赤ちょうちん

フロンターレサポでテニス初心者でしがないサラリーマンのボヤキ場

もう一週間ないらしい

2007-02-27 17:37:01 | サッカー
開幕まで、もう一週間も無い。イマイチ実感が沸かずに、カレンダーを何度かチラ見する。何度見ても、やはり一週間を切っている。

この前の土曜に、シーチケが届いた。十数年ぶりにスキップでもしてみようかと思ったくらい、浮ついた気分で開封。シーチケの他にDVDやグッズ広告等も入っていて、嬉しい限り。財布に入るサイズのスケジュール表が、何気に嬉しかった。

そういえば応援を始めた当初は、「シーチケ?そんなに観戦しないだろうし」「グッズ?あこぎな商売しているな」などと思っていたのを思い出した。それが今では、卓上カレンダーとイヤーブックは必須だなとか、プレートのストラップが欲しいとか、どのタオマフを買おうかなとか考えている。時が人を変えるとはよく言ったものだと、しみじみと感じる。

それにしても、もう少しで開幕だという実感がまだ沸かない。長いことOFFが続き、慣れてしまったのだろうか。

そういえば土曜日には、モバフロからのメールもあった。ベルマーレとの練習試合のお知らせメールだ。本番に向けての予行練習的な意味合いを兼ねているらしい。先発メンバーにジュニがいない事を確認し、怪我でもしたのかと心配になった。が、その後オフィシャルサイトで「大事を取って」とあったので安堵した。

試合は2-0で快勝。黒津が相変わらず好調で何より。とはいえ、ガナがイマイチぱっとしていなさそうで、少し心配。

それにしても、今年のフロンターレはどうなるのだろうかと悩んでいる。相当攻撃的になるのかと。手が空いたので、モバフロの速報を見てみた。すると、真っ先に飛び込んできたのが以下の部分。

89分 川崎得点!コーナーからショートコーナー、マギヌンがシュートを打ち、キーパーが弾いたところ、箕輪が拾い、寺田が最後押し込む。川崎2-0湘南

ま、試合終了間近の事だし、コーナーキックからの流れだし、ありえないことではない。しかし「箕輪が拾い、寺田が最後押し込む」のフレーズは、かなり強烈な印象を私に残した。あんな背の高いのがわらわらゴール前に来たら、相手も嫌だったろうなとか、実は川島も相手ゴール前に出ていたりして・・・等と愉快な妄想が膨らんだ。

それにしても、もう少しで開幕だという実感がまだ沸かない。やはり等々力に足を運び、熱気に満ちた雰囲気を体感し、選手紹介が流れないと、「始まる!」という感じにはならないのかも知れない。

ちなみに携帯をFORMAに変えたので、モバフロにある選手紹介の音楽を再生できることに最近気が付いた。今では、その音楽を目覚まし音に設定している。心なしか、目覚めが良い。

それはそうと、チケットのアップグレードが出来るようになったらしい。地味に載っていた。当日券価格での差額を支払えば、上位カテゴリーへ変更できるというもの。何気に嬉しい。

とはいえ、しっかりと席数管理をしないと、S席数よりも多くの人がSチケを持つような事になりはしないかと、少し心配。ま、しっかりと管理してくれるだろうけれども。それ以上に、等々力はタオルやガムテープで場所取りしたり、荷物を置いて他人が座れないようにする人がかなり多いので、結局座席管理をしても、座れなくなる人が出てきそうで心配。

Aチケで座れないならまだしもSチケに変更しても座れなかったら、さぞガッカリすることと思う。とはいえ、対応するにしても色々と難しそう。マナー向上を地道に訴えていくしかないのだろうか。

もう1つ川崎絡みのユニークなニュースを見つけた。等々力競技場「青いトラック」変更、川崎市が断念したらしい。タイトルを見た瞬間に、フロンターレ絡みの話だと思った。

ま、確かに陸上選手に与える影響は分からない。で、それを理由として受け入れるか否かなのだけれども、市長は政治家らしい判断を下したと思う。肯定的な意味で。フロンターレを応援しようとする気持ちは嬉しいし、また何か別の形で応援してくれればと思う。


