楽しみの泉を探してジャングルライフを満喫中!
Jungle Fire Water
新羅花郎
韓国時代劇ドラマ7作目を観終えた(全24話)

6世紀の新羅が物語の舞台。
第24代国王の真興王こと彡麦宗は幼少時に王宮を離れ、
母である只召太后の命により素性を隠して生きてきた。
王の顔を見たものは禁衛将によって無条件で殺害され続け、
彡麦宗は母から王権を奪還する機会を窺うようになる。
不眠に苦しむ彡麦宗は街で聴衆を集める女性の話を聞いて、
眠気を覚えたことでアロという女に興味を抱き・・・。
只召太后は新羅の未来のために王の親衛隊を作ろうと計画、
獄中にいる先王の友であるウイファに取り引きを持ちかける。
貴族の子息たちに王への忠誠を誓わせる事が出来れば、
自分は摂政の座から降りると約束、ウイファは協力を承諾する。
村で暮らす天涯孤独のムミョン(無名)は腕が立ち、
犬鳥の異名を持つが突然意識を失ってしまう持病を持っていた。
ある日、親友のマンムンが生き別れた家族を捜したいと言い、
彼の願いを叶えるために二人は村を抜け出して都に潜入する。
ひょんなことからマンムンが彡麦宗の顔を見てしまい、
禁衛将に追われて山へ逃げるが、ムミョンは意識を失ってしまい、
深手を負ったマンムンはムミョンを庇ったまま意識が途絶える。
騒ぎを聞いて胸騒ぎを覚えたアロの父アンジは山で二人を見つけ、
マンムンが生き別れた息子のソヌだと気づくが手遅れだった。
医者であるアンジの介抱で一命を取り留めたムミョンは、
アンジの提案で亡き親友の本名ソヌとして生きる事になる。
妹思いだった親友のためムミョンはアロの前で兄を装うが、
遠い記憶の面影と異なるためアロは半信半疑で接する。
王の親衛隊"花郎(ファラン)"が創設される事になり、
アロは多易書の主人ピジュギから貴公子の調査を任され、
花郎にふさわしい美男子たちの情報収集を行っていた。
アロに興味を抱く彡麦宗は街で彼女を見つけて尾行し、
ムミョンは復讐の手がかりとなる腕飾りの男を探していて、
街で腕飾りの男(彡麦宗)を発見、密かに後を追っていた。
尾行に気づいた彡麦宗は顔を隠してアロの入った邸に入り、
追ってきたムミョンと剣を交えるが、怯えるアロを見て逃走、
その際に王の証である腕飾りを無くしてしまう。
今年成人になる王の生誕を祝う儀式が行われる中、
ムミョンは一行の中にマクムンを殺した禁衛将を発見する。
只召太后の輿の前で彼に襲いかかって取り押さえられると、
アンジが飛び込んできて太后に息子だと告げ助命懇願する。
ムミョンの他にアンジと娘であるアロも捕らえられるが、
アンジと只召太后はかつて恋仲だったこともあり、
息子のソヌを花郎に入れるという条件で釈放される。
ソヌことムミョンは親友の仇討ちのために花郎に入り、
彡麦宗は王権奪回のためジディという偽名で入会する。
アンジはアロに命じてムミョンに文字や乗馬を習わせ、
ムミョンはアロに対して胸の高鳴りを感じて戸惑ってしまう。
ウイファの策略もあって貴族の子息らが続々と花郎に入会し、
女性視聴者を釘付けにするイケメン筋肉美シーンが・・・
いろいろあってムミョンは実の兄で無いことをアロに告白、
親友だったソヌことマンムンの仇討ちという目的を明かす。
アロは嘘に激怒しつつ血の繋がりが無いことに安堵して、
密かに抱いていた恋心が加速していくのを抑えられなくなる。
彡麦宗ことジディはアロに恋していることを告白し、
兄のソヌにも妹のアロに想いを寄せていることを明かすが・・・
王なのに素性を隠し続けて生活する彡麦宗の苦悩が描かれ、
親しくなったソヌが妹のアロと親密な仲だと知り・・・。
中盤ぐらいから只召太后の娘で冷酷なスンミョン王女が登場、
遠慮しないムミョンの言動に初めて他人に恋心を抱くようになる。
彡麦宗が無くした腕飾りはムミョンが身につけていたが紛失、
反対勢力の手下が拾って花郎の中に王がいる事に気づく。
ソヌが王ではないかという噂が水面下で広がる中、
只召太后は噂を逆手に彡麦宗を守ろうと噂を否定しない。
アロはひょんなことからジディが王の彡麦宗だと知るが、
今まで通りジディとして接するよう命じられ秘密を守る。
国境付近では南扶余(百済)の挑発が続いていた。
太后は和親のためスンミョン王女と花郎を使節団として派遣、
遠征では命の保証が無いと告げると花郎連中は志願を躊躇する。
遠征にアロを同行させると発表すると当然ムミョンが手を挙げ、
続々と名乗りがあり、アロに恋するジディも志願する。
道中で南扶余への贈り物を盗賊に奪われ食糧不足になる中、
アロが得意の話術で村人達と交流して食糧を得て窮地を凌ぐ。
彼女の命を狙う事もあった王女は世話をするアロを不思議に思い、
アロは同行させた理由を問い、王女はソヌへの恋心を明かす。
一行は南扶余の昌王子に接見、昌は和睦に応じる気など無く、
貢物を奪われた事を嘲笑し、王女に婚姻話を持ちかけるのだった。
昌王子の元に反対勢力から密書が届き、一行に王がいる事を知り、
王が名乗り出なければ捕らえた新羅の民の命を奪うと花郎を脅迫。
誰も名乗り出ない中、ムミョンが王だと名乗り出るのだった・・・。
昌王子と一対一の対決に辛くも勝利を収めたムミョン。
囚われた新羅の民を救い出して帰路に着くが、昌王子らが襲撃、
絶体絶命の中、ウィファが兵を連れて駆けつけて難を逃れる。
太后が彡麦宗を正式に王位に就けようと水面下で計画する中、
王だと思われているムミョンは反対勢力に命を狙われる。
やがて大臣達の前にジディが現れ、自分が彡麦宗だと名乗り出る。
太后はジディが王の彡麦宗だと認めるが、ムミョンの父が現れ、
ムミョンも王家の血筋であり王位継承の資格がある事を告げる。
王の暗殺に失敗続きだった反対勢力はムミョンを取り込もうと画策、
ムミョンは王位に就けば民を救えるのかとウィファに相談する。
彡麦宗の王位継承を阻むためにムミョンを推す反対勢力だったが、
花郎の面々を引き連れて彡麦宗の前に現れたムミョンは、
「真興王、万歳!」と声を挙げ、反対勢力首謀者の悪事を暴く。
オシャレ髪型のアイドル系イケメン連中満載の物語なんだけど、
主役のムミョンがイケメンと思えずモテモテに違和感。アロも同様。
花郎の面々にも背景があって様々な苦悩が描かれているのだが、
女性視聴者を意識しすぎた風貌や肉体美演出がちょっとなぁ・・・
歴史的には彡麦宗こと真興王は新羅の領土を広げて発展させ、
百済より格下だった立場を逆転させた偉大な王らしい。
貴族の子弟らによる花郎というのも実在した組織のようで、
描き方が違えば無骨な内容になったかも・・・。

6世紀の新羅が物語の舞台。
第24代国王の真興王こと彡麦宗は幼少時に王宮を離れ、
母である只召太后の命により素性を隠して生きてきた。
王の顔を見たものは禁衛将によって無条件で殺害され続け、
彡麦宗は母から王権を奪還する機会を窺うようになる。
不眠に苦しむ彡麦宗は街で聴衆を集める女性の話を聞いて、
眠気を覚えたことでアロという女に興味を抱き・・・。
只召太后は新羅の未来のために王の親衛隊を作ろうと計画、
獄中にいる先王の友であるウイファに取り引きを持ちかける。
貴族の子息たちに王への忠誠を誓わせる事が出来れば、
自分は摂政の座から降りると約束、ウイファは協力を承諾する。
村で暮らす天涯孤独のムミョン(無名)は腕が立ち、
犬鳥の異名を持つが突然意識を失ってしまう持病を持っていた。
ある日、親友のマンムンが生き別れた家族を捜したいと言い、
彼の願いを叶えるために二人は村を抜け出して都に潜入する。
ひょんなことからマンムンが彡麦宗の顔を見てしまい、
禁衛将に追われて山へ逃げるが、ムミョンは意識を失ってしまい、
深手を負ったマンムンはムミョンを庇ったまま意識が途絶える。
騒ぎを聞いて胸騒ぎを覚えたアロの父アンジは山で二人を見つけ、
マンムンが生き別れた息子のソヌだと気づくが手遅れだった。
医者であるアンジの介抱で一命を取り留めたムミョンは、
アンジの提案で亡き親友の本名ソヌとして生きる事になる。
妹思いだった親友のためムミョンはアロの前で兄を装うが、
遠い記憶の面影と異なるためアロは半信半疑で接する。
王の親衛隊"花郎(ファラン)"が創設される事になり、
アロは多易書の主人ピジュギから貴公子の調査を任され、
花郎にふさわしい美男子たちの情報収集を行っていた。
アロに興味を抱く彡麦宗は街で彼女を見つけて尾行し、
ムミョンは復讐の手がかりとなる腕飾りの男を探していて、
街で腕飾りの男(彡麦宗)を発見、密かに後を追っていた。
尾行に気づいた彡麦宗は顔を隠してアロの入った邸に入り、
追ってきたムミョンと剣を交えるが、怯えるアロを見て逃走、
その際に王の証である腕飾りを無くしてしまう。
今年成人になる王の生誕を祝う儀式が行われる中、
ムミョンは一行の中にマクムンを殺した禁衛将を発見する。
只召太后の輿の前で彼に襲いかかって取り押さえられると、
アンジが飛び込んできて太后に息子だと告げ助命懇願する。
ムミョンの他にアンジと娘であるアロも捕らえられるが、
アンジと只召太后はかつて恋仲だったこともあり、
息子のソヌを花郎に入れるという条件で釈放される。
ソヌことムミョンは親友の仇討ちのために花郎に入り、
彡麦宗は王権奪回のためジディという偽名で入会する。
アンジはアロに命じてムミョンに文字や乗馬を習わせ、
ムミョンはアロに対して胸の高鳴りを感じて戸惑ってしまう。
ウイファの策略もあって貴族の子息らが続々と花郎に入会し、
女性視聴者を釘付けにするイケメン筋肉美シーンが・・・
いろいろあってムミョンは実の兄で無いことをアロに告白、
親友だったソヌことマンムンの仇討ちという目的を明かす。
アロは嘘に激怒しつつ血の繋がりが無いことに安堵して、
密かに抱いていた恋心が加速していくのを抑えられなくなる。
彡麦宗ことジディはアロに恋していることを告白し、
兄のソヌにも妹のアロに想いを寄せていることを明かすが・・・
王なのに素性を隠し続けて生活する彡麦宗の苦悩が描かれ、
親しくなったソヌが妹のアロと親密な仲だと知り・・・。
中盤ぐらいから只召太后の娘で冷酷なスンミョン王女が登場、
遠慮しないムミョンの言動に初めて他人に恋心を抱くようになる。
彡麦宗が無くした腕飾りはムミョンが身につけていたが紛失、
反対勢力の手下が拾って花郎の中に王がいる事に気づく。
ソヌが王ではないかという噂が水面下で広がる中、
只召太后は噂を逆手に彡麦宗を守ろうと噂を否定しない。
アロはひょんなことからジディが王の彡麦宗だと知るが、
今まで通りジディとして接するよう命じられ秘密を守る。
国境付近では南扶余(百済)の挑発が続いていた。
太后は和親のためスンミョン王女と花郎を使節団として派遣、
遠征では命の保証が無いと告げると花郎連中は志願を躊躇する。
遠征にアロを同行させると発表すると当然ムミョンが手を挙げ、
続々と名乗りがあり、アロに恋するジディも志願する。
道中で南扶余への贈り物を盗賊に奪われ食糧不足になる中、
アロが得意の話術で村人達と交流して食糧を得て窮地を凌ぐ。
彼女の命を狙う事もあった王女は世話をするアロを不思議に思い、
アロは同行させた理由を問い、王女はソヌへの恋心を明かす。
一行は南扶余の昌王子に接見、昌は和睦に応じる気など無く、
貢物を奪われた事を嘲笑し、王女に婚姻話を持ちかけるのだった。
昌王子の元に反対勢力から密書が届き、一行に王がいる事を知り、
王が名乗り出なければ捕らえた新羅の民の命を奪うと花郎を脅迫。
誰も名乗り出ない中、ムミョンが王だと名乗り出るのだった・・・。
昌王子と一対一の対決に辛くも勝利を収めたムミョン。
囚われた新羅の民を救い出して帰路に着くが、昌王子らが襲撃、
絶体絶命の中、ウィファが兵を連れて駆けつけて難を逃れる。
太后が彡麦宗を正式に王位に就けようと水面下で計画する中、
王だと思われているムミョンは反対勢力に命を狙われる。
やがて大臣達の前にジディが現れ、自分が彡麦宗だと名乗り出る。
太后はジディが王の彡麦宗だと認めるが、ムミョンの父が現れ、
ムミョンも王家の血筋であり王位継承の資格がある事を告げる。
王の暗殺に失敗続きだった反対勢力はムミョンを取り込もうと画策、
ムミョンは王位に就けば民を救えるのかとウィファに相談する。
彡麦宗の王位継承を阻むためにムミョンを推す反対勢力だったが、
花郎の面々を引き連れて彡麦宗の前に現れたムミョンは、
「真興王、万歳!」と声を挙げ、反対勢力首謀者の悪事を暴く。
オシャレ髪型のアイドル系イケメン連中満載の物語なんだけど、
主役のムミョンがイケメンと思えずモテモテに違和感。アロも同様。
花郎の面々にも背景があって様々な苦悩が描かれているのだが、
女性視聴者を意識しすぎた風貌や肉体美演出がちょっとなぁ・・・
歴史的には彡麦宗こと真興王は新羅の領土を広げて発展させ、
百済より格下だった立場を逆転させた偉大な王らしい。
貴族の子弟らによる花郎というのも実在した組織のようで、
