たまたま見つけた、2015年にミラノ・フィレンツェで開催される展覧会6展。
詳細はよくわからない。何が出品されるのか、今後の公式サイトに期待。
1)
Gherardo delle Notti
"Quadri bizzarrissimi e cene allegre"
2015年2月10日~5月24日
ウフィツィ美術館
オランダの画家ヘラルト・ファン・ホントホルスト(Gerard van Honthorst)(1592-1656)は、夜の情景が評判だったらしく、イタリアでは「夜のゲラルド」(Gherardo della Notte)と呼ばれている。
オランダのカラヴァッジェスキとして、私は記憶している。
2)
Piero di Cosimo
Pittore “fiorentino” eccentrico fra Rinascimento e Maniera
2015年6月23日~9月27日
ウフィツィ美術館
ピエロ・ディ・コジモ(1462頃-1521)は、フィレンツェで活動した画家。
首に蛇が巻きついている≪シモネッタ・ヴェスプッチの肖像≫や、幻想的な≪アンドロメダを救うペルセウス≫などが印象的で、ルネッサンス画家としては異色なイメージがある。
3)
Carlo Dolci
2015年6月30日~11月15日
Galleria Palatina, Firenze
カルロ・ドルチ(1616-1686)は、フィレンツェで活躍した画家。
小型の肖像画や宗教画、特に甘美な聖母像や聖女像の制作に優れていたらしい。
国立西洋美術館には、小型宗教画≪悲しみの聖母≫が所蔵されている。
4)
Leonardo Leonardo 1452-1519
2015年4月15日~7月19日
Palazzo Reale, Milano
2015年ミラノ万博を記念する展覧会の中では最大の目玉と思われる。
何が出品されるのか。
ヴァチカンの≪荒野の聖ヒエロニムス≫は確実のようだ。
素描では≪自画像≫≪ウィトルウィウス的人体図≫の画像も見かけた気がするが、これらはたぶん出ない。
本当のところが気になるところ。
5)
Giotto, l'Italia. Da Assisi a Milano.
2015年9月2日~16年1月10日
Palazzo Reale, Milano
ジョットの展覧会なんて、素晴らしいとしか言いようがない。
6)
D'Apres Michelangelo
La fortuna dei disegni per Tommaso Cavalieri nella grafica, nella pittura e nelle arti applicate.
2015年9月16日~16年1月10日
Castello Sforzesco
ミケランジェロの素描がメインとなる展覧会かな。
一つでも日本でも開催されるといいな。