へこんだ

2007-02-22 17:37:25 | テニス
昨日のテニスレッスンを寝過ごした。かなりへこむ。

折角早く帰って、食事を済ませたのに。ちょっと時間があると思って横になっていたら眠ってしまったという、ありがちなパターン。

前回からラケットの事をあれこれと調べて、今のところバボラのAERO PRO DRIVE(プロドラ)が気になっている。それがスクールに試打ラケットとして置いてあるかどうかを調べたかったのに・・・。

それはそれとして今度二コマ連続で入って、プロコンを使い続けられるかのテストもしてみたいと思っている。体力的に持つのならば、プロコンでも良いかと思っているので。

そんな感じ。

ある日の光景

2007-02-20 19:49:38 | 日記
そういえばこの前、ちょっとした力仕事に狩り出された。

大した内容ではないのだけれども、電動車椅子(25Kg程度らしい)を車で運ぶので手伝って欲しいと父に頼まれた。具体的には、トランクへの出し入れをするのが私の役割。

鉄アレイとは違って持ち上げることを考慮した形状ではない上に、トランクに入れる際には両手を前に突き出した格好で持ち続ける必要がある為に、数字以上の負担がある。確かに、60代の父には厳しそうだ。ぎっくり腰になられても困るし、手伝うことになった。

その車椅子はパンクしていたのでそれを直し、養護施設へ運んだ。現在、私の祖母がその施設へ入っており、その祖母を乗せる為に購入した電動車椅子らしい。施設は新しく、スペースも十分だった。

私たちが到着すると、叔父が来ていた。挨拶して軽く雑談をし、電動車椅子の取り扱い方を父が叔父に説明。祖母は早速乗りたいらしく、よたよたと歩いてちょこんと座った。祖母が鎮座した電動車椅子を動かす叔父。

若いからといって、私に操作させるような真似はしない。自分達の親の面倒を自分達で看れるように、話し合いながら操作を確認しあう兄弟。

90代の女性が座る車椅子を60代の息子2人が操作し、その様子を見守る30代の孫という構図。何というか、水の流れは絶えずしてとか、月日は百代の過客にしてとかいうフレーズを思わずにはいられない。

私が小学1年生の頃、叔父の肩に乗っかったりして遊んだ事を思い出した。当時は大きく思えたその肩も、今は大分小さく見える。その肩に乗った時、叔父が重そうにしていたのも覚えている。しかし文句を言わずに、重みに耐えていた。

その記憶があるから、今でも叔父に対する敬意の念は強く抱いている。してみると、記憶というのは貴重だなと、改めて思い知らされた。

その大事な記憶を、祖母は殆ど失っている。私が誰なのか、全く覚えていない。顔を見せたとき「あら、ずいぶんと大きくなったわね」と言われた。若そうな人間と会話するときの常套句らしい。父曰く、個人の識別が出来ないから、不自然ではない挨拶をするのが身に着いているとの事。中々の社交上手だ。こんな台詞を言われたのは、一体何年ぶりだろうか。

孫の私を覚えていないのも無理は無い。何故なら、息子のことすら覚えていないのだから。叔父は東京に住んでいるのだけれども、その叔父に向かって「私にはね、東京に住んでいる息子がいるのよ」と話す祖母。本人が目の前にいるのに。

叔父が「僕も東京に住んでいるんだよ」とからかい半分に言うと、「あら、じゃぁ私の息子のこと知っているかしら」と祖母。これは強すぎる。誰もかなわない。叔父がっくり。

それにしても、雰囲気はとても和やかだ。こんな会話を、微笑みながら交わす親子。良い歳の取り方をしていると思う。

この日のことは一生忘れないのではなかろうかと、なんとなく思った。老後の親子関係のあるべき姿を、教わったように思えるから。

今までも父や叔父は、親のあるべき姿や社会人のあるべき姿を、その行動により示し続けてきてくれたような気がする。恐らく本人達には、そんな意識は微塵にもないだろう。

しかし目の前の光景には、少子化だとか虐待だとか、現在の社会が抱える問題は全く含まれていない。凡百の議論を繰り返すより、この親子を数十年間、断続的に見続けた方が良いのではないかとすら思える。