描き方が違えば無骨な内容になったかも・・・。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
仮面乃王
韓国時代劇ドラマ6作目を観終えた(全20話)

モデルがいるらしいが架空の朝鮮王朝が舞台。
朝鮮を毒で牛耳る秘密結社"辺首会"の力を借りて、
国王となったイ・ユンに待望の世子ソンが誕生する。
儀式の際に赤子に毒が盛られ、王は解毒薬と引き換えに、
辺首会首長のテモクが要求する揚水庁の全権を譲渡する。
死んだと思った子は解毒薬を口に流し込むと奇跡的に蘇生、
これにより世子はあらゆる毒に対して耐性を持つ体になる。
王は辺首会から世子を守るために幼少時から仮面を被せ、
自分と生母、禁軍別将イ・ボムだけが素顔を知る存在として、
他の者が世子の顔を見たら即刻殺害するよう命じていた。
16年後、成長した世子は、仮面の理由を探っていて、
幼少時の病だというのに記録に記載が無い事を知る。
そんな折、王が世子の妃選びをするという話が挙がり、
テモクの息子ウジェが娘ファグンと大妃に会っていた。
ファグンが侍女の目を盗んで世子の温室に忍び込み、
素顔の世子と遭遇、内官が入室した時に物陰に匿われ、
ファグンは咄嗟に男の耳裏に暗器を軽く刺していた。
温室から出て騒動になり、駆けつけた大妃に助けられた際、
仮面姿で現れた世子の耳裏に傷があるのを見たファグンは、
温室にいたイケメンが世子と知って恋心を抱くのだった。
世子は仮面の秘密を知るという学者のウ・ボを探すため、
王宮を抜け出し揚水庁の水販売で民が困窮している事を知る。
水騒動を起こした世子を助けたのがカウンという良家の娘で、
ウ・ボの弟子だという彼女の村へ着いていくことに・・・
本売りのチョンスと名乗った世子はウ・ボと面会、
仮面の理由を知ると言うが答えず、辺首会の名を出す。
答えを聞き出すまで村に居座ることにした世子は、
自分と同名のイソンという青年と出会って友情を育む。
ある夜、イソンの母が出産で脱水症状を起こした時に、
水売り人の父が揚水庁の門番に賄賂を渡して水を得るが、
後日、水泥棒としてイソンの父が捕われてしまう。
イソンはカウンの父で漢城府庶尹のギュホに助力を求め、
ギュホは漢城府の管轄だとイソン父を連れ帰るのだが・・・
王の密命で侍衛イ・ボムの息子チョンウンが現れ、
世子を王宮に連れ帰ろうとし、世子は民が窮地だと拒否する。
そして再びイソン父が捕われた際に仮面姿で現れて釈放を命じ、
ギュホと部下のパク・ムハに揚水庁の調査を託す文を残す。
世子の行為がテモクの逆鱗に触れ、イソンの父は殺害され、
復讐しようとしたイソンに世子は素性を明かして謝罪する。
王の忠臣たちも殺害され、やがてギュホとムハも囚われる。
テモクは王にギュホの処刑を世子に執行させるよう命じ、
監禁された世子の代わりに別人が仮面を付けて処刑場ヘ。
助命嘆願に駆けつけたカウンの目の前でギュホは処刑され、
監禁から逃れて駆けつけた世子は己の浅はかな行動を悔やむ。
世子の素顔を知るイソンは処刑したのが別人だと気づいて、
その夜、世子に辺首会の打倒に協力すると申し出る。
世子はイソンの提案で彼を替え玉とする事を王に告げ、
王宮外から辺首会を倒す手立てを探ると宣言する。
カウンは復讐と父の汚名返上を誓って王宮に乗り込むが、
拘束されてしまい、ギュホの娘と知った王はカウンを釈放する。
カウンは世子の生母から父殺しの黒幕はテモクだと明かされ、
温室にある胎壺を見つけてチョンスに渡すよう告げられる。
テモクはイソンを連行して辺首会の入会式を行っていたが、
替え玉だと気付き、王宮に乗り込んできて王や侍衛を殺害、
駆けつけた世子も命を狙われ、逃走して崖から転落してしまう。
ファグンが世子を見つけて一時的に脈を止める薬を飲ませ、
テモクらは世子の死を確認、土に埋めて帰っていく・・・。
チョンウンが土の中から世子を掘り起こして宿に連れ帰り、
そこで世子息を吹き返し、ウ・ボのいる村へ行く・・・。
イソンが新たな王の座に就きテモクの傀儡となり、
大妃は王宮を守るため政を仕切ってテモクの支配に抵抗。
カウンら村人は寒村へ転居させられ開拓して市場を作り・・・
世子はウ・ボから行商の長を紹介されて行商人となり、
朝鮮最高の情報網を持つ行商人らと交流を深めていく。
知恵と行動力で信頼を得た世子は全国を束ねる頭領の座につき、
揚水庁の徴収に困る民を救い、造幣局を狙った辺首会の陰謀を阻止。
行商人の集会でファグンと再会、彼女は世子の生存を喜び、
祖父テモクの目を盗んで頭領世子の計画に協力するようになる。
揚水庁の搾取で頭領に助力を乞いに来たカウンとも再会、
世子は別人だと告げ、彼女を巻き込まないようにするのだった。
カウンは温室の胎壺を見つけるために王宮に忍び込び、
イソン王は密かに慕っていたカウンとの再会に内心喜び、
王を取り込もうとする大妃に彼女を宮女にするよう嘆願する。
頭領世子は辺首会打倒のため、王妃に腹心の入官を認めさせ、
ウ・ボとムハを役人にして情報を得られるようにする。
王宮でカウンと再会した頭領世子はチョンスだと明かす。
二人の恋路に仮面の下で嫉妬心を芽生えさせるカウン。
行商人たちには妓女として、王宮内では宮女として現れ、
頭領世子に協力するようになる謎の女性メチャン。
世子を守るため辺首会の後継者に名乗り出るファグン。
辺首会の毒精製に少女が労働している事を知った世子は、
毒死したヤンという少女から聞いたという地図を入手する。
辺首会に目を付けられた頭領世子は何度も危機に晒され、
イソンは大妃を説得してカウンを妃に迎え入れようと画策する。
頭領世子はイソンに解毒薬を送るが、毒味した宮女が死亡し、
イソンは世子が自分を見捨てたと勘違いして憎むように・・・。
イソンは本物の王になるためテモクに服従すると誓い、
大妃に協力している頭領が本物の世子だという事を明かす。
さらにカウンに素性を明かし、頭領が本物の世子だと告げ、
カウンは頭領世子が父の敵だと知って拒絶するようになる。
孫娘のファグンが頭領に協力しているのを知ったテモクは、
彼女の侍衛コンを拷問、ファグンの役職を解いて監禁する。
カウンを餌に頭領を誘き出したテモクは強引に入会式を行い、
通常の致死量の毒薬を与えて、毒花畑の死体捨て場に遺棄する。
大妃は蟄居させられ、王宮はテモクの支配下に置かれてしまう。
毒に耐性を持つ世子は回復して毒の精製場を見つけていた。
父ウジェが管理する毒花畑を訪れていたファグンが世子と遭遇、
監禁させられていたチョンウンと労働少女たちを救出する。
世子らを逃したファグンは侍衛のコンに世子を守るよう命じ、
ウジェの元に戻ると花畑に火を放って焼失させてしまう。
その頃、地図を頼りに毒花畑に辿り着いたメチャンとムハは、
敵の目を盗んで毒花を採取して撤収、逃走中の世子と遭遇する。
テモクは報せを受けて花畑に急行してファグンを殺害、
娘を殺されたウジェはテモクに親子の縁を切ると告げて出ていく。
邸に戻ったコンはファグンの遺体に世子の命を守る事を誓う。
テモクの傀儡となったイソンをカウンが説得するが伝わらず、
父の命日だと墓参りに行き、そこで世子と遭遇して生存を喜ぶ。
カウンはチョンウンから父を処刑したのは自分だと明かされていた。
世子はイソンの代わりに自分が王になる道を探っていて、
ウ・ボは世子が毒に犯されると背中に文字が浮かぶことを告げる。
それを聞いたカウンは胎壺を探し出すため王宮へ戻っていく。
ファグンの死を報せに来たコンは彼女の命で護衛をすると言い、
テモクは毒薬を作れなくなり、見捨てる大臣の殺生簿を作っていた。
コンは殺生簿の写しを入手して世子に渡しウジェに助力を求める。
世子を恐れたイソンは仮面を外して素顔を明かす式典を催し、
王宮内の仲間の協力で仮面を着けた世子が先に式殿入りする。
直前で足止めを喰らったイソンは謀に気付き・・・
臣下達は困惑しつつイソンを本物、頭領を偽物だと声を挙げ、
出生後の騒動を知るウ・ボが世子は毒に耐性を持つ体だと告げ、
毒に犯されると背中に文字が浮かび上がることを証言する。
そこに大妃が現れ、出生後に自分が毒を持った事を告白、
そして胎壺を見つけたカウンが駆けつけ生母妃の遺言を告げ、
先王が遺した世子の証明となる文を読みあげる・・・。
世子は毒薬を飲み込み背中に浮かぶ文字を見せるのだった。
イソンは牢に入れられ、王座に就いた世子は人事を刷新、
テモクは解毒薬を盾に抵抗を続け、大臣らは毒の症状が出る。
ウジェの協力で解毒薬が完成、イソンや大臣らの命を救い、
テモクの元へ乗り込み、テモクは観念して自害するのだった。
テモクの死で平穏が訪れかに思えたが・・・
イソンの側近がテモクと繋がっていてカウンが狙われていた。
自由となったイソンは側近の言動を思い出して引き返し・・・
同じ頃、世子もテモクの配下がいることを知り・・・
カウンの身に危機が訪れようとした時、駆けつけたのは・・・
毒で朝鮮王国を牛耳る辺首会のテモクの野望と、
何の力も持たない世子が多くの仲間と出会って成長し、
生死を彷徨う危機に何度も遭いながら信念を貫き通し、
多くの心を動かして本物の王となるサクセスストーリー。
世子とカウンの恋愛やファグンやイソンの叶わぬ恋、
仲間たちの友情や、侍衛の忠誠心など見所も満載で、
20話と思えない充実した内容で面白かった。

モデルがいるらしいが架空の朝鮮王朝が舞台。
朝鮮を毒で牛耳る秘密結社"辺首会"の力を借りて、
国王となったイ・ユンに待望の世子ソンが誕生する。
儀式の際に赤子に毒が盛られ、王は解毒薬と引き換えに、
辺首会首長のテモクが要求する揚水庁の全権を譲渡する。
死んだと思った子は解毒薬を口に流し込むと奇跡的に蘇生、
これにより世子はあらゆる毒に対して耐性を持つ体になる。
王は辺首会から世子を守るために幼少時から仮面を被せ、
自分と生母、禁軍別将イ・ボムだけが素顔を知る存在として、
他の者が世子の顔を見たら即刻殺害するよう命じていた。
16年後、成長した世子は、仮面の理由を探っていて、
幼少時の病だというのに記録に記載が無い事を知る。
そんな折、王が世子の妃選びをするという話が挙がり、
テモクの息子ウジェが娘ファグンと大妃に会っていた。
ファグンが侍女の目を盗んで世子の温室に忍び込み、
素顔の世子と遭遇、内官が入室した時に物陰に匿われ、
ファグンは咄嗟に男の耳裏に暗器を軽く刺していた。
温室から出て騒動になり、駆けつけた大妃に助けられた際、
仮面姿で現れた世子の耳裏に傷があるのを見たファグンは、
温室にいたイケメンが世子と知って恋心を抱くのだった。
世子は仮面の秘密を知るという学者のウ・ボを探すため、
王宮を抜け出し揚水庁の水販売で民が困窮している事を知る。
水騒動を起こした世子を助けたのがカウンという良家の娘で、
ウ・ボの弟子だという彼女の村へ着いていくことに・・・
本売りのチョンスと名乗った世子はウ・ボと面会、
仮面の理由を知ると言うが答えず、辺首会の名を出す。
答えを聞き出すまで村に居座ることにした世子は、
自分と同名のイソンという青年と出会って友情を育む。
ある夜、イソンの母が出産で脱水症状を起こした時に、
水売り人の父が揚水庁の門番に賄賂を渡して水を得るが、
後日、水泥棒としてイソンの父が捕われてしまう。
イソンはカウンの父で漢城府庶尹のギュホに助力を求め、
ギュホは漢城府の管轄だとイソン父を連れ帰るのだが・・・
王の密命で侍衛イ・ボムの息子チョンウンが現れ、
世子を王宮に連れ帰ろうとし、世子は民が窮地だと拒否する。
そして再びイソン父が捕われた際に仮面姿で現れて釈放を命じ、
ギュホと部下のパク・ムハに揚水庁の調査を託す文を残す。
世子の行為がテモクの逆鱗に触れ、イソンの父は殺害され、
復讐しようとしたイソンに世子は素性を明かして謝罪する。
王の忠臣たちも殺害され、やがてギュホとムハも囚われる。
テモクは王にギュホの処刑を世子に執行させるよう命じ、
監禁された世子の代わりに別人が仮面を付けて処刑場ヘ。
助命嘆願に駆けつけたカウンの目の前でギュホは処刑され、
監禁から逃れて駆けつけた世子は己の浅はかな行動を悔やむ。
世子の素顔を知るイソンは処刑したのが別人だと気づいて、
その夜、世子に辺首会の打倒に協力すると申し出る。
世子はイソンの提案で彼を替え玉とする事を王に告げ、
王宮外から辺首会を倒す手立てを探ると宣言する。
カウンは復讐と父の汚名返上を誓って王宮に乗り込むが、
拘束されてしまい、ギュホの娘と知った王はカウンを釈放する。
カウンは世子の生母から父殺しの黒幕はテモクだと明かされ、
温室にある胎壺を見つけてチョンスに渡すよう告げられる。
テモクはイソンを連行して辺首会の入会式を行っていたが、
替え玉だと気付き、王宮に乗り込んできて王や侍衛を殺害、
駆けつけた世子も命を狙われ、逃走して崖から転落してしまう。
ファグンが世子を見つけて一時的に脈を止める薬を飲ませ、
テモクらは世子の死を確認、土に埋めて帰っていく・・・。
チョンウンが土の中から世子を掘り起こして宿に連れ帰り、
そこで世子息を吹き返し、ウ・ボのいる村へ行く・・・。
