選択の行方 . . . 本文を読む
今日なんていう日はすぐに消えてしまう。
昨日はいつまでも頭から離れてくれないし、明日はやたら輝いている。
今日があまりにも早く過ぎるから、昨日の夜の続きなのかと錯覚を起こしそうになる。
まっすぐ帰るのもなんだか物足りないし、いつもの店でコーヒーを飲んで帰ろう。
二日続けて来ましたよ、同じような時間に、同じようなテンションで。
そんなこと誰も気にしてはいない。
でももしかしたら、昨日から . . . 本文を読む
一夜明けて。
山にでも登ろうか。
そこで澄み切った空気を思い切り吸い込めば心の中に充満している惰性を洗い流せるかもしれない。
いや、山はしんどいかな。
海へ行こう。
果てしなく広がる青を感じようではないか。
そうだ。街へ繰り出そう。
賑わう熱気を感じれば、また新しい世界へ。
思考するばかりで僕の視界は横向き。
まもなく正午。
悦に浸って無駄な苦悩。
昨夜の変な自分のことも遠い . . . 本文を読む
ふと思い出した。
あの感情はどこへ?
楽しみに待っていたあの気持ちは?
いつの間にか消えてなくなってしまっていた。こんなこと考えること自体、ナンセンス極まりない。
けれど、ふと思ってしまった。
金曜の夜。コーヒーショップにて。
そうだ、いっそこのままこの「楽しみ」について考える時間に浸ろう。
独りよがりの物事に理由付けはいらない。
誰に報告するわけでもないのだから。
「なぜ?」は . . . 本文を読む