子は親を見て育つという。この歳になっても、まだ親に育てられているのかなとすら思えた。

ラケット選び

2007-02-19 17:47:43 | テニス
昨日、スクールに置いてあるラケットの中から、二本選んで試打した。

事の始まりは、いくらか前の飲み会でのこと。今までお世話になったコーチが、大学卒業の為に引退するので、その送別会を行った。

飲み会の後半以降、大分酒もすすんだ頃に、引退するコーチの後輩コーチと、私は話をしていた。話をしていたというか、一方的にダメだしを食らっていたというか・・・。酔っていたのか、そのコーチは口を開けば私の至らなさを指摘した。

私「フェデラーって、よくボールを見てますよね」
コーチ「そうなんですよ、だからいつも私があなたに言うように、こう打たなければ・・・(以下略)」

私「フォアをきっちり打とうとしたら、右足の立ち上がりの後で左足を踏ん張らなければならないんじゃないですか?」
コーチ「踏ん張っちゃダメなんですよ、だからいつも私が(以下略)」

全てにおいて、こんな感じ。しまいには立ち上がって説明を始める始末。熱心なのは分かるし有難いとも思うので、素直にうなずく私。

会社の新人は、当然の様に仕事をこなす上ではまだまだ未熟。なので、あれこれと説教交じりに教えたりするのだけれど、その新人よりも若い、20歳そこそこにダメ出しされ続ける30台の図。所変われば立場も変わるというか、世の中の妙を満喫していた。

で、そのやり取りの中で、私が今使っているラケットが私には合っていないと言い出した。全面的な否定。曰く、私には軽すぎると言うのだ。だったら話は早いと思い、「じゃぁ、私に合うラケットをチョイスしてくださいよ」と言ったらあっさりOK。で、その流れで冒頭部分に話が繋がる。

薦められたラケットはPURE DRIVE(ピュアドラ), AERO PRO CONTROL(プロコン)の二本。共にバボラ。Willsonのラケットで、ターゲット層が同じのもあるそうだけれど、スクールには置いてないらしい。

ピュアドラを持ったとき、ずっしりと重みを感じた。しかしプロコンを手にすると更に重みがあり、ピュアドラが軽く思えるほど。鉛でも入っているのかと思えた。昨日は、その2本を交互に使ってみたのだけれど、重い割には振り抜きが良かった。

張ってあるストリングが違うので一概に比較は出来ないけれど、ピュアドラは少し飛びすぎでプロコンの方が安定する気がした。ただプロコンはかなり重く、体力的に不安がある。してみると、コーチが力を抜けと散々言っていたのも頷ける。ま、体力が足りないというのなら、体力をつければ良いだけの事なのだけれども。

一番なじめなかったのは、水平方向の距離感。なかなか掴めず、トップ寄りのところに当ててしまうのが少し気になった。後でカタログを見てみたら、二本とも今使っているラケットより1/3インチ短いので、使っていればそのうち慣れると思う。

あと、プロコンはフェイス面積が98平方インチとの事で、私が想定している下限よりも2平方インチほど狭かった。しかし実際に使ってみるとあまり違和感が無かったので、こだわる必要は無いのかなと思ってみたりする。

試打してみると、カタログ上の数字の違いが実際の感覚でどれくらい違うのかが分かって面白かった。今のところ、ラケットによって大分違うものなのだなという感想を抱いている。

いずれはどちらかに決める必要があるのだけれど、当面は試打ラケットを借りて様子を見る予定。色で言えばピュアドラなのだけれども、プロコンの重みを感じてしまうと、軽いのはちゃちく思えてしまう。また、ピュアドラはスクール内での使用率が高くて萎える。実際にはある程度感触を掴んだ後、ショップの店員さんとも話をしてから最終的に決める事になると思う。

そういえば帰りの電車の中で、久しぶりに背中に疲労感を覚えた。やはり重いラケットをビュンと振り切ると、その負担は背中にくるのだろう。腕や胸に疲労感は無かったので、良い傾向だとは思う。なにはともあれ体力は必要だよね、と思いながらジョギングをこなして私の週末は終了。

