思い出広場から
ほどなくトタン屋根の風景
角を曲がったら
緑のトタン屋根
こっちじゃなくレンガ塀の向こうの赤い屋根
太宰治記念館 斜陽館（旧津島家住宅）
所在地 青森県五所川原市金木町
＜旧津島家住宅＞
明治４０年（１９０７）に太宰治の父（津島家六代の源右衛門）が
当時経営中の金融業店舗を兼ねた立てた豪邸
米蔵にいたるまで日本三大美林のヒバを使い
階下１１室（２７８坪）
２階８室（１１６坪）
泉水を配した庭園など合わせて宅地６８０坪
２年後
明治４２年（１９０９）６月１９日 太宰治誕生（本名 津島修治 右衛門６男）
「津軽」より
「父は金木へ来て自分の木造の生家と同じ間取りに作り直しただけのことなのだ。
私には養子の父の心理が何かわかるような気がして微笑ましかった。」
「苦悩の年鑑」より
「この父は、ひどく大きい家を建てた。風情も何も無い、ただ大きいのである」
昭和２３年（１９４８）６月
太宰治没後、角田家住宅として買い取られる
昭和２５年（１９５０） 角田氏が旅館を開業
平成８年（１９９６）３月 金木市が買い取る
平成９年（１９９７）１２月 復元修復工事完成
平成１０年（１９９８）４月 太宰治記念館「斜陽館」として会館
平成１６年（２００４）１２月１０日 国の重要文化財に指定
