♪夢見る時間が過ぎたら♪

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今と昔を紡ぎながら

7.28太宰治記念館 斜陽館③1階から2階

2017年08月05日 23時45分43秒 | 青森&秋田散歩

1階の土間が受付になって

案内をしてもらいながら各部屋を見学

蔵以外は撮影OKだったので

 

1階の土間から上がる板間

 

台所の仕切り炉

板の下は貯蔵庫になって

子供たちにそれぞれ与えられた引き出し

 

廊下は板の種類もかわって 空の色が映るほど磨かれて

 

座敷

襖をはずすと大きな広間になって

 掛け時計の振り子は蔵の中に展示されて

 

 

仏間

京都の職人に発注した豪華な仏壇

 

中庭が見える窓つきの座敷

 

廊下からは太宰治が思い出のあるトイレの小窓も見えて

 

金融執務室

 

個人向け金融の店舗カウンター

 

 

ガラス扉の奥に金庫

ダイヤルは数字ではなくイロハ

 

2階の階段あがって

和室

 

 

洋間

 

ドアの向こうは

控室

 

控室に使用人は入ることができずに

来客用のお茶は、この小窓から受け取る

 

使用人だけが使用する急な階段

 

書斎兼母の居室

 

主人室

 

 

金襖の日本間

 

階段の手すりに寄木細工 

天井にも

 

なだらかな階段ゆっくりおりて文庫蔵へ 

蔵の扉の入口に太宰治の銅像

横からもみつめて

 

蔵の石段前

3~4歳ごろの太宰治

 太宰は幼い頃、母が病弱であったため、叔母のきゑに育てられ

叔母の家族や籠りのタケと過ごすことが多かった

 

小説「津軽」より

「お前の家に方向に行った時には

ぱたぱた歩いてはころび、ぱたぱた歩いてはころび、

まだよく歩けなくて、ごはんの時には茶碗を持ってあちこち歩きまはって

蔵の石段の下でごはんを食べるのが一ばん好きで

たけに昔噺語らせて、たけの顔をとつくと見ながら一匙づつ養はせて

手かずもかかったが、愛ごくてなう、それがこんなにおとなになって・・・・

 

3~4歳ごろの写真の太宰治と

銅像を見比べながら蔵の階段あがって

太宰が愛用していたものと同じ二重回し(マント)を眺めたり

掛け時計の振り子を眺めたり

明治の大地主、津島源右衛門が建てた家で暮らした

6男の修治(太宰治)の心の中がちょっと感じられた豪邸訪問 

 


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