たび仲間が昭和の頃に来た喫茶店
先斗町のそばだったこと記憶してたけれど
交番で 教えてもらって
喫茶店と言っても 午前中には扉が開かないようなので
開店時間に行ったら シャッターが閉まって
電話で確認したら
開店時間が1時間ずれて
扉が開くまで
近くの時代を感じるビルへ
お店がなくなっちゃのかしらと工事中の囲い
工事中はビルの一部だけのようで
工事中の囲いを通過して レトロな造りのビルの中へ
オリジナルの生地もあったり
昭和な香りのデザインの洋服たち
今の若者には そんなデザインが新鮮なのね
ってしながら
散歩の途中なので
懐かしいデザインの あれこれながめるだけにして
つぎのお店は お休みで残念
あれこれしてたら喫茶店の開店時間
最初のお客さんになって扉を開けて
ブルーの窓ガラスが素敵な2階がよかったけれど
1階が満席にならないとダメのようで残念
窓がない1階は昔ながらのほの暗い明かり
壁も 重厚な飾りがしてあって テーブル席にはステンドグラスの照明
ソーダにパープルゼリーがいっぱいのゼリーポンチ
飲むヨーグルトの中に5色のゼリーが入ったヨーグルトポンチ
懐かしい味のするカラフルゼリー
大昔にあった果物の粉末ジュースみたいな味もしたり
大昔、喫茶店といえばレスカ(レモンスカッシュ)が定番だったっけ
昭和のころ
ジャズ喫茶だったのに
私の世代はザ・タイガースやPYGのステージが
ワンドリンク付きで 楽しめて
時代がかわって 今はライヴハウスって呼び名もかわって
紫色のゼリーがキレイねってしながら
店内はBGMもなく
平日の昼下がりに 女子たちの語らいだけ
お店の名前は フランス語で 夜の時間っていう意味
夜の時間になったら 客層もかわるのかしらね
河原町の高瀬川のほとりにある昭和23年創業の老舗の喫茶店
髭じいも京都にいた若い頃 扉を開けたことあるのかしら
なんて
紫色のゼリーに ほの暗い照明をあててみたら
透きとおる紫色は黄色にへんしんして