カキモトジュンコ日記

by Junko Kakimoto

夏休み報告 

2009年10月08日 | Weblog
今さらではありますが、今年の夏休みは、3年に一度のお楽しみ
新潟の 「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」
行ってきました、2泊3日で。


山深い廃校や古民家に展示された作品、
墨絵のように霧の中に連なる棚田、
地元住民の方々との語らい、
美味しいお米に穫れたて野菜、
露天風呂から見上げるたくましい山々の稜線…


最高でした。何もかもが天国のようでした。




・・・二日酔いにさえ、ならなければ・・・。




いや、とてもいいお酒だったんです。
調子にのった自分が悪いんです。
疲労を自覚せず、飲み過ぎてしまったこの私が。


2日目の夜、飛び込みで泊めてもらった宿の食堂で
オーナーのHさんと二人、ぽつりぽつりと話をしながら
地味に飲んでいたところ、

いつのまにやら一人、また一人と他のお客さんも合流。
「ま、ま、どうぞ一杯」「は、すみません」なんて
ワイワイやってるうちに…



あーっちゅう間にダウン!!



翌日、重い足を引きずり、何とかまつだい駅周辺の展示を観て回るも、
松代城山(この頂上に作品が!)を登り切ったところで、力尽きる。
「松代(金)城」作者・豊福亮さま、お恨み申し上げます。

昼、これ以上の滞在は無理と判断し、敗北感に打ちひしがれつつ
スゴスゴと新幹線で帰京したのだった…。長逗留プランはどこへいった。
せっかく宿のスタッフの方が「午後から車で案内しますよ」と
言って下さったというのに!

まぁ、仕事の連絡が入ってしまったというのもあるのだけど(言い訳)、
それにしたって何ともったいないことをしてしまったのか。
そもそも移動手段が「徒歩」ってところに無理がありすぎた。
あぁ、おのれの浅はかさと、十日町の美味すぎる地酒「松乃井」が憎い…。




というわけで、今回の旅のまとめ ↓
          
          

自分への忸怩たる思い > アートの感動
    

(涙)



このままでは気が済まないので、密かにリベンジの機会を
うかがいたいです、雪が積もる前に。
松乃井をもう一度飲みたいとか、そういうことではありませんので!