イソンが新たな王の座に就きテモクの傀儡となり、
大妃は王宮を守るため政を仕切ってテモクの支配に抵抗。
カウンら村人は寒村へ転居させられ開拓して市場を作り・・・
世子はウ・ボから行商の長を紹介されて行商人となり、
朝鮮最高の情報網を持つ行商人らと交流を深めていく。
知恵と行動力で信頼を得た世子は全国を束ねる頭領の座につき、
揚水庁の徴収に困る民を救い、造幣局を狙った辺首会の陰謀を阻止。
行商人の集会でファグンと再会、彼女は世子の生存を喜び、
祖父テモクの目を盗んで頭領世子の計画に協力するようになる。
揚水庁の搾取で頭領に助力を乞いに来たカウンとも再会、
世子は別人だと告げ、彼女を巻き込まないようにするのだった。
カウンは温室の胎壺を見つけるために王宮に忍び込び、
イソン王は密かに慕っていたカウンとの再会に内心喜び、
王を取り込もうとする大妃に彼女を宮女にするよう嘆願する。
頭領世子は辺首会打倒のため、王妃に腹心の入官を認めさせ、
ウ・ボとムハを役人にして情報を得られるようにする。
王宮でカウンと再会した頭領世子はチョンスだと明かす。
二人の恋路に仮面の下で嫉妬心を芽生えさせるカウン。
行商人たちには妓女として、王宮内では宮女として現れ、
頭領世子に協力するようになる謎の女性メチャン。
世子を守るため辺首会の後継者に名乗り出るファグン。
辺首会の毒精製に少女が労働している事を知った世子は、
毒死したヤンという少女から聞いたという地図を入手する。
辺首会に目を付けられた頭領世子は何度も危機に晒され、
イソンは大妃を説得してカウンを妃に迎え入れようと画策する。
頭領世子はイソンに解毒薬を送るが、毒味した宮女が死亡し、
イソンは世子が自分を見捨てたと勘違いして憎むように・・・。
イソンは本物の王になるためテモクに服従すると誓い、
大妃に協力している頭領が本物の世子だという事を明かす。
さらにカウンに素性を明かし、頭領が本物の世子だと告げ、
カウンは頭領世子が父の敵だと知って拒絶するようになる。
孫娘のファグンが頭領に協力しているのを知ったテモクは、
彼女の侍衛コンを拷問、ファグンの役職を解いて監禁する。
カウンを餌に頭領を誘き出したテモクは強引に入会式を行い、
通常の致死量の毒薬を与えて、毒花畑の死体捨て場に遺棄する。
大妃は蟄居させられ、王宮はテモクの支配下に置かれてしまう。
毒に耐性を持つ世子は回復して毒の精製場を見つけていた。
父ウジェが管理する毒花畑を訪れていたファグンが世子と遭遇、
監禁させられていたチョンウンと労働少女たちを救出する。
世子らを逃したファグンは侍衛のコンに世子を守るよう命じ、
ウジェの元に戻ると花畑に火を放って焼失させてしまう。
その頃、地図を頼りに毒花畑に辿り着いたメチャンとムハは、
敵の目を盗んで毒花を採取して撤収、逃走中の世子と遭遇する。
テモクは報せを受けて花畑に急行してファグンを殺害、
娘を殺されたウジェはテモクに親子の縁を切ると告げて出ていく。
邸に戻ったコンはファグンの遺体に世子の命を守る事を誓う。
テモクの傀儡となったイソンをカウンが説得するが伝わらず、
父の命日だと墓参りに行き、そこで世子と遭遇して生存を喜ぶ。
カウンはチョンウンから父を処刑したのは自分だと明かされていた。
世子はイソンの代わりに自分が王になる道を探っていて、
ウ・ボは世子が毒に犯されると背中に文字が浮かぶことを告げる。
それを聞いたカウンは胎壺を探し出すため王宮へ戻っていく。
ファグンの死を報せに来たコンは彼女の命で護衛をすると言い、
テモクは毒薬を作れなくなり、見捨てる大臣の殺生簿を作っていた。
コンは殺生簿の写しを入手して世子に渡しウジェに助力を求める。
世子を恐れたイソンは仮面を外して素顔を明かす式典を催し、
王宮内の仲間の協力で仮面を着けた世子が先に式殿入りする。
直前で足止めを喰らったイソンは謀に気付き・・・
臣下達は困惑しつつイソンを本物、頭領を偽物だと声を挙げ、
出生後の騒動を知るウ・ボが世子は毒に耐性を持つ体だと告げ、
毒に犯されると背中に文字が浮かび上がることを証言する。
そこに大妃が現れ、出生後に自分が毒を持った事を告白、
そして胎壺を見つけたカウンが駆けつけ生母妃の遺言を告げ、
先王が遺した世子の証明となる文を読みあげる・・・。
世子は毒薬を飲み込み背中に浮かぶ文字を見せるのだった。
イソンは牢に入れられ、王座に就いた世子は人事を刷新、
テモクは解毒薬を盾に抵抗を続け、大臣らは毒の症状が出る。
ウジェの協力で解毒薬が完成、イソンや大臣らの命を救い、
テモクの元へ乗り込み、テモクは観念して自害するのだった。
テモクの死で平穏が訪れかに思えたが・・・
イソンの側近がテモクと繋がっていてカウンが狙われていた。
自由となったイソンは側近の言動を思い出して引き返し・・・
同じ頃、世子もテモクの配下がいることを知り・・・
カウンの身に危機が訪れようとした時、駆けつけたのは・・・
毒で朝鮮王国を牛耳る辺首会のテモクの野望と、
何の力も持たない世子が多くの仲間と出会って成長し、
生死を彷徨う危機に何度も遭いながら信念を貫き通し、
多くの心を動かして本物の王となるサクセスストーリー。
世子とカウンの恋愛やファグンやイソンの叶わぬ恋、
仲間たちの友情や、侍衛の忠誠心など見所も満載で、
20話と思えない充実した内容で面白かった。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
根乃深木
韓国時代劇ドラマ5作目を観終えた(全24話)

ハングル創製者、朝鮮王朝第4代王・世宗の時代。
1418年、太宗の譲位で世宗ことイ・ドが即位するが、
実権は父である太宗が握っていて強権粛清の嵐だった。
王の座に就いても権力を持たない世宗は部屋に引き篭もり、
学士や侍女らと勉学や謎解きをして過ごしていた。
謀略により世宗の義父シム・オンが謀反の首謀者とされ、
明から帰国後に処刑するとシム家の使用人が捕えられる。
王妃から助命懇願され、世宗は幼い侍女に密書を託すが、
侍女は太宗側の人間で密書をすり替えられてしまう。
幼いトルボクはシム家の下男()である父ソクサムと、
幼馴染の娘タムを連れて逃げ、身を潜めた先で侍女に遭遇。
帰国道中のシムを助けるという密書を受け取ったトルボクは、
字の読めるタムに内容を確認させ、届けに行こうとするが、
ソクサムが息子から文を奪って山を駆け主人の元へ急ぐ。
トルボクとタムは下男らのいる牢に捕われていた。
ソクサムはシムに文を届けるが、その時に太宗の兵が現れ、
手にした文が謀反の証としてシムは捕縛、後日死罪となる。
瀕死のソクサムが牢に担ぎ込まれ死亡、文が謀だと分かり、
下男らは暴動を起こして脱獄、トルボクはタムと逃げるが、
離ればなれになってしまう。この騒動でタムの父も死亡する。
タムは王妃に遭遇して匿われ、トルボクは世宗に匿われる。
世宗のもとに太宗と配下が現れて罪人の子を殺せと言うが、
世宗は自分が王だと反発、太宗は不敵な笑みを浮かべて去る。
トルボクは女首長のトダム宅が取り仕切るパン村に預けられ、
世宗は太宗に会いに行って謝罪、武力で国を作る父に対抗して、
知力による国作りのため集賢殿で人材育成を行う承諾を得る。
そして物語を大きく左右する密本という存在が明かされる。
太宗が処刑したチョン・ドジョンが結成した秘密結社で、
チョン・ドグァンの息子ギジュンが科挙試験で不敬な回答をし、
父子が姿を消した事から密本だとして追われる身となっていた。
太子だった世宗はギジュンから新たな国づくりを明かされていて、
彼の力を借りたいと王に内密で行方を探させていた。
歳月が過ぎ・・・第2代本元のドグァンはパン村を訪れ、
トダム宅からドジョンが遺した“密本の書”を受け取っていた。
そこに太宗の兵が襲撃してドジョンと侍衛は森へ逃走・・・
同じ時、問題児として小屋に監禁されていたトルボクが脱走、
どさくさに紛れてドグァンから馬を奪って逃走する。
この馬に密本の書が結ばれていて侍衛は手を伸ばすが、
手にしたのはソクサムの遺書が入った巾着だった・・・。
トルボクは巾着が無い事に気づいて引き返すが、
世宗の密命で駆けつけた覆面姿の護衛武官ムヒュルと遭遇、
切り掛かった際に腕を切られるが姿を消せと見逃される。
ドジョンは矢を受けて死亡、侍衛は瀕死で山小屋へ辿り着き、
ギジュンに巾着の主が密本書を持つと告げて死亡する。
トルボクは故郷の死体捨て場の山でタムの紅入れを見つけ、
父とタムの仇討ちを誓って北方で女真族と戦う兵士となる。
この時に達人の弟子になって武芸を授けられている。
太宗が世を去り、世宗の親政が始まって月日は流れ・・・
成長したトルボクはカン・チュユンと名を変え兼司僕となり、
王の暗殺機会を伺って密かに王宮内を調査していた。
その頃、王宮では学士の連続殺害事件が起きていて、
王宮内を調査していたチュユンが怪しまれて捕縛される。
世宗は敵を撹乱出来るとチュユンに事件の捜査を任せるが、
ムヒュルはチュユンの傷痕からトルボクだと勘付く。
殺害されたのは世宗が内密に行う文字創製事業の者。
体に印のある者、王宮に潜む密本員、遺体の暗号・・・
犯人探しの謎解きミステリーが繰り広げられ・・・
チュユンは捜査の過程で密本一派との闘争に巻き込まれ、
文字創製事業の中核を担う口の聞けない女官ソイが、
幼馴染のタムだと知って生存を喜び再会するが・・・
ソイはあの事件の時、文字が読めるふりをした事で、
親しい人を死に追いやった自責の念で声を失っていた。
その贖罪から世宗の文字創製を使命として生きてきて、
トルボクと逃亡する道中で思いを告げ王宮へ引き返す。
愛するソイの生き甲斐を見守るためチュユンも王宮へ戻り、
その後、自分の命を救うために世宗が太宗に反発した事や、
王が民のために簡単な文字を作っている事を知ることになり、
密本の陰謀を阻止し、王とソイの使命を守ろうと奮闘する。
王宮内に潜む密本達の思惑、文字創製に反対する大臣、
密本の暗殺者によって命を落としてしまう仲間たち・・・
そして第3代本元であるチョン・ギジュンの意外な仮の姿。
トルボクが土に埋めていた密本の書、緊迫した駆け引き・・・
文字創製により多くの命が失われた事に葛藤する世宗、
悩み迷う王にキレるチュユン、声を取り戻すソイ・・・
タムは一度見た文字を記憶出来るという能力があり、
世宗はタムの能力を信じて彼女の中に解例を残す事にし、
民を集めて公表する時まで秘密裏にしていたのだが・・・
最後の最後でタムの能力がギジュンにバレてしまう。
文字数の多すぎる漢字を覚えられない民のために、
誰でも覚えられる簡易文字(ハングル)を作った世宗。
文字創製という後世に残る偉業を物語のベースにして、
殺人事件や犯人捜しの謎解きなどのミステリーを絡め、
舞空術や暗殺拳などファンタジーもあり見所満載だった。
疑問だったのはパン村にいた元傭兵カルペイの存在。
中国の暗殺集団が彼を見て逃げ出す程の強者らしいのだが、
何故ギジュンの配下になったのかが描かれていない・・・
カルペイが心を許す少女がパン村にいるのだが、
この少女が新しい文字を覚えた事を知ったギジュンは、
配下に殺害するよう命じ、チュユンが窮地を救っている。
本元が少女を殺そうとした事をカルペイに教えていれば、
寝返るのでは・・・なんて期待したのだが・・・
先日観たチュノの役者が結構出ていて顔だけは覚えた。
カン・チュユン役はチュノのテギル役と同じ俳優で、
ワイルドな風貌でキレのある格闘シーンが素晴らしい。
官服を着ると気品ある雰囲気になる魅力的な役者である。
この役者の他作品も観てみたいなぁ・・・。

ハングル創製者、朝鮮王朝第4代王・世宗の時代。
1418年、太宗の譲位で世宗ことイ・ドが即位するが、
実権は父である太宗が握っていて強権粛清の嵐だった。
王の座に就いても権力を持たない世宗は部屋に引き篭もり、
学士や侍女らと勉学や謎解きをして過ごしていた。
謀略により世宗の義父シム・オンが謀反の首謀者とされ、
明から帰国後に処刑するとシム家の使用人が捕えられる。
王妃から助命懇願され、世宗は幼い侍女に密書を託すが、
侍女は太宗側の人間で密書をすり替えられてしまう。
幼いトルボクはシム家の下男()である父ソクサムと、
幼馴染の娘タムを連れて逃げ、身を潜めた先で侍女に遭遇。
帰国道中のシムを助けるという密書を受け取ったトルボクは、
字の読めるタムに内容を確認させ、届けに行こうとするが、
ソクサムが息子から文を奪って山を駆け主人の元へ急ぐ。
トルボクとタムは下男らのいる牢に捕われていた。
ソクサムはシムに文を届けるが、その時に太宗の兵が現れ、
手にした文が謀反の証としてシムは捕縛、後日死罪となる。
瀕死のソクサムが牢に担ぎ込まれ死亡、文が謀だと分かり、
下男らは暴動を起こして脱獄、トルボクはタムと逃げるが、
離ればなれになってしまう。この騒動でタムの父も死亡する。
タムは王妃に遭遇して匿われ、トルボクは世宗に匿われる。
世宗のもとに太宗と配下が現れて罪人の子を殺せと言うが、
