名前のない
きっと必要もない
そっと仕舞う感情
笑って見せる悲しみだったり
涙で見せる喜びだったり
不確かで繊細
素敵な思い出がつらかったり
悲しい記憶を美談にすり替えたり
弱くて脆い
罪さえも正当化
誰が罰するわけでもないのに
誰が罪と認めるわけでもないのに
自分を赦して少し優しくなる
尽きない想いも
朝が来て忘れたり
夜が来て思い出したり
分からなくなる
日常に狂うくせに
夢には境界線
否定するほど固執していく
自分を見失って動けなくなる
名前のない
きっと必要もない
積み上げてきた
それだけ
そっと元の場所へ
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