私のお気に入りの歌にBOOWYの「JUSTY」という曲があります。
BOOWYの曲って不思議なもので、ヒムロックがチカラ入れて書いてるな~っていう
歌詞と、適当にのせただけでしょっていう思わず笑える歌詞があります。
JUSTYは後者の曲な気がしてたんですが、、、でも。
なんかこの歌詞を見ていると(BOOWYの歌詞はみんなそうだけど)大好きな80年代の
記憶がよみがえって、あの頃の切ない気持ちを思い出します。
この曲で私が好きな歌詞は
「マーマレイドな恋だから フェミニストのままじゃいられない
いつでもそばにいてほしいのサ I think just NOW!」
というところです。
この「マーマレイドな恋」っていう言葉、秀逸じゃないですか?
マーマレイドな恋ってどんな恋よ?いちごジャム。
でもなんか甘くて小さな恋のメロディ風なニュアンスはちゃんと伝わってくるのがすごい。
そしてもっとすごいのは、「フェミニストのままじゃいられない」ってとこ!
甘い恋だからフェミニストで「いる」んじゃないんですよ。「いられない」の。
「もうそんな紳士的にふるまってられないほど君に夢中なんだよー!」みたいな
深淵なエロさを感じます。
さすがヒムロックですね。
コウダクミさんに本当のエロさはこういうことだって教えてあげてほしい。
この曲、他にも意味不明というか始めて聞く言葉というか80年代っぽい単語や
表現がたくさんあります。
「エスプリックなまなざしに プリマドンナ夢中なのさ」
「ボナンザグラム片手に ちょっと気取って微笑み」
・・・あーもう、ボディコンとか石田純一とか表参道とか、そんなことばっかりしてた
80年代を思い出して、こっちがマーマレイドになりそうです。
曲もとってもカッコイイので、興味がある方は何か使って入手してみてください。
今日から始めた名曲シリーズ、どうしても思い入れがあると長くなっちゃうなあ。
あぁ、疲弊してるとますます現実逃避に拍車がかかる・・・。