世宗は自分が王だと反発、太宗は不敵な笑みを浮かべて去る。
トルボクは女首長のトダム宅が取り仕切るパン村に預けられ、
世宗は太宗に会いに行って謝罪、武力で国を作る父に対抗して、
知力による国作りのため集賢殿で人材育成を行う承諾を得る。
そして物語を大きく左右する密本という存在が明かされる。
太宗が処刑したチョン・ドジョンが結成した秘密結社で、
チョン・ドグァンの息子ギジュンが科挙試験で不敬な回答をし、
父子が姿を消した事から密本だとして追われる身となっていた。
太子だった世宗はギジュンから新たな国づくりを明かされていて、
彼の力を借りたいと王に内密で行方を探させていた。
歳月が過ぎ・・・第2代本元のドグァンはパン村を訪れ、
トダム宅からドジョンが遺した“密本の書”を受け取っていた。
そこに太宗の兵が襲撃してドジョンと侍衛は森へ逃走・・・
同じ時、問題児として小屋に監禁されていたトルボクが脱走、
どさくさに紛れてドグァンから馬を奪って逃走する。
この馬に密本の書が結ばれていて侍衛は手を伸ばすが、
手にしたのはソクサムの遺書が入った巾着だった・・・。
トルボクは巾着が無い事に気づいて引き返すが、
世宗の密命で駆けつけた覆面姿の護衛武官ムヒュルと遭遇、
切り掛かった際に腕を切られるが姿を消せと見逃される。
ドジョンは矢を受けて死亡、侍衛は瀕死で山小屋へ辿り着き、
ギジュンに巾着の主が密本書を持つと告げて死亡する。
トルボクは故郷の死体捨て場の山でタムの紅入れを見つけ、
父とタムの仇討ちを誓って北方で女真族と戦う兵士となる。
この時に達人の弟子になって武芸を授けられている。
太宗が世を去り、世宗の親政が始まって月日は流れ・・・
成長したトルボクはカン・チュユンと名を変え兼司僕となり、
王の暗殺機会を伺って密かに王宮内を調査していた。
その頃、王宮では学士の連続殺害事件が起きていて、
王宮内を調査していたチュユンが怪しまれて捕縛される。
世宗は敵を撹乱出来るとチュユンに事件の捜査を任せるが、
ムヒュルはチュユンの傷痕からトルボクだと勘付く。
殺害されたのは世宗が内密に行う文字創製事業の者。
体に印のある者、王宮に潜む密本員、遺体の暗号・・・
犯人探しの謎解きミステリーが繰り広げられ・・・
チュユンは捜査の過程で密本一派との闘争に巻き込まれ、
文字創製事業の中核を担う口の聞けない女官ソイが、
幼馴染のタムだと知って生存を喜び再会するが・・・
ソイはあの事件の時、文字が読めるふりをした事で、
親しい人を死に追いやった自責の念で声を失っていた。
その贖罪から世宗の文字創製を使命として生きてきて、
トルボクと逃亡する道中で思いを告げ王宮へ引き返す。
愛するソイの生き甲斐を見守るためチュユンも王宮へ戻り、
その後、自分の命を救うために世宗が太宗に反発した事や、
王が民のために簡単な文字を作っている事を知ることになり、
密本の陰謀を阻止し、王とソイの使命を守ろうと奮闘する。
王宮内に潜む密本達の思惑、文字創製に反対する大臣、
密本の暗殺者によって命を落としてしまう仲間たち・・・
そして第3代本元であるチョン・ギジュンの意外な仮の姿。
トルボクが土に埋めていた密本の書、緊迫した駆け引き・・・
文字創製により多くの命が失われた事に葛藤する世宗、
悩み迷う王にキレるチュユン、声を取り戻すソイ・・・
タムは一度見た文字を記憶出来るという能力があり、
世宗はタムの能力を信じて彼女の中に解例を残す事にし、
民を集めて公表する時まで秘密裏にしていたのだが・・・
最後の最後でタムの能力がギジュンにバレてしまう。
文字数の多すぎる漢字を覚えられない民のために、
誰でも覚えられる簡易文字(ハングル)を作った世宗。
文字創製という後世に残る偉業を物語のベースにして、
殺人事件や犯人捜しの謎解きなどのミステリーを絡め、
舞空術や暗殺拳などファンタジーもあり見所満載だった。
疑問だったのはパン村にいた元傭兵カルペイの存在。
中国の暗殺集団が彼を見て逃げ出す程の強者らしいのだが、
何故ギジュンの配下になったのかが描かれていない・・・
カルペイが心を許す少女がパン村にいるのだが、
この少女が新しい文字を覚えた事を知ったギジュンは、
配下に殺害するよう命じ、チュユンが窮地を救っている。
本元が少女を殺そうとした事をカルペイに教えていれば、
寝返るのでは・・・なんて期待したのだが・・・
先日観たチュノの役者が結構出ていて顔だけは覚えた。
カン・チュユン役はチュノのテギル役と同じ俳優で、
ワイルドな風貌でキレのある格闘シーンが素晴らしい。
官服を着ると気品ある雰囲気になる魅力的な役者である。
この役者の他作品も観てみたいなぁ・・・。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
推奴
韓国時代劇ドラマ4作目を観終えた(全24話)

高麗時代の奴婢制度を引き継いだ朝鮮時代中期が舞台。
裕福な貴族階級である両班の家に生まれたテギルは、
召使でであるオンニョンと密かに愛を育んでいた。
密愛を知ったテギルの父は激怒してオンニョンを拷問、
兄のクンノムは必死に許しを乞うが受け入れられず逆上、
テギルの父を殺害し、オンニョンを救って邸に火を放つ。
クンノムの鎌で顔面を負傷したテギルは邸に取り残され、
オンニョンは兄に連れられて逃亡するのだった。
10年後、テギルは脱走を捕縛する推奴師として、
チェ将軍、ワンソンという弟分と3人で賞金稼ぎをしつつ、
最愛の女性であるオンニョンの行方を探し求めていた。
一方、朝鮮最強の武将といわれたソン・テハは、
友人であるチョルンの裏切りで陥られになっていた。
ある日、不審死した昭顕世子からの手紙を受け取ると、
彼の息子で幼い石堅様を朝廷の陰謀から守るために脱走、
各地に散らばる仲間を求めて石堅様を守る使命を抱く。
その頃、オンニョンは両班の地位を得て名を変え、
キム・ヘウォンとして兄ソンファンの口利きにより、
地元の有力者との婚姻を挙げさせられようとしていた。
最愛のテギルを慕い続けるオンニョンは挙式から脱走、
その逃走過程でテハと出会い行動を共にするようになる。
王位を継承するはずだった昭顕世子の息子が現れると、
自身の王位が危ういと恐れる王は大臣に謀反の阻止を告げ、
大臣は腕利き推奴であるテギルを呼んでテハ捕縛命を出す。
娘婿のチョルンには石堅を見つけて殺害するよう命じる。
チョルンの同行に選ばれたのがテギルのライバル推奴である、
チョン・ジホ一味でテギルは彼の元から独立した経緯がある。
テハは朝鮮の役人とテギル達に追われる身となり、
オンニョンは新郎の刺客と兄が遣わした者に追われる。
テギルはテハと逃走する女性がオンニョンとは知らず、
絶妙なすれ違いで再会が持ち越される構成が続く。
テハはオンニョンを守りながら石堅様を守る仲間と合流、
テギルが死んだと思っているオンニョンはテハに惹かれ、
テハも様々な困難を共にしたオンニョンに恋心を抱く。
テハの行方を追う旅路でテギル達はある女性と出会う。
旅芸人集団のサダンから脱走したソルファはテギルに救われ、
煙たがれつつテギルに恋心を抱き旅路に加わることになる。
この女性が加わる事で無骨な集団に彩りがもたらされ、
拒否されても愛を貫くソルファが健気で愛くるしい。
石堅擁立派の重要人物を次々殺害していくチョルン。
テハとは武官時代の同僚だが常に二番手に甘んじていて、
確執を抱いて悪徳大臣に懐柔され婿となって成り上がる。
自分がテハより上だという事に執着して殺意を抱いている。
妻は障害を持っていて不自由な身体で夫を心配、涙を流し、
健気に筆を持つ姿に心が揺れる。迫真の演技である。
テハとオンニョンの逃走劇、朝廷側の企みと同時に、
仲間の物語が描かれていてこちらも見応えがある。
元猟師で銃の腕利きオッポクは仲間と共に密書を受け取り、
密かに両班を銃殺するのだが、実は悪徳大臣の企みだった。
純粋な仲間は身分の無い世の中を願って密書に従い、
オッポクに恋心を寄せるチョボクの純愛も美しい。
オンニョンの兄クンノムを見つけたテギルは刃物で迫り、
彼の口からオンニョンはテハと結婚した事を告げられる。
そしてテギルの腹違いの兄だった事を明かされ・・・
罪を償う代わりに妹を見逃して欲しいとクンノムは自害。
いよいよテハの居所を見つけたテギルは邸に忍び込み、
そこでオンニョンとテハの仲睦まじい姿を目撃して傷心。
チェ将軍、ワンソンに任務放棄を告げ町に帰ると言い、
最後にソルファに反物を買ってやると市場へ出掛ける。
食料を買いにきていたオンニョンは2人の姿を目撃、
最愛のテギルが生きていた事に感動して涙を流すが、
テギルの傍らに女性がいるため身を隠してしまう。
テギルの仲間が消息を絶ち、テハの仲間も何者かに殺害、
二人は漁夫の利を狙うチョルンの企みで剣を交え・・・
オンニョンとテギルは10年ぶりの再会を果たす。
せっかく最愛のオンニョンを見つけたのに、
テギルは幸せそうな彼女の姿を見て悪態をつき、
自分を陥れたに愛情など持たないと告げるのだが・・・
なんだかんだあってテギルとテハは利害関係の一致で、
朝廷の追っ手を撃退し、石堅様を守り抜いていく。
二人の仲睦まじい姿に地獄の苦しみを味わいつつ、
テギルはオンニョンの幸せを願って行動する姿が逞しい。
中盤以降のテギルの男気が凄まじく格好いい・・・
捕らえたは山村に住むチャッキ師匠に世話をさせ、
弟分の為には賞金を蓄えて土地と邸を購入していたり、
突っぱねつつもソルファをサダンから買い取ったり、
自分に利益が無いのにテハ達の護衛をしていたり、
最後の最後も身を挺してオンニョン達を逃走させるテギル。
女性視聴者を意識したような筋肉姿が多すぎるけど、
コメディ要素とシリアス要素が絶妙で面白かった。
オッポクの悪者掃除も良かったしチョン・ジホも良い味、
無骨なチャッキの優しさ、女将周りのコミカル劇も良い。
史実的な要素は少なめだけど概要は押さえてあるし、
歴史の影で生きた人々の物語として楽しめた。

高麗時代の奴婢制度を引き継いだ朝鮮時代中期が舞台。
裕福な貴族階級である両班の家に生まれたテギルは、
召使でであるオンニョンと密かに愛を育んでいた。
密愛を知ったテギルの父は激怒してオンニョンを拷問、
兄のクンノムは必死に許しを乞うが受け入れられず逆上、
テギルの父を殺害し、オンニョンを救って邸に火を放つ。
クンノムの鎌で顔面を負傷したテギルは邸に取り残され、
オンニョンは兄に連れられて逃亡するのだった。
10年後、テギルは脱走を捕縛する推奴師として、
チェ将軍、ワンソンという弟分と3人で賞金稼ぎをしつつ、
最愛の女性であるオンニョンの行方を探し求めていた。
一方、朝鮮最強の武将といわれたソン・テハは、
友人であるチョルンの裏切りで陥られになっていた。
ある日、不審死した昭顕世子からの手紙を受け取ると、
彼の息子で幼い石堅様を朝廷の陰謀から守るために脱走、
各地に散らばる仲間を求めて石堅様を守る使命を抱く。
その頃、オンニョンは両班の地位を得て名を変え、
キム・ヘウォンとして兄ソンファンの口利きにより、
地元の有力者との婚姻を挙げさせられようとしていた。
最愛のテギルを慕い続けるオンニョンは挙式から脱走、
その逃走過程でテハと出会い行動を共にするようになる。
王位を継承するはずだった昭顕世子の息子が現れると、
自身の王位が危ういと恐れる王は大臣に謀反の阻止を告げ、
大臣は腕利き推奴であるテギルを呼んでテハ捕縛命を出す。
娘婿のチョルンには石堅を見つけて殺害するよう命じる。
チョルンの同行に選ばれたのがテギルのライバル推奴である、
チョン・ジホ一味でテギルは彼の元から独立した経緯がある。
テハは朝鮮の役人とテギル達に追われる身となり、
オンニョンは新郎の刺客と兄が遣わした者に追われる。
テギルはテハと逃走する女性がオンニョンとは知らず、
絶妙なすれ違いで再会が持ち越される構成が続く。
テハはオンニョンを守りながら石堅様を守る仲間と合流、
テギルが死んだと思っているオンニョンはテハに惹かれ、
テハも様々な困難を共にしたオンニョンに恋心を抱く。
テハの行方を追う旅路でテギル達はある女性と出会う。
旅芸人集団のサダンから脱走したソルファはテギルに救われ、
煙たがれつつテギルに恋心を抱き旅路に加わることになる。
この女性が加わる事で無骨な集団に彩りがもたらされ、
拒否されても愛を貫くソルファが健気で愛くるしい。
石堅擁立派の重要人物を次々殺害していくチョルン。
テハとは武官時代の同僚だが常に二番手に甘んじていて、
確執を抱いて悪徳大臣に懐柔され婿となって成り上がる。
自分がテハより上だという事に執着して殺意を抱いている。
妻は障害を持っていて不自由な身体で夫を心配、涙を流し、
健気に筆を持つ姿に心が揺れる。迫真の演技である。
テハとオンニョンの逃走劇、朝廷側の企みと同時に、
仲間の物語が描かれていてこちらも見応えがある。
元猟師で銃の腕利きオッポクは仲間と共に密書を受け取り、
密かに両班を銃殺するのだが、実は悪徳大臣の企みだった。
