Subiran の祈り

私、Subiran(スビラン)の日常に想うこと

温泉へ(その8)

2017-08-25 13:14:31 | 日記

 

私たちは、温泉で火照った身体を鎮めるために、露天風呂の脇のコンクリートの床に寝そべった。

両手を頭の後ろで枕のようにして、ナナさんと二人で、月の輝く夜空を眺める。

周りが、塀で囲まれたプライベートな空間だから構わないが、こうやって二人の女が、全裸で屋外で寝そべっっている姿は、かなり大胆なものかも知れない。

 

「ひんやりして、気持ちイイね」

ナナさんの方に首を回して、そう言った時、私は、ゾクっとするほど、美しいものを見た。

屋内側から漏れてくる灯りと、月の光に浮かび上がるナナさんの白い裸身。

思わず、上体を起こして、見入ってしまった。

「うわあ! 月の女神さまだ!」

 

「何言ってるのよ?」

ナナさんも起き上がろうとするのを制して、

「そのままで居て、お願い」

渋々、元の上を向いて寝そべった姿勢に戻ったナナさんを、私は立ち上がって、上から見下ろした。

自然の空気の中で、固い床に横たわる全裸の美女。

私に見詰められるのが恥ずかしくなったのか、ナナさんは、脚をクロスするようにして股間を隠そうとする。

「う~~~!  男の人が、《青姦したい》 って気持ちが解る気がする」

「あらあら! そこまで、あの人に感化されたの?」

「先生じゃなくても、この夜の雰囲気の中で、ナナさんの、この姿を見たら....」

 

 

 

 


お盆休みご苦労様

2017-08-16 08:06:23 | 日記

 

お盆休みで、田舎に帰られたり、家族サービスをされた方々、ご苦労様でした。

 

家族のいない私は、どこにも出かけず、マンションの部屋で、掃除や部屋の模様替え、特にキッチン周りの整理・整頓をしたり、DIYで棚を作ったりして過ごしました。

以前、先生のお宅で見せてもらったキッチンの工夫を参考に、温めていた計画を実行しました。

流し台の脇から、洗濯機置き場に掛けての上部に棚を作ったのです。

もちろん、賃貸のマンションですから、直接壁に取り付けたりは出来ないため、2×4(ツーバイフォー)の部材を天井と床で、突っ張り棒の原理で支え、それを土台にして棚板を取り付けしました。

難しい部分は無かったのですが、大きさ的にも、このマンションで行った日曜大工としては、大掛かりなものとなったので、何度もホームセンターを往復しました。

このところ雨の多い東京ですが、お盆休みのせいか、交通量も少ないので、買った木材を車で運ぶ作業や、マンション前に路上駐車したまま、エレベーターで部屋へ運び上げることも、気軽に行えました。

また、部屋の中で、ノコギリを使ったり、ドリルを使ったネジ止め作業も、昼間の時間帯に気兼ねなく出来、ちょうど良いタイミングの時期でした。

 

この時期は、どこかへ出掛けても、渋滞ばかりだし、かと言って、何もすることの無いままマンションに居るのも憂鬱ですが、私は、久しぶりの日曜大工で、考えたり、身体を動かしたりの充実した時間でした。

 

「温泉へ」の話の続きを書くことは少しお休みして、私は、そんなお盆を過ごしました。

 

 

 

 

 

 

 


温泉へ(その7)

2017-08-09 23:28:56 | 日記

 

先生は、私がピルで避妊していることを充分承知しているので、遠慮なく私の中で果てた。

 

先生は、ビクン、ビクンと何度も脈打った後、ゆっくりと私から出た。

溢れ出た粘液が、谷間に沿ってお尻の方に伝うのが判る。

私は、上体を起こして、

「先生、凄いね。 その歳で、まだこんなに出るなんて」

「その歳で..は、余計だよ。 さっきの風呂での予告編から、焦らされていたからね」

先生は、そう言うと、ナナさんの横に、並ぶように仰向けに横たわった。

「汗かいちゃったから、お風呂に行くね」

と、私が立ち上がると、ナナさんんも

「私も」

と言って、続いた。

夜の露天風呂は、昼間とは違った風情がある。

屋内風呂の照明が、ガラス越しに漏れるだけで外灯は無く、夏とはいえ夜の涼しい空気の中で浸かる温泉は、格別だ。

見上げると、丸いお月さま。

「イイねえ!」

どちらからでもなく、同時に、ナナさんと私が、同じセリフを呟いた。

お湯に浸かったまま、岩を枕のようにして、ナナさんと二人、山あいの夜空を見上げる。

何という至福の時間だろうか。

美味しい料理を食べ、肉体的な快楽も満たし、谷川の流れの音だけが聞こえる宿で過ごす夜。

「やっぱり、ラブホより良かったでしょ?」

ナナさんの言うことが、心に浸みた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


温泉へ(その6)

2017-08-09 12:34:02 | 日記

 

興奮の限界に来ていたのか、先生は、浴衣を脱ぎ、先っぽが濡れているペニスを握りながら私達に近づいた。

「後ろから、して」

ナナさんにそう言われると、先生は、ナナさんの後ろから、いきなり挿入した。

普通、先生は前戯に時間を掛ける方だが、ナナさんは、私をクンニしながら、自らの指で刺激を与えていたらしく、既に充分潤っていたようだ。

それでも、

「うぐ!」

ナナさんには珍しく、大きな悦びの声を発した。

 

私は、上体を起こし、ナナさんにキスする。

右腕を下からナナさんの胸に廻し、掌で乳首を撫でまわした。

ツンと勃った乳首が、指の間で跳ねる。

左手の指先で、ナナさんの背中を滑らせる。

既に汗ばんでいる背筋は、先生の腰の動きに合わせて、波打つように動いた。

「いっ...!」

私を舐めて攻めている内に、昂ぶっていたナナさんは、短時間で達してしまった。

私のお腹に顔をつけるように崩れ落ちたナナさんを、抱きとめ、ゆっくり布団に横たえる。

 

いきり勃ったままで、まだ満足していない先生のものを、私が引き継ぐ。

今度は正常位で、私と繋がった。

先生の腰の動きは激しい。

ナナさんの舌で、既に数回達している私は、いきなり痺れるような快感に陥った。

「先生!」

「イヴォンヌ....もう逝くよ!」

「いつものように...出して!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


いまさらですが...

