じゃんく大バカ一代!

ジャンク漁りに情熱を燃やすバカおやじの散々な日々

高カルシウム血症(その5)

2009年08月22日 | 独り言
経過が良ければ1週間後に退院と先生に言われてから、数日が経過。

食欲はだいぶ平常時に戻ったようで、病院食を3食ともほぼ完食できるようになった。
トイレは相変わらずベッド横の簡易トイレだが、排泄後に病室内の洗面所で手を洗えるようになったらしい。
手拭き用に女将が買ってあげたウエットティッシュが減らなくなっていたのは、そのせいか。
洗面所までは数歩で辿り着ける距離なのだが、コケて倒れなければいいが。。。

あと1週間という話から数日が経過したわけだから、もう少ししかない。
「どうすんだろ?」と思っていたら、再び病院から電話があったらしい。
今日のの午後6時半ごろに来てほしいとの事。
やはりその時間には厳しいので、女将に説明を聞くように頼む。

あっしが到着したのは午後7時少し前。
病室に行ってみると女将がいない。
あっし「あり?奴は何処に行った?」
おふくろ「先生に呼ばれて行ったよ」
あっし「あ、そう」
恐らくナースステーションだろうと思い覗いてみると、先生と女将の姿が見えた。
あっし「遅くなりましてすみません」
先生「大丈夫♪今奥さんに話しておいたし、ちゃんと紙に書いて渡してあげるから」
あっし「すみません。お願いします」
先生は今回の病状の経過や原因、今後の対応等を書き出しながら、わかりやすく説明してくれた。
それによると、
*今回の病気は自然に病気になったのではなく、飲んでいた薬が原因
 したがって、人間によって作り出された病気といえる。 
 今後もカルシウムとビタミンDは飲み続けないとならないので、
 2~3ヶ月に1回位の割合で血液検査をしてもらい、薬の量や種類を決めてもらわないといけない。
 その為、出来れば血圧等も含めて、大きな病院で1元管理をしてもらった方がよい。
 カルシウムの量はまだ正常値より少し高いが、このまま少しずつ正常値に近づいていて行くだろう。
 腎機能も良い方向に向かってはいるが、こちらもまだ正常値ではない。
 このまま正常値まで下がるか、途中で下げ止まりになるかはわからない。
 腎機能障害の影響で貧血になるので、1週間に1度貧血の注射をしてもらわないといけない。
 8月中にはM記念病院に行き今回の件を説明して、もう1度血液検査等をしてもらい今後の薬を決めてもらう。
という内容だった。

女将「先生。急にカルシウムが下がるということはあるのでしょうか?」
先生「急にどうこうは無いと思うよ」
女将「万が一下がってしまった時の症状はありますか?」
先生「カルシウムが少なくなった時の方が症状が出にくいよね。
   ただ、高くなった時は危険だけど、低くなり過ぎても今までよりは危険じゃないから心配いらないよ」
女将「そうなんですか」
先生「だから、なるべく早めに病院で診てもらってね。
   ちゃんと近所のクリニックと病院あてに2通の手紙を書いてあげるから、それをそちらの先生に渡してね。
   でも、おかあさん死ななくて良かったよね~~♪」
あっし「はい。本当にその通りです」
あっけらかんとした言い方だが、本当にその通り。
この先生のおかげでおふくろは死なずに済んだ。
先生「じゃあ、今後何も無ければ土曜日の朝食を摂った後退院ということで」
あっし「わかりました。ありがとうございました」

説明を記載した物に女将がサインして、先生の話は終了。
病室に戻り、おふくろに今週の土曜日に退院の予定である事を説明する。
本人は不安なようで、まだ入院していたい様子。
こちらもちゃんと歩けるようになるまで、入院していてもらった方が安心なのだが・・・
自宅に戻れば自分でトイレまで歩かないとならない。
寝ているのもベッドではないから、体を起こしたり立ち上がったりするのはしんどいだろう。
でも、退院したらそうするしかない。
とりあえず今我が家にある物で対応するしかないか。。。。
座椅子とキャンプ用のキャプテンチェアーならあるのだが、果たして役に立つのかどうか・・・・

つづく。



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