純粋な仲間は身分の無い世の中を願って密書に従い、
オッポクに恋心を寄せるチョボクの純愛も美しい。
オンニョンの兄クンノムを見つけたテギルは刃物で迫り、
彼の口からオンニョンはテハと結婚した事を告げられる。
そしてテギルの腹違いの兄だった事を明かされ・・・
罪を償う代わりに妹を見逃して欲しいとクンノムは自害。
いよいよテハの居所を見つけたテギルは邸に忍び込み、
そこでオンニョンとテハの仲睦まじい姿を目撃して傷心。
チェ将軍、ワンソンに任務放棄を告げ町に帰ると言い、
最後にソルファに反物を買ってやると市場へ出掛ける。
食料を買いにきていたオンニョンは2人の姿を目撃、
最愛のテギルが生きていた事に感動して涙を流すが、
テギルの傍らに女性がいるため身を隠してしまう。
テギルの仲間が消息を絶ち、テハの仲間も何者かに殺害、
二人は漁夫の利を狙うチョルンの企みで剣を交え・・・
オンニョンとテギルは10年ぶりの再会を果たす。
せっかく最愛のオンニョンを見つけたのに、
テギルは幸せそうな彼女の姿を見て悪態をつき、
自分を陥れたに愛情など持たないと告げるのだが・・・
なんだかんだあってテギルとテハは利害関係の一致で、
朝廷の追っ手を撃退し、石堅様を守り抜いていく。
二人の仲睦まじい姿に地獄の苦しみを味わいつつ、
テギルはオンニョンの幸せを願って行動する姿が逞しい。
中盤以降のテギルの男気が凄まじく格好いい・・・
捕らえたは山村に住むチャッキ師匠に世話をさせ、
弟分の為には賞金を蓄えて土地と邸を購入していたり、
突っぱねつつもソルファをサダンから買い取ったり、
自分に利益が無いのにテハ達の護衛をしていたり、
最後の最後も身を挺してオンニョン達を逃走させるテギル。
女性視聴者を意識したような筋肉姿が多すぎるけど、
コメディ要素とシリアス要素が絶妙で面白かった。
オッポクの悪者掃除も良かったしチョン・ジホも良い味、
無骨なチャッキの優しさ、女将周りのコミカル劇も良い。
史実的な要素は少なめだけど概要は押さえてあるし、
歴史の影で生きた人々の物語として楽しめた。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
信義
韓国時代劇ドラマ3作目を観終えた(全24話)

西暦1351年、恭愍王の高麗時代が舞台。
高麗王こと恭愍王と元の王女である魯国公主が婚姻し、
元から帰国する道中、一行は刺客に襲われ王妃が重傷を負う。
若き近衛隊長のチェ・ヨンは内功で王妃の出血を抑えるが、
医官長のチャン・ビンは手に負えないと首を振る。
王の側近は天界に通じる天門を見たと一同を案内、
(医仙の華佗が曹操から逃れ天門に入った伝説がある)
王命を受けたヨンは天門へ入り現代のソウルに着く。
未知の世界に驚きつつ寺で和尚に天医の場所を尋ねると、
美容整形の学会が行われているという建物を教えられる。
講演していた整形外科医のユ・ウンスを見つけた彼は、
身近な所にいた男に剣で王妃と同じような傷口をつけ、
その場で治療するよう説得、医術を見て神医と確信すると、
彼女を半ば拉致する形で肩に担いで天門へ連れて行く。
チェ・ヨンは雷功という技で手から雷を発する。
会場に集結した機動隊を一瞬で撃退するほどの威力なのに、
その後に大勢と戦う場面では普通に剣で戦うんだな・・・。
天門を通って高麗に連れてこられたウンスは、
時代劇のセットだと思いつつ瀕死の王妃を手術する。
ウンスの治療で王妃は一命を取り留めるのだが、
意識が回復するまで滞在してほしいと懇願される。
邸を抜け出し家に帰ろうとしたウンスは刺客に拘束、
ヨンが彼女を救出し、王妃の意識も回復したことから、
ウンスを元の場所に帰すために天門へ向かうのだが・・・
王に入れ知恵した側近が護衛を引き連れて天門に現れ、
帰す帰さないと言い争ううちに天門は閉じてしまう。
王妃が回復したら帰すという約束を破られたウンスは、
茫然とするヨンに剣を持って突進、逃げられる筈だが、
ヨンはウンスの剣を甘んじて受け重傷を負ってしまう。
殺人犯になりたくないウンスは必死に治療を施す・・・
一命を取り留めたヨンは一行を高麗へ移動、皇宮に着くが、
王の反対勢力であるキ・チョルにより臣下らは毒殺されていた。
徳成府院君ことキ・チョルは元のキ皇后の兄で氷功の使い手、
舎弟は音功、舎妹は火功の使い手という反則的な勢力である。
キ・チョルに対抗するため王はヨンを頼りにするのだが、
ヨンは先代から現王を護送したら隊を抜ける許しを得ていた。
尊敬していた前隊長と最愛の人を失って生きる気力を失い、
王の力になれないと言うのだが己を未熟と認める王に懇願され、
近衛隊長として王を護り、ウンスを元の世界に帰すことを誓う。
序盤はキ・チョルの謀略で王やヨンが窮地に陥るのだが、
妖魔と排除しようと思っていたウンスの医療具を見て驚愕。
師匠が遺した華佗の弟子の道具がウンスの物と酷似していて、
彼女が本当に天から来たと信じ、手に入れようと下手に出る。
長い年月で錆び付いたキ・チョルの持つ医療具はウンスの物で、
それと一緒に手帳も見せられ、ウンスは自筆を見て驚愕する。
身に覚えのない医療具と手帳が出てきた事でウンスは困惑、
数字や記号の羅列を見ている内に天門が開く時系列だと気づく。
中盤から王の叔父である徳興君が登場、キ・チョル側につき、
高麗王の地位を狙い、ウンスを毒で犯して陥れる。
元の世界に戻れば治るというウンスの言葉を信じたヨンは、
彼女を連れて天門へ向かうが、道中で彼女は自分の文を見つける。
王妃の命やヨンの命が危ないという警告文を読んだウンスは、
ヨンを説得して皇宮へ戻り、拐われた王妃を見つけ出す。
医官長のチャン・ビンは必死にウンスの解毒薬を模索するが、
あと一歩の所でキ・チョルの配下に襲われ殺害されてしまう。
キ・チョルが徳興院を擁立して政変を起こして物語は佳境へ・・・
現代に帰って毒が癒えてもヨンを想う日々を過ごすなら、
ここに止まって解毒の道を探すと告げるウンス。
そして医術書の中に毒を毒で制する方法があると知ると、
ヨンに内緒でウンスは最後の賭けに出て毒を飲む・・・
キ・チョルに連れられ天門へ入ったウンスは現代へ・・・
何故かキ・チョルは門に弾かれる。ウンスは病院に行き、
自室から医療具や手帳などを持って再び天門へ入るのだが、
何故か高麗時代の百年前に出て再び天門を探して入り、
現代へ戻って再び天門へ入ると・・・高麗時代だった。
高麗時代の名高い武士と現代女性の恋愛時代劇だけど、
無表情のヨンとおばさんっぽいウンスの組み合わせが微妙。
姉と弟みたいで恋に落ちる感じに見えないんだよなぁ・・・
現代の医師が過去にタイムスリップするだけで良いのに、
古びた医療具や手帳が出てきて物語を複雑にしてしまった。
何故キ・チョルが天門に弾かれたのかが分からないし、
再び現代から天門に入って別の時代に行ったのも意味不明。
独特な内功を扱えるのかも不明だし効果的でもないし・・・。
中華時代劇ばかり見ているので殺陣が遅く感じてしまい、
ヨンの強さや凄さが動きからは伝わってこなかったなぁ。

西暦1351年、恭愍王の高麗時代が舞台。
高麗王こと恭愍王と元の王女である魯国公主が婚姻し、
元から帰国する道中、一行は刺客に襲われ王妃が重傷を負う。
若き近衛隊長のチェ・ヨンは内功で王妃の出血を抑えるが、
医官長のチャン・ビンは手に負えないと首を振る。
王の側近は天界に通じる天門を見たと一同を案内、
(医仙の華佗が曹操から逃れ天門に入った伝説がある)
王命を受けたヨンは天門へ入り現代のソウルに着く。
未知の世界に驚きつつ寺で和尚に天医の場所を尋ねると、
美容整形の学会が行われているという建物を教えられる。
講演していた整形外科医のユ・ウンスを見つけた彼は、
身近な所にいた男に剣で王妃と同じような傷口をつけ、
その場で治療するよう説得、医術を見て神医と確信すると、
彼女を半ば拉致する形で肩に担いで天門へ連れて行く。
チェ・ヨンは雷功という技で手から雷を発する。
会場に集結した機動隊を一瞬で撃退するほどの威力なのに、
その後に大勢と戦う場面では普通に剣で戦うんだな・・・。
天門を通って高麗に連れてこられたウンスは、
時代劇のセットだと思いつつ瀕死の王妃を手術する。
ウンスの治療で王妃は一命を取り留めるのだが、
意識が回復するまで滞在してほしいと懇願される。
邸を抜け出し家に帰ろうとしたウンスは刺客に拘束、
ヨンが彼女を救出し、王妃の意識も回復したことから、
ウンスを元の場所に帰すために天門へ向かうのだが・・・
王に入れ知恵した側近が護衛を引き連れて天門に現れ、
帰す帰さないと言い争ううちに天門は閉じてしまう。
王妃が回復したら帰すという約束を破られたウンスは、
茫然とするヨンに剣を持って突進、逃げられる筈だが、
ヨンはウンスの剣を甘んじて受け重傷を負ってしまう。
殺人犯になりたくないウンスは必死に治療を施す・・・
一命を取り留めたヨンは一行を高麗へ移動、皇宮に着くが、
王の反対勢力であるキ・チョルにより臣下らは毒殺されていた。
徳成府院君ことキ・チョルは元のキ皇后の兄で氷功の使い手、
舎弟は音功、舎妹は火功の使い手という反則的な勢力である。
キ・チョルに対抗するため王はヨンを頼りにするのだが、
ヨンは先代から現王を護送したら隊を抜ける許しを得ていた。
尊敬していた前隊長と最愛の人を失って生きる気力を失い、
王の力になれないと言うのだが己を未熟と認める王に懇願され、
近衛隊長として王を護り、ウンスを元の世界に帰すことを誓う。
序盤はキ・チョルの謀略で王やヨンが窮地に陥るのだが、
妖魔と排除しようと思っていたウンスの医療具を見て驚愕。
師匠が遺した華佗の弟子の道具がウンスの物と酷似していて、
彼女が本当に天から来たと信じ、手に入れようと下手に出る。
長い年月で錆び付いたキ・チョルの持つ医療具はウンスの物で、
それと一緒に手帳も見せられ、ウンスは自筆を見て驚愕する。
身に覚えのない医療具と手帳が出てきた事でウンスは困惑、
数字や記号の羅列を見ている内に天門が開く時系列だと気づく。
中盤から王の叔父である徳興君が登場、キ・チョル側につき、
高麗王の地位を狙い、ウンスを毒で犯して陥れる。
元の世界に戻れば治るというウンスの言葉を信じたヨンは、
彼女を連れて天門へ向かうが、道中で彼女は自分の文を見つける。
王妃の命やヨンの命が危ないという警告文を読んだウンスは、
ヨンを説得して皇宮へ戻り、拐われた王妃を見つけ出す。
医官長のチャン・ビンは必死にウンスの解毒薬を模索するが、
あと一歩の所でキ・チョルの配下に襲われ殺害されてしまう。
キ・チョルが徳興院を擁立して政変を起こして物語は佳境へ・・・
現代に帰って毒が癒えてもヨンを想う日々を過ごすなら、
ここに止まって解毒の道を探すと告げるウンス。
そして医術書の中に毒を毒で制する方法があると知ると、
ヨンに内緒でウンスは最後の賭けに出て毒を飲む・・・
キ・チョルに連れられ天門へ入ったウンスは現代へ・・・
何故かキ・チョルは門に弾かれる。ウンスは病院に行き、
自室から医療具や手帳などを持って再び天門へ入るのだが、
何故か高麗時代の百年前に出て再び天門を探して入り、
現代へ戻って再び天門へ入ると・・・高麗時代だった。
高麗時代の名高い武士と現代女性の恋愛時代劇だけど、
無表情のヨンとおばさんっぽいウンスの組み合わせが微妙。
姉と弟みたいで恋に落ちる感じに見えないんだよなぁ・・・
現代の医師が過去にタイムスリップするだけで良いのに、
古びた医療具や手帳が出てきて物語を複雑にしてしまった。
何故キ・チョルが天門に弾かれたのかが分からないし、
再び現代から天門に入って別の時代に行ったのも意味不明。
独特な内功を扱えるのかも不明だし効果的でもないし・・・。
中華時代劇ばかり見ているので殺陣が遅く感じてしまい、
ヨンの強さや凄さが動きからは伝わってこなかったなぁ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
不滅恋人
韓国時代劇ドラマ2作目を観終えた(全20話)

朝鮮王朝時代、のちの第7代王世祖になる首陽大君と、
弟の安平大君という実在した兄弟の対立をモチーフに、
一人の美女をめぐる三角関係を描いたロマンス時代劇。
首陽大君はイ・ガン、安平大君はイ・フィという名で登場、
史実とは異なる展開で最後まで緊張感が続く内容。
物語は戦死したはずのイ・フィが3年ぶりに王宮に生還し、
母の大王大妃と再会、病で伏していた王の最期を見届ける所から。
イ・ガンは王の遺言を聞こうと駆けつけるが間に合わず、
遺言を託されたフィは王の幼な子を王に就ける勅旨を読み上げ、
大王大妃と大君、忠臣達が幼い王を補佐する旨を宣告する。
企みが失敗した事を悟ったガンは内心動揺しつつも、
表面上は弟の無事を喜び、王位を邪魔する弟の生存に苛立つ。
再会を喜ぶフィにガンはソン家の娘が婚約した事を告げる。
フィは急いでソン家を訪れると家人は大君の存命に驚愕し、
母は娘の部屋に行き、ウンソン大君が生きていたと報せると、