2017-08-06 17:39:07 | 日記

 

 


ブログを書き始めて、もう四年近くになりました。

最初の頃は、内容が内容だけに、個人や場所が特定されないように、この 「goo ブログ」 と、「FC2ブログ」で、交互に書いたりしていたので、この「goo ブログ」だけを読んで下さる方だと、過去の記事を遡っても、登場するナナさん、先生、そして私(イヴォンヌ)の関係や、人物像が判り難いと思います。
当初は、あえて判り難くすることが目的で、バラバラに書いていたのですが、最近は、開き直って、ここのブログだけに絞っているので、開き直りついでに、三人の人物像を改めてご紹介してみます。



ナナさん :

バツイチの元主婦で、ピアノ教室の教師。 凄い美人で、私より三歳年上。

もともと、東京生まれで、ピアニストを目指して音大を卒業した。

しかし、卒業目前の時期に、交通事故で御両親とも亡くなってしまい、卒業と同時に、親戚の強い勧めで見合い結婚して、N市に嫁いだ。     (ナナさん曰く『親戚に厄介払いされた』)

お子さん(男の子)も、もうけたが、ご主人や、義父母との折り合いが悪く、将来を見据えて一大決心をし、内緒で風俗(デリヘル)嬢の仕事に就く。

その美貌と気品で、業界では 《お昼のナンバーワン》 と呼ばれ、勤務していた午前~夕方の時間帯で、指名数トップを誇っていた。

   ※ なお、詳しいことは、「Touch Me」(タッチ・ミー)という私が書いた小説をご覧ください。

御主人の暴力(DV)がきっかけとなり離婚し、東京に戻って自宅マンションで近所の子供達にピアノを教えたり、区のカルチャーセンターで、ピアノ教室の講師をしている。

上記の小説の中に書いたが、後輩の風俗嬢と、ひょんな出来事からレズビアンに目覚め、バイセクシャルとなった。




先生 :

私が勝手に 「先生」 と呼んでいるだけで、そもそもは、都内の建設関係の会社に勤めていた(らしい)。

仕事で、N市へ出張して宿泊した際に、風俗嬢のナナさんと出逢った。

ナナさんが離婚し、東京に戻って以降、マンション探し、ピアノ教師としての職探し等、献身的にナナさんを支えてきた。

詳しい事情は知らないが、定年前に会社を辞め、今は、知り合いに頼まれたビルの管理人をして、悠々自適に暮らしている。

オーディオをはじめとする電気工作や、プロ並みの工具を揃えた日曜大工、自転車・車いじり等々、多趣味で博識。

(だから私は、先生と呼んでいる)

昔は、何人もの女を泣かせたと思われ、今でも お盛んなHな初老の おじ様。





私(イヴォンヌ) :

両親の離婚後、父と二人(一時期は、妹(ケイト)も含めた三人)で、G県で育った。

なお、父は、フランス人と日本人との間に生まれたハーフ。  だから、私はクオーターということになるが、外見上は、百パーセント日本人。

イヴォンヌは戸籍上の本名だが、普段は、日本名の通称名で通している。  ナナさんや、先生など、ごく限られた人だけが、私を本名で呼ぶ。

私は、地元で就職していたが、父の死後、転勤して東京へ。

テニスと水泳で鍛えたスポーツ・ウーマンだったが、膝を傷めて以来、テニスはご無沙汰している。

私が水泳に通っていたプールと、ナナさんが講師をしているカルチャーセンターがすぐ脇だったこともあり、いつしか言葉を交わすようになり、友達となった。

亡くなった妹が残した文章に刺激され、私も何か書いてみたいと思っていた矢先に、ナナさんから数奇な経験話を聞き、それを基に上記の 「Touch Me」 を書いた。

そのナナさんの経験の詳細を訊く内に、ナナさんにレズを教え込まれ、私も、いつしかバイセクシャルに。

また、私が無謀にも、秋葉原で真空管式のアンプ(組み立てキット)を買い、悪戦苦闘していた時、ナナさんのパトロンである先生を紹介され、組み立てを手伝ってもらった。

ナナさんに何度も、先生を 『誘惑しちゃえ』 と唆されていたが、ナナさんの彼(パートナー)である先生と、そんな関係になることは、あり得ないと思っていた。

後になって判ることだが、先生もナナさんから 『イヴォンヌを押し倒しちゃえ』 と言われていたそうで、互いに好感を感じていた先生と私が (ナナさん公認の) 男女の関係となるのに、時間は掛からなかった。

ナナさんに言わせると、私は『恋多き女』だそうで、自慢にはならないが、男性経験数は、ナナさんを遥かに凌ぐそうだ。

妹は、早くに結婚したが、私は独身主義で、メンヘラを自認している。

 

 

以上、今更ながら、私達のプロフィールを書いてみました。

 

 

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 イヴォンヌも買いました。