今日は島で最後の日です。
見事に快晴
予想通り、昨夜からの風は収まらず、高速船レインボーは“欠航”となりました。
うーん、よかったのかどうか。
とりあえず米子~羽田間の航空券は泡と消えました・・・
チェックアウトは10時の予約でしたが、飛行機が14:30の便なので
2時間ほど延長させてもらい、お昼までお部屋で休むことにしました。
実際は9時頃からTV見てダラダラしてましたケド。
12:00にチェックアウトし、昨晩立ち寄ったスーパーでおにぎりとパンと購入。
コーヒー50円サービスなんて嬉しいものを発見し、パン屋のすみっこでランチです
飛行場へ行くバスはホテルの下から出るので、しばらくこのあたりを散策するかな~
と外に出ると寒い
強風で芯まで凍りそうな寒さです。
いつもこんなに風が強いのかね・・・。嫌になるなぁ・・・。
自分の住んでるところは滅多に強風など吹かないので
余計に鬱陶しく感じます
なにくそ負けるか
とカメラを構えて港に立ったけど風に煽られてよろける・・・
『あぶなっ、落ちるっっっ
』
こんなところで濡れネズミになるわけにはイカン。
あら。
どなたかの落し物。
名前書いてある?
寒さがしんどいので観光センター内で風を避けながらバス待ちです。
バスは時間通りにやってきて、3名ほど乗せて空港へ出発
途中車窓からの海を眺めながらふと、東京の家族を思い出しました。
離島にいると物理的に本土に戻れない場合がある事を知り、
少し怖いというか、不安な気持ちになりました。
「家に帰れる」というのはとてもほっとさせてくれます
隠岐空港に着くと人がワンサカいてかなり驚きました。
だって、島で会った人よりあきらかに多いんだもん・・・。
(どこにこんなに観光客がいたんだ?)っていうくらい混雑してます
きっと高速船が欠航になったので飛行機のキャンセル待ちをしているんでしょう。
高い飛行機代になっちゃったけど乗り物に乗れるのはやっぱりワクワクします。
お待ちかねの飛行機は・・・プロペラ機だ・・・(ガーン
)
しかも小さいよ・・・大丈夫かな・・・(小声
)
搭乗人数が少ないので乗り込むのも早い早い。
すぐにシートベルトをしめて緊張しながら離陸を待ちます。
客室乗務員のお姉さんが
『強風のため揺れることがございますが飛行に支障はありません』
とかサラッと言ってるけどほんとに平気・・・?
と、ビビッてるうちに離陸しちゃいました
あっという間に空高く。
そしてご期待通り(?)ガタガタ揺れます
あーーーー 揺れるじゃん
怖いよっ
CA『シートベルトは外さないようお願いします』
無理。サイン消えても外さない
(泣)
この後もプロペラ機はフラフラしながら伊丹空港へ飛び続けました。
無事に大阪の地を踏んだときは心底ホッとしましたよ~
(揺れに酔ったようで気持ち悪くて参りましたが)
伊丹空港からはジャンボ機だったので“超”安定飛行でした
(機内は別の意味で騒がしかったけどね)
羽田空港に着いたのは18時少し前。
日はすでに暮れ、暗闇が旅の終わりの疲れを運んできた気がします
今回の山陰の旅、総評すると
『夏に行くべし
』
なんたって海のきれいさが特出しているので、
泳げる人は絶対に海水浴シーズンがおすすめ
泳げなくても磯釣りやサイクリングなんかもできるので飽きないはずです。
宿は民宿が多いので、苦手な方は最初から
高級なホテルを取りましょう
夏場は宿もかなり混み合うので、早めの予約がいいそうですよ。
あとやはり、天候が安定する夏の方が交通の上でも安心できると思います(笑)
長々と旅行記を読んでくれてありがとうやんした~
<おまけ>
隠岐空港から伊丹空港に飛んでいるときの窓の外の景色が
とてもとても感動する見晴らしでした。
機内でデジカメを使っていいのかわからず、
撮影することは出来ませんでしたが
眼にしっかり焼き付けよう
と一生懸命見てました。
(死んだらこういうところに来るんだろうな・・・)
と真剣に思ったよ。
そのくらい現実離れしたところでした。