彼女は政略結婚を拒むため出家しようと髪を切っていた。
3年ぶりの再会から回想に移り、それまでの経緯が描かれる。
国王の弟で大王大妃の三男、ウンソン大君ことイ・フィは、
容姿端麗で文学や芸術に長け、心優しく皆に愛されていた。
次男のチニャン大君ことイ・ガンは幼い頃に宮廷を出され、
家族と離れて育てられたためフィとは正反対の野心家となり、
母の寵愛を受けるフィに嫉妬して目の敵に思っていた。
王宮を出されたガンは機会を得て強引に王宮に戻ると、
憎き弟フィを慕う幼い侍女にちょっかいを出して池に落とす。
フィが駆けつけた時には溺死していて見殺した兄を責めるが、
兄の肩を持つ伯父のヤンアン大君に脅され事故死とされる。
時は流れ・・・重臣ソン・オクの娘ジャヒョンは絵が趣味で、
行儀見習いをサボって町に行き、お忍びで町に来たフィと出会う。
些細な事で衝突し、その後も運命的な再会をして互いを認識、
弟と見知らぬ美女との仲を怪訝したガンは部下に素性を調べさせ、
ソン大臣の娘と知って、弟の想い人を奪おうと彼女に近づく。
ガンはジャヒョンの友人であるナギョムを妻に迎えるが、
ナギョムはガンがジャヒョンに言い寄るのを何度も見かけ、
夫を誘惑するなとジャヒョンに激しく抗議、憎しみを抱く。
しばらくして王宮では王子が誕生して喜びに包まれるが、
病弱な王が死ねば王位に就けると思っていたガンは苛立つ。
色々あってジャヒョンとフィは仲睦まじい関係に進展、
フィは大妃に想い人がいるから婚姻したいと申し出るが、
女真族が侵攻したとの報せを受けて王宮は混乱に包まれる。
更に王が昏倒して重臣達は新たな王を擁立するよう訴える。
大妃は誠実なフィを王位に就ける旨を発表するのだが、
ガンを推すヤンアン大君が異議を唱えてフィに王の資質を問い、
自身の討伐軍にフィを加えて戦地へ赴く事を決めてしまう。
戦地ではフィの進言をヤンアン大君が却下し続け、
過酷な環境に兵も消耗、フィは側近と和議交渉に向かう。
和睦がまとまりそうな時に朝鮮軍が侵攻して交渉は決裂、
フィらはルシケという女真族の女に窮地を救われ山林に逃走。
全ては水面下で女真族と繋がっていたヤンアン大君の策略で、
女真族と交渉して軍を引かせるとフィが置き忘れた荷物から、
ジャヒョンの作った防寒着を見つけて獣の血で染めて遺品とし、
女真族を打ち負かしたと都へ凱旋、フィの戦死を大妃に伝える。
寵愛するフィの戦死に驚愕した大妃は寝込んでしまう。
山中に逃げ込んだフィ一行とルシケだったが捕われてしまい、
女真族の捕虜となって長い間、過酷な労働を強いられる事になる。
捕虜の中には討伐兵らの姿もあり、彼らは大君が分け隔てなく接し、
率先して過酷な労働に身をやつす姿を見て感動し励まし合う。
女真族の言葉を話せるフィの部下が女真族の長に接触し、
自分が王の弟ウンソン大君であると嘘をついて和議を交渉する。
結果的にフィになりすました部下がフィの逃走を庇って殺され、
フィと側近、ルシケが王宮に辿り着いて物語の冒頭に繋がる。
弟が戻って焦ったガンは大妃に王位に就かせるよう懇願、
大妃は王としての資質が無いと息子の訴えを拒絶する。
ガンとヤンアン大君を警戒した大妃は王の幼子を王位に就け、
フィを軍事大臣に命じて王の補佐をするよう命じる。
ガンとヤンアン大君は政権中枢の役職を外されるのだが、
二人はそうなる事を予測して事前に陰謀を張り巡らしていた。
ガンが突然、大妃にフィとジャヒョンの婚姻を進言、
大妃は承諾して二人の婚儀を進めるように告げるのだが、
婚礼の日がガン一派がクーデターを起こす日だった。
大妃や王妃、重臣たちが祝福に訪れる中、暴漢らが襲撃、
重臣が殺害され、場は混乱に陥り、フィとガンも応戦、
暴漢の刃を腕に受け深手を負うガン、フィは王を守るため、
部下を伴い王宮に駆けつけて端宗を保護するのだが・・・
ガンに捕われた刺客は主謀者がウンソン大君だと明かし、
王を保護したフィは謀反者として捕らえられてしまう。
婚約者のジャヒョンは身柄を拘束、父のオクはガンに脅迫され、
家族を守るためにフィの謀反を糾弾する文を書かせられる。
信頼の厚いオクの上奏により大妃も庇いきれなくなってしまう。
ジャヒョンはフィが死罪を免れるようガンに嘆願、
自分の身を捧げる約束を交わし、フィは流刑に処される。
ジャヒョンは侍女を影武者に仕立てて寺に籠らせると、
ルシケを伴って秘密裏にフィの流刑地である島へ向かう。
ジャヒョンの失踪を聞いたガンはすぐに島へ部下を派遣、
流刑地でフィを暗殺するよう命を下すのだった。
島ではフィの配下が合流、逃走の計画を話し合っていた。
仲間と脱出を実行するが、フィが矢に討たれて崖から転落、
海から引き上げられた遺体をガンの手下が葬っているのを、
島に来ていたジャヒョンとルシケが見て失意に落ちる。
ジャヒョンは手下に捕捉され、ルシケは逃走して姿を消す。
報せを受けたガンは大妃に脱走を計ったフィの死亡を告げ、
強引に王の座に就くと、ジャヒョンを自分の元へ呼ぶ。
彼女はガンを誘惑して二人きりになって暗殺を計るのだが、
あと一歩の所で躱され、捕縛されて監禁されてしまう。
ジャヒョンの暗殺未遂を聞きつけたナギョムは狂乱し、
監禁されているジャヒョンを連れ出し拷問していたぶる。
妻の勝手な行為を知ったガンはジャヒョンを救い出し、
勝手な事をするのなら王妃から降ろすと脅迫する。
その頃、島に残っていたルシケはフィの従者と出会い、
フィが生きていて、全てはガンを欺く策略だった事を知る。
島を管轄していた者も、本当の悪者がガンだと気づき、
フィに従い偽の殺害に一役買って策略を助けていた。
ほとばりが覚めた頃を見計らって都へ戻るフィと仲間達。
そこでガンが王位に就いた事、ジャヒョンが嫁いだ事を知り、
失意に駆られるが、ガンが王位を略奪したと民が囁いていて、
民を呷って王位を奪ったガンの悪評を広めていく。
大妃の計らいで尼寺に身を寄せることになるジャヒョン、
道中、刺客に襲われるが、何者かによって救われる。
彼女を救ったのはフィ達だった。一行は寺に身を隠す。
王宮ではガンが明に朝鮮王として正式に求められる為に、
オクを明に派遣、先代の子である端宗の存在が邪魔なため、
策略で端宗派が謀反を企んだとして端宗を幽閉する。
フィはガンの悪評を町に流し、民の反発は強まるばかり。
王の地位を得たガンだったが、悪評に悩まされ、
食事の食べ合わせで発疹が出ると毒を盛られたと暴れる。
精神的に追い込まれたガンは誰も信用しなくなり、
存在が邪魔な端宗を暗殺するよう手下に命じるのだが・・・
フィらは端宗の暗殺計画を事前に掴んで救出すると、
ガンとヤンアン大君を離間の計によって決裂させる。
王宮では女真族の使者が訪れガンに密約を守れと迫り、
臣下の前で暴露されるのを恐れたガンは使者の一人を殺害、
大妃は王の無礼な振る舞いを非難し王としての資質を問う。
ヤンアン大君が端宗を匿っていた報せでガンは逆上、
自分に尽くして来た伯父を自らの手で殺害する。
フィは女真族の使者と面会して同盟を交渉、
お互いに利益をもたらす案に賛同した女真族は、
ガンが女真族と交わした密約書をフィに渡すのだった
水面下でガンの悪事を明かして重臣達を寝返らせ、
ジャヒョンは大妃に会ってフィの生存を伝え助力を請う。
フィは正式にジャヒョンを娶り、仲間達の結束も高まると、
ガンが先祖の墓参りに赴く日をガン打倒の日と定める。
ガンの暗殺計画が事前にバレていて計画は失敗、
反乱軍は鎮圧され、フィは逃走、ルシケは捕われてしまう。
王宮では計画失敗を知らないジャヒョンがガンに見つかり、
端宗は捕らえられてナギョムの部屋へ送られる。
王宮へ戻ったフィをガンに不満を抱く勢力が迎え入れ、
反乱軍を鎮圧して戻った兵と不満勢力の争いが起きる。
フィは勝った事の無いガンに直接対決を挑んで対峙、
修羅場経験の差でガンに勝利、邸に監禁して廃位させると、
幼い端宗を復位させるが、この争いでルシケは死亡する。
監禁されたガンを部下が救出、ガンはナギョムを逃がし、
再起を促す部下にある命令を伝えてフィの元へ行く。
そして再び剣を交わすのだが、ガンは部下の刃に討たれる。
弟は自分を殺せないだろうから、お前が俺を斬るのだと、
ガンの部下は事前に死を覚悟していた事を告げるのだった。
王宮では幼い端宗をフィや大妃が補佐して大臣が従い、
10年の月日が流れ、端宗も王の自覚が生まれていた。
フィの助言に反発したのをキッカケにフィは引退を決意、
王の立派な姿に安心し、ソン家とともに王宮を離れる。
フィとジャヒョンの間には二人の子が生まれて成長、
邸に少女が現れ、叔母を頼るよう母に言われたと告げる。
この少女がナギョムとガンの娘でフィらは温かく迎え、
少女を育てる事を報告しにガンの墓参りに行くのだった。
史実を元にしたドラマと知って歴史を調べて驚く。
首陽大君が王位に就き、弟は流刑地で賜死・・・
史実通りなら悪役側が勝つの?と不安に駆られ、
物語の展開とともに史実通りじゃないと確信して安堵。
分かりやすい日本史で例えるならば、
源頼朝が義経から静御前を奪おうと画策して、
義経に謀反の罪をかけて殺害しようとするのだが、
結果的に忠臣達が義経について頼朝を倒すような感じ。
歴史的な部分は知ったこっちゃない創作ですよ物語。
韓国時代劇はまだ2作目だけど、2作とも面白かった。
中国時代劇だと馴染みの武将がたくさん出て来たり、
現代に伝わる格言があったり、国の推移も分かるけど、
韓国は歴史も武将も無知なので新鮮な部分もあるし、
とっつきにくい部分もあるのかも・・・

朝鮮王朝時代、のちの第7代王世祖になる首陽大君と、
弟の安平大君という実在した兄弟の対立をモチーフに、
一人の美女をめぐる三角関係を描いたロマンス時代劇。
首陽大君はイ・ガン、安平大君はイ・フィという名で登場、
史実とは異なる展開で最後まで緊張感が続く内容。
物語は戦死したはずのイ・フィが3年ぶりに王宮に生還し、
母の大王大妃と再会、病で伏していた王の最期を見届ける所から。
イ・ガンは王の遺言を聞こうと駆けつけるが間に合わず、
遺言を託されたフィは王の幼な子を王に就ける勅旨を読み上げ、
大王大妃と大君、忠臣達が幼い王を補佐する旨を宣告する。
企みが失敗した事を悟ったガンは内心動揺しつつも、
表面上は弟の無事を喜び、王位を邪魔する弟の生存に苛立つ。
再会を喜ぶフィにガンはソン家の娘が婚約した事を告げる。
フィは急いでソン家を訪れると家人は大君の存命に驚愕し、
母は娘の部屋に行き、ウンソン大君が生きていたと報せると、
彼女は政略結婚を拒むため出家しようと髪を切っていた。
3年ぶりの再会から回想に移り、それまでの経緯が描かれる。
国王の弟で大王大妃の三男、ウンソン大君ことイ・フィは、
容姿端麗で文学や芸術に長け、心優しく皆に愛されていた。
次男のチニャン大君ことイ・ガンは幼い頃に宮廷を出され、
家族と離れて育てられたためフィとは正反対の野心家となり、
母の寵愛を受けるフィに嫉妬して目の敵に思っていた。
王宮を出されたガンは機会を得て強引に王宮に戻ると、
憎き弟フィを慕う幼い侍女にちょっかいを出して池に落とす。
フィが駆けつけた時には溺死していて見殺した兄を責めるが、
兄の肩を持つ伯父のヤンアン大君に脅され事故死とされる。
時は流れ・・・重臣ソン・オクの娘ジャヒョンは絵が趣味で、
行儀見習いをサボって町に行き、お忍びで町に来たフィと出会う。
些細な事で衝突し、その後も運命的な再会をして互いを認識、
弟と見知らぬ美女との仲を怪訝したガンは部下に素性を調べさせ、
ソン大臣の娘と知って、弟の想い人を奪おうと彼女に近づく。
ガンはジャヒョンの友人であるナギョムを妻に迎えるが、
ナギョムはガンがジャヒョンに言い寄るのを何度も見かけ、
夫を誘惑するなとジャヒョンに激しく抗議、憎しみを抱く。
しばらくして王宮では王子が誕生して喜びに包まれるが、
病弱な王が死ねば王位に就けると思っていたガンは苛立つ。
色々あってジャヒョンとフィは仲睦まじい関係に進展、
フィは大妃に想い人がいるから婚姻したいと申し出るが、
女真族が侵攻したとの報せを受けて王宮は混乱に包まれる。
更に王が昏倒して重臣達は新たな王を擁立するよう訴える。
大妃は誠実なフィを王位に就ける旨を発表するのだが、
ガンを推すヤンアン大君が異議を唱えてフィに王の資質を問い、
自身の討伐軍にフィを加えて戦地へ赴く事を決めてしまう。
戦地ではフィの進言をヤンアン大君が却下し続け、
過酷な環境に兵も消耗、フィは側近と和議交渉に向かう。
和睦がまとまりそうな時に朝鮮軍が侵攻して交渉は決裂、
フィらはルシケという女真族の女に窮地を救われ山林に逃走。
全ては水面下で女真族と繋がっていたヤンアン大君の策略で、
女真族と交渉して軍を引かせるとフィが置き忘れた荷物から、
ジャヒョンの作った防寒着を見つけて獣の血で染めて遺品とし、
女真族を打ち負かしたと都へ凱旋、フィの戦死を大妃に伝える。
寵愛するフィの戦死に驚愕した大妃は寝込んでしまう。