イマイチ冴えない

2007-02-15 17:56:16 | 日記
何だか、ここのところ調子が冴えない。病気とは違う、何をやってもうまく行かない感じの毎日。特に最近、その感覚が強い。

テニスでは、タイミングがずれまくって上手く行かない。何かこの前、コーチに注意されまくってそれを意識しすぎているのが、その理由だとは思う。まだ手ごたえが無いので、素振りを交えつつ上達して行こうとは思う。とはいえ、やはり気持ちよく球を打てないのが続くと、軽くへこむ。

先週末の飲み会の帰りに、まっすぐ歩いてなかったとか若者に言われた。そんなはずは無いと思うのだけれども、もしかしたらという気持ちもあり、何となくへこむ。

この前ちょっと書いたHearts of Iron2で、中国大陸を制圧した後に英国に喧嘩を売り、東南アジアやインドはおろか、中東まで大躍進して一大勢力圏を築いたにもかかわらず、「連合」「枢軸」「共産」のどの勢力にも加担しなかった為に、「残念な結果になりました」とかいう残念なメッセージを見せ付けられるエンディングを迎えたことも、へこみの要因になっているだろう。膨大な時間をつぎ込んだというのに・・・。

今日、会社に遅刻した。別に寝坊したわけでもなければ、電車が遅れたわけでもない。普通に起きて普通に準備して普通に出社した。しかし、タイムスタンプは定刻を過ぎていた。そんなに歩くのが遅かったのだろうか。しかも今日限定で。

思わず携帯を見る。定刻の5分前を表示していた。もしやと思い117に掛けて確認すると、自分の携帯の時間が10分以上も狂っている事が判明。早めに狂ってくれる分には弊害は小さいのだけれども、遅めに狂ってくれた為に、なんでもない事で遅刻してしまった。これはかなりへこんだ。

というか、私の携帯は1日で10分以上も狂った事になる。時計の設定は、自動補正ONだ。何故急に10分以上も遅めに補正したのかも、何を根拠に補正しているのかも分からない。とにかく無意味に、しかも間違った時刻に変更されたので、ふつふつと怒りが湧き上がる。その怒りにより、へこみが2割り増し(当社比)になる。

最近はテニスとジョギングを1日置きにやっているので、慢性的なダルさがある。何だか、体の節々も痛むし(年寄りくさい)。それらが、へこむ気持ちを増加させる。サッカーの試合に飢えている状況も、へこみを加速させている要因かも知れない。

イマイチ冴えない日々が続く。復調するまで雌伏の時が続きそうだ。

チマル帰省

2007-02-09 17:40:20 | サッカー
まぁ、チマルが全治5-6ヶ月と診断された事を知ったときは、相当程度に落胆した。

何か、完治してもパフォーマンスまでは完全復活できない様なものらしいし、若い彼にとっては精神的にも厳しいだろうと思うと、いたたまれなかった。クラブとしても痛いだろうけれど、まだ開幕まで1ヶ月あるので、修正は効くと信じている。クラブ云々より、チマル本人のサッカー人生とか精神状態とかが気になって仕方が無かった。

で、悶々とした日々が続いたのだけれども、フランシスマールが帰国とのニュースが出ていた。本人コメントを読んで、かなり安堵した。

日本が気に入ったし『帰らなくてもいい』と(フロントに)言ったが、早く治してファンを喜ばせなきゃいけない

1つは、日本を気に入ってくれたこと。もう1つは、川崎でプレーする気満々であること。この2つを知ることができて、かなり気が楽になった。全治5-6ヶ月にリハビリを合わせて考えると、終盤には間に合ってくれるかも知れない。ただ拙速では意味無いので、じっくりと治して万全の状態で復帰してもらいたい。

あと、契約打ち切りの様な形ではなく、今回の様な対応を取ってくれたフロントにも感謝している。ま、川崎フロンターレは、オニとかヤスとかの再就職先を提供したりと、人のつながりを大事にするクラブの様なので、今回の対応も特別なことではなく普通に対応しただけなのかも知れないけれど。

