東京でカラヴァッジョ 日記

美術館訪問や書籍など

2015年、ミラノ・フィレンツェの展覧会

2014年12月07日 | 海外の展覧会

 たまたま見つけた、2015年にミラノ・フィレンツェで開催される展覧会6展。
 詳細はよくわからない。何が出品されるのか、今後の公式サイトに期待。


1)
Gherardo delle Notti
"Quadri bizzarrissimi e cene allegre"
2015年2月10日~5月24日
ウフィツィ美術館

 オランダの画家ヘラルト・ファン・ホントホルスト(Gerard van Honthorst)(1592-1656)は、夜の情景が評判だったらしく、イタリアでは「夜のゲラルド」(Gherardo della Notte)と呼ばれている。
 オランダのカラヴァッジェスキとして、私は記憶している。


2)
Piero di Cosimo
Pittore “fiorentino” eccentrico fra Rinascimento e Maniera
2015年6月23日~9月27日
ウフィツィ美術館

 ピエロ・ディ・コジモ(1462頃-1521)は、フィレンツェで活動した画家。
 首に蛇が巻きついている≪シモネッタ・ヴェスプッチの肖像≫や、幻想的な≪アンドロメダを救うペルセウス≫などが印象的で、ルネッサンス画家としては異色なイメージがある。


3)
Carlo Dolci
2015年6月30日~11月15日
Galleria Palatina, Firenze

 カルロ・ドルチ(1616-1686)は、フィレンツェで活躍した画家。
 小型の肖像画や宗教画、特に甘美な聖母像や聖女像の制作に優れていたらしい。
 国立西洋美術館には、小型宗教画≪悲しみの聖母≫が所蔵されている。


4)
Leonardo Leonardo 1452-1519
2015年4月15日~7月19日
Palazzo Reale, Milano

 2015年ミラノ万博を記念する展覧会の中では最大の目玉と思われる。
 何が出品されるのか。
 ヴァチカンの≪荒野の聖ヒエロニムス≫は確実のようだ。
 素描では≪自画像≫≪ウィトルウィウス的人体図≫の画像も見かけた気がするが、これらはたぶん出ない。
 本当のところが気になるところ。


5)
Giotto, l'Italia. Da Assisi a Milano.
2015年9月2日~16年1月10日
Palazzo Reale, Milano

 ジョットの展覧会なんて、素晴らしいとしか言いようがない。


6)
D'Apres Michelangelo
La fortuna dei disegni per Tommaso Cavalieri nella grafica, nella pittura e nelle arti applicate.
2015年9月16日~16年1月10日
Castello Sforzesco

 ミケランジェロの素描がメインとなる展覧会かな。


一つでも日本でも開催されるといいな。



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