山中に逃げ込んだフィ一行とルシケだったが捕われてしまい、
女真族の捕虜となって長い間、過酷な労働を強いられる事になる。
捕虜の中には討伐兵らの姿もあり、彼らは大君が分け隔てなく接し、
率先して過酷な労働に身をやつす姿を見て感動し励まし合う。
女真族の言葉を話せるフィの部下が女真族の長に接触し、
自分が王の弟ウンソン大君であると嘘をついて和議を交渉する。
結果的にフィになりすました部下がフィの逃走を庇って殺され、
フィと側近、ルシケが王宮に辿り着いて物語の冒頭に繋がる。
弟が戻って焦ったガンは大妃に王位に就かせるよう懇願、
大妃は王としての資質が無いと息子の訴えを拒絶する。
ガンとヤンアン大君を警戒した大妃は王の幼子を王位に就け、
フィを軍事大臣に命じて王の補佐をするよう命じる。
ガンとヤンアン大君は政権中枢の役職を外されるのだが、
二人はそうなる事を予測して事前に陰謀を張り巡らしていた。
ガンが突然、大妃にフィとジャヒョンの婚姻を進言、
大妃は承諾して二人の婚儀を進めるように告げるのだが、
婚礼の日がガン一派がクーデターを起こす日だった。
大妃や王妃、重臣たちが祝福に訪れる中、暴漢らが襲撃、
重臣が殺害され、場は混乱に陥り、フィとガンも応戦、
暴漢の刃を腕に受け深手を負うガン、フィは王を守るため、
部下を伴い王宮に駆けつけて端宗を保護するのだが・・・
ガンに捕われた刺客は主謀者がウンソン大君だと明かし、
王を保護したフィは謀反者として捕らえられてしまう。
婚約者のジャヒョンは身柄を拘束、父のオクはガンに脅迫され、
家族を守るためにフィの謀反を糾弾する文を書かせられる。
信頼の厚いオクの上奏により大妃も庇いきれなくなってしまう。
ジャヒョンはフィが死罪を免れるようガンに嘆願、
自分の身を捧げる約束を交わし、フィは流刑に処される。
ジャヒョンは侍女を影武者に仕立てて寺に籠らせると、
ルシケを伴って秘密裏にフィの流刑地である島へ向かう。
ジャヒョンの失踪を聞いたガンはすぐに島へ部下を派遣、
流刑地でフィを暗殺するよう命を下すのだった。
島ではフィの配下が合流、逃走の計画を話し合っていた。
仲間と脱出を実行するが、フィが矢に討たれて崖から転落、
海から引き上げられた遺体をガンの手下が葬っているのを、
島に来ていたジャヒョンとルシケが見て失意に落ちる。
ジャヒョンは手下に捕捉され、ルシケは逃走して姿を消す。
報せを受けたガンは大妃に脱走を計ったフィの死亡を告げ、
強引に王の座に就くと、ジャヒョンを自分の元へ呼ぶ。
彼女はガンを誘惑して二人きりになって暗殺を計るのだが、
あと一歩の所で躱され、捕縛されて監禁されてしまう。
ジャヒョンの暗殺未遂を聞きつけたナギョムは狂乱し、
監禁されているジャヒョンを連れ出し拷問していたぶる。
妻の勝手な行為を知ったガンはジャヒョンを救い出し、
勝手な事をするのなら王妃から降ろすと脅迫する。
その頃、島に残っていたルシケはフィの従者と出会い、
フィが生きていて、全てはガンを欺く策略だった事を知る。
島を管轄していた者も、本当の悪者がガンだと気づき、
フィに従い偽の殺害に一役買って策略を助けていた。
ほとばりが覚めた頃を見計らって都へ戻るフィと仲間達。
そこでガンが王位に就いた事、ジャヒョンが嫁いだ事を知り、
失意に駆られるが、ガンが王位を略奪したと民が囁いていて、
民を呷って王位を奪ったガンの悪評を広めていく。
大妃の計らいで尼寺に身を寄せることになるジャヒョン、
道中、刺客に襲われるが、何者かによって救われる。
彼女を救ったのはフィ達だった。一行は寺に身を隠す。
王宮ではガンが明に朝鮮王として正式に求められる為に、
オクを明に派遣、先代の子である端宗の存在が邪魔なため、
策略で端宗派が謀反を企んだとして端宗を幽閉する。
フィはガンの悪評を町に流し、民の反発は強まるばかり。
王の地位を得たガンだったが、悪評に悩まされ、
食事の食べ合わせで発疹が出ると毒を盛られたと暴れる。
精神的に追い込まれたガンは誰も信用しなくなり、
存在が邪魔な端宗を暗殺するよう手下に命じるのだが・・・
フィらは端宗の暗殺計画を事前に掴んで救出すると、
ガンとヤンアン大君を離間の計によって決裂させる。
王宮では女真族の使者が訪れガンに密約を守れと迫り、
臣下の前で暴露されるのを恐れたガンは使者の一人を殺害、
大妃は王の無礼な振る舞いを非難し王としての資質を問う。
ヤンアン大君が端宗を匿っていた報せでガンは逆上、
自分に尽くして来た伯父を自らの手で殺害する。
フィは女真族の使者と面会して同盟を交渉、
お互いに利益をもたらす案に賛同した女真族は、
ガンが女真族と交わした密約書をフィに渡すのだった
水面下でガンの悪事を明かして重臣達を寝返らせ、
ジャヒョンは大妃に会ってフィの生存を伝え助力を請う。
フィは正式にジャヒョンを娶り、仲間達の結束も高まると、
ガンが先祖の墓参りに赴く日をガン打倒の日と定める。
ガンの暗殺計画が事前にバレていて計画は失敗、
反乱軍は鎮圧され、フィは逃走、ルシケは捕われてしまう。
王宮では計画失敗を知らないジャヒョンがガンに見つかり、
端宗は捕らえられてナギョムの部屋へ送られる。
王宮へ戻ったフィをガンに不満を抱く勢力が迎え入れ、
反乱軍を鎮圧して戻った兵と不満勢力の争いが起きる。
フィは勝った事の無いガンに直接対決を挑んで対峙、
修羅場経験の差でガンに勝利、邸に監禁して廃位させると、
幼い端宗を復位させるが、この争いでルシケは死亡する。
監禁されたガンを部下が救出、ガンはナギョムを逃がし、
再起を促す部下にある命令を伝えてフィの元へ行く。
そして再び剣を交わすのだが、ガンは部下の刃に討たれる。
弟は自分を殺せないだろうから、お前が俺を斬るのだと、
ガンの部下は事前に死を覚悟していた事を告げるのだった。
王宮では幼い端宗をフィや大妃が補佐して大臣が従い、
10年の月日が流れ、端宗も王の自覚が生まれていた。
フィの助言に反発したのをキッカケにフィは引退を決意、
王の立派な姿に安心し、ソン家とともに王宮を離れる。
フィとジャヒョンの間には二人の子が生まれて成長、
邸に少女が現れ、叔母を頼るよう母に言われたと告げる。
この少女がナギョムとガンの娘でフィらは温かく迎え、
少女を育てる事を報告しにガンの墓参りに行くのだった。
史実を元にしたドラマと知って歴史を調べて驚く。
首陽大君が王位に就き、弟は流刑地で賜死・・・
史実通りなら悪役側が勝つの?と不安に駆られ、
物語の展開とともに史実通りじゃないと確信して安堵。
分かりやすい日本史で例えるならば、
源頼朝が義経から静御前を奪おうと画策して、
義経に謀反の罪をかけて殺害しようとするのだが、
結果的に忠臣達が義経について頼朝を倒すような感じ。
歴史的な部分は知ったこっちゃない創作ですよ物語。
韓国時代劇はまだ2作目だけど、2作とも面白かった。
中国時代劇だと馴染みの武将がたくさん出て来たり、
現代に伝わる格言があったり、国の推移も分かるけど、
韓国は歴史も武将も無知なので新鮮な部分もあるし、
とっつきにくい部分もあるのかも・・・
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
百日郎君
韓国時代劇ドラマ1作目を観終えた(全16話)

地上波で放送されていて録画溜めして一気に視聴。
架空の朝鮮王国時代を舞台にした記憶喪失の恋愛物語で、
王の座を狙う陰謀や仲間とのコミカルなやりとりなど、
初めて観た韓国時代劇がこれで良かったかも。
子役の演技が良くて1話から惹き込まれてしまった。
王族の息子イ・ユルは勉強嫌いで王様ごっこに夢中、
子分を連れて近所の子を追いかけ、女の子にも容赦無し。
そこに内禁衛将の娘であるユン・イソがきてユルを一喝、
後日、ユルは仕返しにイソを山男の家に置き去りにする。
夜、イソを心配したユルは1人で山男の家に行くと、
強面の山男と楽しそうに過ごしているイソの姿があった。
転んで怪我をしたユルの腕にイソはリボンを結んでくれ、
いろんな会話をするが、ユルは知識が乏しく色々教えられる。
活発で利口なイソに心を奪われたユルは彼女との別れ際に、
大きくなったら君を娶りたいと宣言。勉学に励むようになる。
後日、ユルはイソに会ってリボンを返そうとするのだが、
イソの家が黒装束男達に襲撃されてイソは急いで家に戻る。
使用人や父親が殺され、イソは兄に連れられて逃走、
惨劇を隠れて見ていたユルは、飛び出して王族の子と名乗り、
男達の前に立ちはだかって兄妹の逃走を助けるのだった。
黒装束男に抱えられたユルは邸に連れてこられ・・・
全てはユルの父イ・ホを国王にするための謀であり、
イソの父は逆賊に仕立て上げられて殺害されたと知る。
即位の日、父王は重臣から王妃が亡くなった報せを受け、
ユルは母の死を知って王宮から飛び出し号泣する。
16年後。世子となったユルは心を閉ざし笑顔を失っていた。
イソの父親を殺害した重臣のチャオンは娘をユルに嫁がせ、
世子の義父となり、水面下で権力を手にしようと画策していた。
王宮では王妃が自分の息子を世子にしようと企み、
世子嬪のソヘは悩みを抱えて秘かに策略を練っていた。
ユルは胸の痛みで薬を飲み続ける孤独な日々を過ごす中、
長引く日照りは世継ぎがいないからだと重臣に責められ、
当てつけに婚期を逃した民を来月末まで婚姻させよと命じる。
成長したイソは田舎村でヨン氏の養女ホンシムと名を変え、
貧しくも逞しく暮らしていた。そこに世子の命が伝えられ、
「婚期を逃した男女の強制婚姻」に呼び出される事になる。
親友のクンニョは村の男と婚姻するがホンシムは断固拒否、
許嫁がいると言い訳をして期日まで待って欲しいと逃れる。
薬を服用しない日は体調が良い事を確信したユルは、
内密に調査を始めるが、医女が何者かの矢で殺害される。
医女殺しの矢がチャオンから贈られたものと知ると、
自分の命が狙われる理由を探し続けて驚愕の事実を知る。
薬方帳の記述から世子嬪が検診を受けていない事が判明、
手も握った事のない嫁が身籠るのか?と本人に告げる。
チャオンは娘が世子以外の子を身籠った事を隠すため、
娘に床入りを促していたが、計画の失敗を告げられると、
日照りで大凶作に見舞われる民のために雨乞い儀式を促し、
世子であるユルを派遣するよう王に進言する。
雨乞い儀式に向かう道中で刺客に襲われるユル一行、
命からがら逃走したユルは崖から落ちて石に頭を打って昏倒、
世子の服を着た部下は追っ手を引きつけ谷川に落ちて絶命。
山で用を足していたヨンが気絶したユルを見つけて介抱し、
記憶喪失と知ると、お前は娘の許嫁ウォンドゥクだと告げる。
ホンシムは期日になっても婚姻せずに罰を受けていたが、
そこにウォンドゥクを連れた養父がやってきて家に戻る。
ユルは記憶喪失になっているものの中身は高貴な世子のため、
上から目線で高圧的に話し、知識も断片的に覚えていた。
ホンシムは結婚しなければパク令監の妾にされるため、
ウォンドゥクに偽装結婚でいいからと懇願して婚礼を挙げる。
結婚したもののウォンドゥクは田舎民としての能力は皆無で、
勝手に高利貸しから借金して自分だけの衣服を揃えたり、
粗食を嫌ったり、何かしらの職を与えても失敗ばかり・・・
そんな役立たずの夫が読み書きが出来る事を偶然知ると、
本の筆写の仕事を請け負ってきて稼げるようになる。
ウォンドゥクも妻に応えようと努力して借金を返済すると、
形だけの夫婦だった二人の間に愛が育ち始めていた。
その頃、王宮では世子の服を着た遺体が持ち帰られていて、
チャオンは世子の死を公表、王は失意に駆られる。
イソの兄ムヨンはチャオンの刺客として生きていて、
雨乞い儀式の道中でユルを襲ったのも彼だった。
世子を暗殺すれば自由の身を約束されていて、
妹のイソと安住の地で平穏に暮らす事を夢見ていたが、
見つかった遺体が世子では無いと知り行方を捜し始める。
妹の暮らす田舎村で平民姿の世子を見つけ出すが、
イソと世子が結婚した事を知って様々な葛藤に苦しむ。
世子嫁を身籠らせた相手がムヨンなのだが本人は知らず、
チャオンは娘の相手を暗殺せよとムヨンに命じる。
ウォンドゥクが漢城に出掛けた時にチャオンの息子が目撃、
死んだはずの世子が生きていたという噂話を広めていると、
それを知ったチャオンはユルのいる田舎村に確かめに行く。
この道中に王の刺客に暗殺されそうになるが逃げ延びていた。
ムヨンはイソを匿い、夫のウォンドゥクは世子だと明かす。
チャオンから素性を知らされたユルは王宮に連れ帰られ、
世子嬪が自分の子を身籠っていると言われて信じてしまう。
その後、明の使節団の公子が行方不明になった事件を解決すると、
明の使臣から義父のチャオンに気をつけるよう忠告される。
ユルは宦官が貴重品を無断で処分しようとしているのを阻止、
函の中にあったリボンを見て幼少時のイソとの記憶が蘇る。
田舎村に駆けつけてホンシムに彼女の本名を告げると、
イソは世子が幼少時のお馬鹿さんだと気づくのだった。
王宮に戻ったユルは自分に従っていた内官から、