出鼻を挫かれた形だけれども、これからも今回の様に地道に対応して強いチームを築いていって欲しい。

準備完了

2007-02-06 13:16:24 | サッカー
先週の土曜日、ようやく川崎フロンターレ後援会の更新手続きを行った。テニスレッスンを終え、ストリングの張替えの為にラケットをショップに預けた後、アズネロへ赴いた。

本当は先月中に済ませたかったのだけれども、怠惰な性格を反映して今月にずれ込んでしまった。何はともあれ、これでようやく「川崎フロンターレを応援しています」と今年も言えるようになったのかなと、言葉だけではなく実が伴うようになったのかなと、思う。

ついでにシーチケも購入した。どれにしようかと一瞬だけ逡巡したが、結局はSゾーンにした。いずれ届くらしい。必要事項を書面に記入する最中に、店員さんが「いよいよですね~」「この1ヶ月は長いですよね~」とか話しかけてきた。こういう会話が出来るのは、やはり嬉しいものがある。

それから、かねてより所望していたレプユニも予約した。本当は直ぐにでも欲しかったのだけれども、2007年度版は3月上旬にならないと入荷しないとの事で、予約という形になった。入れてもらう背番号とネームは、当然の様に9番GANAHA。

一通り手続きを終えて店を後にした私は、自然と笑顔になっていた。勝負事はどう転ぶか分からないけれども、今は期待ばかりが先に立つ。

と、次の日にはチマルが怪我をしたという報に触れ、現実は甘くない事を思い知る。開幕に間に合うかは微妙との事で、いきなり試練が訪れた。ま、やきもきしたところで様子を見守ることしかできないのだけれど。

とりあえずこんな感じで、応援体勢を整えた。あとは開幕を待つばかり。

近況

2007-02-05 17:33:12 | テニス
久々の更新。

最近、日が長くなってきたと思う。以前は暗くなるのがもっと早かったような・・・。それと同時に、少し寒くなったかなと思った。今年の冬は、暖かい。半袖のTシャツの上に、風を防ぐものを羽織るだけで、夜中でも外を出歩ける。底冷えを感じる朝もまだない。それが、今朝は底冷え一歩手前くらいまで冷え込んだ気がする。

そんな季節だけれども、テニスは続けている。ここ最近はテニス絡みのエントリを避けていたのだけれども、テニスは既にルーチンワークと化している為に細々と練習している。自分の中でもあれこれと考えることがあり、またコーチからも色々とアドバイスを頂いて、今の欠点とその解決方法が大分つかめてきていると思う。

今抱えている課題の多くは年末の頃に明確になり、先月辺りに解決方法を実践し始め、今月に入って解決方法が皮膚感覚で把握できる感じになってきていると思う。後は反復練習あるのみ。

コーチからも、体の使い方は良くなっていると言われる。ただ天性のせっかちさを遺憾なく発揮し、打点を少し前目にとってしまう。以前から似たような事を言い続けているとは思う。まぁ、ボールは前からやってきて前に返すのだから、頭も意識も前を向いて打点も前目になるのは、ある意味自然な事なのだけれども。

そうは言っても、上達する為にはその自然な事を戒めて改善しなければならない。それでボールを横まで引き付けて打たなければならないのだけれど、その感覚が徐々に備わってきていると思う。細かい部分では他にも課題はあるのだけれども、目下の主題はこれ。

改善する為に頭を動かさずに、最後の最後まで打点を見続ける感じでスイングしている。これは、ストロークのフォア・バック共に当てはまるだけではなく、サーブのときもそうするようになった。打点さえ間違わなければ、あとはなんとかなるっぽい。サーブとフォアは。

バックはそれに加えて、ボールとの距離が近すぎるので間合いを取る事と、ラケットワークを磨く事としっかりとテイクバックをするのを心がけている。何だか書いていて、課題が山積していることを今更ながら実感した。

で、この週末は今まで溜まっていた振り替えを使い、土曜に2コマ入れた。その後ショップにラケットを持ち込んで、ストリングを張り替えてもらった。日曜はそのラケットを受け取った後、普通に1コマ入っていた。日曜の夜は素振りもしたので、テニス三昧と言える週末だった。

