吉色が紫のきょう
京都たびのときに連絡が入ったお店へ
取り寄せてもらった好きな色の靴
歌うギタリストが履いていた色と似て
それから、銀座で目があったもの
デパートにあって
ちょっと思案などしていたら
違うものと目があって
そんなこんなのきょうの締め
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４５年前はスノーブーツなどなく
厚底のぽっくりみたいな黄色の靴で
Ｊｕｌｉｅ好き仲間三人で
雪の坂道てくてく
雪の大原、４５年後は
あのとき、どこかの会場ですれ違っていたＪｕｌｉｅ愛好家と
スノーブーツで てくてく
途中、枯れモミジが可愛く髭じいと記念のパチリ
観光客が少ない時期だから、ほとんどが閉まってるお店
雪かきされていない道
これも修行かしらと やっとの思いでたどりつき
４５年前は
雪の三千院のあと雪の宝泉院に足を運んだけれど
雪の実光院
入口でスノーブーツをぬいで
持参した靴下を重ね履きして赤い毛氈の部屋に
４５年前は 赤い毛氈に正座して
宝泉院の竹林を眺めて抹茶をいただいたのに
４５年過ぎた今
変形性膝関節症で正座ができないので
備えてあった椅子を借りて
八橋饅頭と抹茶をいただいて
硝子窓越しに中庭の雪景色を眺め
ちっちゃな滝を眺めたり
氷がはってる池を眺めたり
廊下から軒先の雪や庭を眺めたり
ふたりじめだった部屋も
順番待ちのひとたちもふえて赤い毛氈をあとにして
雪景色の庭へ
