がつきます。頭の中でモヤモヤしていたものが整理されました。
二の丸土塁の遠景
二の丸土塁を南側から
現在の新地駅
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