日記を書いていた事を教えられ捜すように言われる。
ムヨンは世子嬪が自分の子を身籠っている事を知り、
彼女と逃走しようと計画するがチャオンにバレてしまう。
漢城府参軍従のジェユンと共に日記を見つけ出したユルは、
世子嬪が自分以外の子を身籠った事や、自分の命を狙ったのが、
チャオンである事を知り、彼の邸を訪れて捕われていた刺客を発見、
逃走した刺客を追うとホンシムが男を兄と呼んで驚愕する。
命を狙ったのがホンシムの兄である事を知ったユルは、
ムヨンが妹を守る為にチャオンの刺客となった事を聞き出す。
チャオンは世子が邸に来た事から記憶が戻ったと悟り、
娘がムヨンと駆け落ちすると、追走してムヨンを殺害する。
王宮に戻ったユルは世子嬪からムヨンが殺された事を知らされ、
チャオンの元を訪れ、自分が書いた日記を見せ悪事を告げるが、
女真族との戦争が始まった事、ユン・イソを捕らえた事を明かされる。
チャオンの罠と知りながら戦地へ赴くと王に告げるユル。
戦地でチャオンに誘き出されて刺客らに取り囲まれるが、
秘かに弓兵を配備していて撃退、チャオンと一騎打ちする。
腕を負傷させられたチャオンは弓兵に討たれて死ぬ間際、
懐から取り出した王の詔をユルに渡して絶命する。
ユルと再会したイソは世子を危険な目に遭わせたのが、
兄と自分である事を謝罪してユルの前から姿を消してしまう。
チャオンは王から玉印が押された白紙の詔を貰っていて、
逆賊である自分の身内には罪を問わない事を書き記していた。
女真族から民を救出して凱旋したユルは世子嬪が自害した事を知る。
1年後。イソは両斑の身分に戻っていたが便利屋を続けていた。
とある村では元世子嬪のソヘが生きていて赤子を抱いていた。
王はチャオンが書いた詔を守って子供達を殺さず王宮から逃し、
長男はイソのいる村で平民として暮らしていた。
ユルが独り身でいる事を重臣達が責めて婚姻を促すと、
王は未婚の男女を婚姻させよと命じる。世子も例外ではない。
ユルに仕えるジェユンは暇乞いをしてイソの村に向かった。
それを知ったユルも急いで村へ向かうのだった。
村では未婚の男女のお見合いが行われていて、
男の並びにはジェユンの姿があった。そこにユルが現れ、
王の命令は絶対だと告げ、自分も未婚だと男の列に加わる。
イソが選んだのはジェユンだったがユルは納得が行かない。
自分がイソを想うことを知りつつ妨害するジェユンを責めるが、
彼は世子を奮起させるためにあえて行動したと明かし、
この機会を逃したら自分がイソを横取りすると宣言する。
ユルは便利屋をするイソに赤い包みを見つけ出して欲しいと依頼、
包みを見つけ出した彼女は包みの中にあった大量の日記を読み、
ユルがどれだけ自分を愛していたのかを知って涙する。
彼を捜すが世子はすでに王宮へ戻ったと言われて傷心していると、
そこに世子は帰ったがウォンドゥクは残っているとユルが現れる。
30話、40話が当たり前の中国時代劇に見慣れているため、
16話で完結する本作は短く感じたが、物語には満足している。
史実とは無縁の架空の物語で、時代背景の知識も必要なく、
シリアスとコミカルのバランスも丁度いい感じで退屈しなかった。
韓国の文化を知らないので、婚礼姿の顔に赤丸3個を見て、
ギャグだと思ったけど、ちゃんとした正装と知って驚いた。
中国と違って韓国の歴史知識は皆無に等しいので、
こういうドラマをキッカケに知るのも面白いのかも・・・
本作の前に放送していた韓国時代劇も録画してあったので、
途中からそちらも見始めて、ほぼ同時に見終わった。

地上波で放送されていて録画溜めして一気に視聴。
架空の朝鮮王国時代を舞台にした記憶喪失の恋愛物語で、
王の座を狙う陰謀や仲間とのコミカルなやりとりなど、
初めて観た韓国時代劇がこれで良かったかも。
子役の演技が良くて1話から惹き込まれてしまった。
王族の息子イ・ユルは勉強嫌いで王様ごっこに夢中、
子分を連れて近所の子を追いかけ、女の子にも容赦無し。
そこに内禁衛将の娘であるユン・イソがきてユルを一喝、
後日、ユルは仕返しにイソを山男の家に置き去りにする。
夜、イソを心配したユルは1人で山男の家に行くと、
強面の山男と楽しそうに過ごしているイソの姿があった。
転んで怪我をしたユルの腕にイソはリボンを結んでくれ、
いろんな会話をするが、ユルは知識が乏しく色々教えられる。
活発で利口なイソに心を奪われたユルは彼女との別れ際に、
大きくなったら君を娶りたいと宣言。勉学に励むようになる。
後日、ユルはイソに会ってリボンを返そうとするのだが、
イソの家が黒装束男達に襲撃されてイソは急いで家に戻る。
使用人や父親が殺され、イソは兄に連れられて逃走、
惨劇を隠れて見ていたユルは、飛び出して王族の子と名乗り、
男達の前に立ちはだかって兄妹の逃走を助けるのだった。
黒装束男に抱えられたユルは邸に連れてこられ・・・
全てはユルの父イ・ホを国王にするための謀であり、
イソの父は逆賊に仕立て上げられて殺害されたと知る。
即位の日、父王は重臣から王妃が亡くなった報せを受け、
ユルは母の死を知って王宮から飛び出し号泣する。
16年後。世子となったユルは心を閉ざし笑顔を失っていた。
イソの父親を殺害した重臣のチャオンは娘をユルに嫁がせ、
世子の義父となり、水面下で権力を手にしようと画策していた。
王宮では王妃が自分の息子を世子にしようと企み、
世子嬪のソヘは悩みを抱えて秘かに策略を練っていた。
ユルは胸の痛みで薬を飲み続ける孤独な日々を過ごす中、
長引く日照りは世継ぎがいないからだと重臣に責められ、
当てつけに婚期を逃した民を来月末まで婚姻させよと命じる。
成長したイソは田舎村でヨン氏の養女ホンシムと名を変え、
貧しくも逞しく暮らしていた。そこに世子の命が伝えられ、
「婚期を逃した男女の強制婚姻」に呼び出される事になる。
親友のクンニョは村の男と婚姻するがホンシムは断固拒否、
許嫁がいると言い訳をして期日まで待って欲しいと逃れる。
薬を服用しない日は体調が良い事を確信したユルは、
内密に調査を始めるが、医女が何者かの矢で殺害される。
医女殺しの矢がチャオンから贈られたものと知ると、
自分の命が狙われる理由を探し続けて驚愕の事実を知る。
薬方帳の記述から世子嬪が検診を受けていない事が判明、
手も握った事のない嫁が身籠るのか?と本人に告げる。
チャオンは娘が世子以外の子を身籠った事を隠すため、
娘に床入りを促していたが、計画の失敗を告げられると、
日照りで大凶作に見舞われる民のために雨乞い儀式を促し、
世子であるユルを派遣するよう王に進言する。
雨乞い儀式に向かう道中で刺客に襲われるユル一行、
命からがら逃走したユルは崖から落ちて石に頭を打って昏倒、
世子の服を着た部下は追っ手を引きつけ谷川に落ちて絶命。
山で用を足していたヨンが気絶したユルを見つけて介抱し、
記憶喪失と知ると、お前は娘の許嫁ウォンドゥクだと告げる。
ホンシムは期日になっても婚姻せずに罰を受けていたが、
そこにウォンドゥクを連れた養父がやってきて家に戻る。
ユルは記憶喪失になっているものの中身は高貴な世子のため、
上から目線で高圧的に話し、知識も断片的に覚えていた。
ホンシムは結婚しなければパク令監の妾にされるため、
ウォンドゥクに偽装結婚でいいからと懇願して婚礼を挙げる。
結婚したもののウォンドゥクは田舎民としての能力は皆無で、
勝手に高利貸しから借金して自分だけの衣服を揃えたり、
粗食を嫌ったり、何かしらの職を与えても失敗ばかり・・・
そんな役立たずの夫が読み書きが出来る事を偶然知ると、
本の筆写の仕事を請け負ってきて稼げるようになる。
ウォンドゥクも妻に応えようと努力して借金を返済すると、
形だけの夫婦だった二人の間に愛が育ち始めていた。
その頃、王宮では世子の服を着た遺体が持ち帰られていて、
チャオンは世子の死を公表、王は失意に駆られる。
イソの兄ムヨンはチャオンの刺客として生きていて、
雨乞い儀式の道中でユルを襲ったのも彼だった。
世子を暗殺すれば自由の身を約束されていて、
妹のイソと安住の地で平穏に暮らす事を夢見ていたが、
見つかった遺体が世子では無いと知り行方を捜し始める。
妹の暮らす田舎村で平民姿の世子を見つけ出すが、
イソと世子が結婚した事を知って様々な葛藤に苦しむ。
世子嫁を身籠らせた相手がムヨンなのだが本人は知らず、
チャオンは娘の相手を暗殺せよとムヨンに命じる。
ウォンドゥクが漢城に出掛けた時にチャオンの息子が目撃、
死んだはずの世子が生きていたという噂話を広めていると、
それを知ったチャオンはユルのいる田舎村に確かめに行く。
この道中に王の刺客に暗殺されそうになるが逃げ延びていた。
ムヨンはイソを匿い、夫のウォンドゥクは世子だと明かす。
チャオンから素性を知らされたユルは王宮に連れ帰られ、
世子嬪が自分の子を身籠っていると言われて信じてしまう。
その後、明の使節団の公子が行方不明になった事件を解決すると、
明の使臣から義父のチャオンに気をつけるよう忠告される。
ユルは宦官が貴重品を無断で処分しようとしているのを阻止、
函の中にあったリボンを見て幼少時のイソとの記憶が蘇る。
田舎村に駆けつけてホンシムに彼女の本名を告げると、
イソは世子が幼少時のお馬鹿さんだと気づくのだった。
王宮に戻ったユルは自分に従っていた内官から、
日記を書いていた事を教えられ捜すように言われる。
ムヨンは世子嬪が自分の子を身籠っている事を知り、
彼女と逃走しようと計画するがチャオンにバレてしまう。
漢城府参軍従のジェユンと共に日記を見つけ出したユルは、
世子嬪が自分以外の子を身籠った事や、自分の命を狙ったのが、
チャオンである事を知り、彼の邸を訪れて捕われていた刺客を発見、
逃走した刺客を追うとホンシムが男を兄と呼んで驚愕する。
命を狙ったのがホンシムの兄である事を知ったユルは、
ムヨンが妹を守る為にチャオンの刺客となった事を聞き出す。
チャオンは世子が邸に来た事から記憶が戻ったと悟り、
娘がムヨンと駆け落ちすると、追走してムヨンを殺害する。
王宮に戻ったユルは世子嬪からムヨンが殺された事を知らされ、
チャオンの元を訪れ、自分が書いた日記を見せ悪事を告げるが、
女真族との戦争が始まった事、ユン・イソを捕らえた事を明かされる。
チャオンの罠と知りながら戦地へ赴くと王に告げるユル。
戦地でチャオンに誘き出されて刺客らに取り囲まれるが、
秘かに弓兵を配備していて撃退、チャオンと一騎打ちする。
腕を負傷させられたチャオンは弓兵に討たれて死ぬ間際、
懐から取り出した王の詔をユルに渡して絶命する。
ユルと再会したイソは世子を危険な目に遭わせたのが、
兄と自分である事を謝罪してユルの前から姿を消してしまう。
チャオンは王から玉印が押された白紙の詔を貰っていて、
逆賊である自分の身内には罪を問わない事を書き記していた。
女真族から民を救出して凱旋したユルは世子嬪が自害した事を知る。
1年後。イソは両斑の身分に戻っていたが便利屋を続けていた。
とある村では元世子嬪のソヘが生きていて赤子を抱いていた。
王はチャオンが書いた詔を守って子供達を殺さず王宮から逃し、
長男はイソのいる村で平民として暮らしていた。
ユルが独り身でいる事を重臣達が責めて婚姻を促すと、
王は未婚の男女を婚姻させよと命じる。世子も例外ではない。
ユルに仕えるジェユンは暇乞いをしてイソの村に向かった。
それを知ったユルも急いで村へ向かうのだった。
村では未婚の男女のお見合いが行われていて、
男の並びにはジェユンの姿があった。そこにユルが現れ、
王の命令は絶対だと告げ、自分も未婚だと男の列に加わる。
イソが選んだのはジェユンだったがユルは納得が行かない。
自分がイソを想うことを知りつつ妨害するジェユンを責めるが、
彼は世子を奮起させるためにあえて行動したと明かし、
この機会を逃したら自分がイソを横取りすると宣言する。
ユルは便利屋をするイソに赤い包みを見つけ出して欲しいと依頼、
包みを見つけ出した彼女は包みの中にあった大量の日記を読み、
ユルがどれだけ自分を愛していたのかを知って涙する。
彼を捜すが世子はすでに王宮へ戻ったと言われて傷心していると、
そこに世子は帰ったがウォンドゥクは残っているとユルが現れる。
30話、40話が当たり前の中国時代劇に見慣れているため、
16話で完結する本作は短く感じたが、物語には満足している。
史実とは無縁の架空の物語で、時代背景の知識も必要なく、
シリアスとコミカルのバランスも丁度いい感じで退屈しなかった。
韓国の文化を知らないので、婚礼姿の顔に赤丸3個を見て、
ギャグだと思ったけど、ちゃんとした正装と知って驚いた。
中国と違って韓国の歴史知識は皆無に等しいので、
こういうドラマをキッカケに知るのも面白いのかも・・・
本作の前に放送していた韓国時代劇も録画してあったので、
途中からそちらも見始めて、ほぼ同時に見終わった。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
次ページ » |