夜の素振りでは、意外な練習法を見つけた。サーブでも頭を残して(打った後も僅かな間、打点を見続けるように)打つ事を心がけているのだけれども、丁度良い位置にある星を見続けながら素振りをすると、その練習になるというもの。頭を残すのが癖になるまで続けようと思う。

ストリングの張替えは、同じ種類のもの(*130)を1ポンド強めて54で張って貰った。ラケットを受け取る際に、ラケットに付いた傷を指摘された。私のラケットは、一箇所深手を負っている。その傷を見るたびに、己の浅はかさを深く悔いる。

数ヶ月前の某夜、私は素振りをしていた。散々したあとで、何気なくラケットを空中へ放り上げ、パシッとキャッチした。つもりだったけれども、ラケットは私の手の横を素通りして、地面へ激突した。あまりにも愚かしく、軽率な行動を恥じた。それ以降、ラケットを空中へ放るようなマネはしていない。

その傷は自分への戒めになるし、その傷も含めて私のラケットなので、愛着を持っている。ただショップのオーナー曰く、ひびの入り方が絶妙に悪いとの事で、このまま使い続けていると壊れるとの事。もし買い換えるのなら、良いラケットを沢山知っているので、ご相談に乗りますよとセールストークが始まった。

まぁ、一昨年の5月頭に今のラケットを買った際、私は3年くらい使い続けようと考えていた。しかし予定より退役を1年早めて、今年の4月だか5月くらいに新しいのを買い換えようかと思い始めている。その前にはコーチに意見を聞いたりした上で、ショップの方と話をしながら決めようかと思っている。

それを踏まえて、もう一度自分に合うラケットについて考えてみた。その結果、「フェイス面積が100-105inc^2くらいのもの」の一点のみに絞り込んだ。それより狭いものは私の技術では扱えないし、それより広いものは飛びすぎると思うから。ラケットのカタログを見ていると、フェース面積が決まればフレーム厚も大体決まるみたい。100-105なら25mm前後が一般的だろうか。

重さは大きく2つに分かれるみたいで、軽めのトップヘビーか重めのトップライトか。私が使っているのは前者。ただ、今の私が使うのはどちらが良いのか、イマイチ分からない。前者と後者とでは、想定されるプレーヤーのタイプが違うはずなのだけれども、どんなタイプが私に合っているのか分からない。

他の条件を強いて挙げれば、「ストリングパターンが粗い事」かなと。ま、今使っているのが粗いし、その方がスピンを掛け易そうというのが理由。ただ、他人から見て「密な方が良いよ」と言われるのならば、密でも良いかなと。つまり、それ程こだわっている訳ではない。

極最近で言えば、重めのラケットならバボラのピュアドライブなんかが良いかなとか思っている。色もフロン太的で良い。軽めので言えばPrinceのO3赤。ただどちらが私に合うかは分からない。そういう部分を、コーチに相談してみたいと思う。

というのも、普段の練習や試合などで色々なプレーヤーを見てきた人のほうが、正しい判断を下せると思うから。テニスは相手あってのものなので、例えば私がストロークを得意としてボレーが苦手だったとしても、対戦相手が私よりもストロークが得意で私よりもボレーが苦手なら、ボレー合戦に持ち込んだ方が有利になるはず。

そうなってくると、各プレーヤーのプレースタイル・技術レベルの分布図を考慮に入れた上で自分の目指すスタイルを決めて行った方が、良いのではないかと思ったりする。それは経験がものを言うので、前述の様に色々なプレーヤーを見てきた人の意見が参考になると思う。ま、その経験ある人に「他人なんか気にするな」と言われれば、それまでの話なのだけれども。

そういえば、火曜は会社の帰りに職場の連中と練習し、水曜は通常のレッスンを受ける予定。我ながら「サラリーマンのスケジュールか?」と思ったりする。楽しみながら、焦らずじっくりと、そして確実に。これをモットーにして練習を重ねて上達していければと思う。