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*** june typhoon tokyo ***

MISIA WeeeeeeeeeeK !!!!!!!!!! (2)

 ブロガー招待に当選したばかりに、調子に乗って週末のライヴまで身勝手に盛り上がろうという個人的企画の第2弾(苦笑)は、“MISIAとの出会い、思い起こすこと”について。

 MISIAとの出会いは、1998年。彼女がデビューした年。多くのアーティストの音楽に接するなかで、MISIAはデビュー当時から注目していた数少ないアーティストの1人。どういった経緯だか忘れましたが、「なんだかクラブで凄い日本人シンガーの曲がかかっているらしい」という噂を耳にしたのが最初。あとで、それがMISIAのことだと解かり、ヴィニール(アナログレコード)やシングルを買いに走ったのですが、その話を聞いた時にはすでに売り切れだったようで、そんなことはつゆしらず、レコード、CDショップを駆け回ったのを思い出します。完璧に後の祭りの出遅れ状態で、結局パッケージとして手にしたのは、1stアルバム『Mother Father Brother Sister』が最初でした。
 瞬く間にMISIAは“5オクターブの美声を持つ日本のマライア”だとか、映像メディアなどでははっきりと素顔を出さないベールに包まれた演出により“謎のシンガー”という見出しで各方面に採り上げられ、ジャパニーズR&Bブーム、ディーヴァといったムーヴメントを創り出すきっかけとなっていき、R&B趣向の女性ヴォーカリストたちが雨後のたけのこのように生まれていきました。自分の記憶のなかでは、TBS系『NEWS23』の1コーナーで「日本にも凄い女性シンガーがいる」という草野満代キャスターの紹介のもとでMISIAがピック・アップされたことがあったように思います。「つつみ込むように…」のPVも流れていました。そんななかで、“R&Bディーヴァ”ムーヴメントという実体のない流行だけが先走りし、個人的にはちょっと違和感を感じていました。R&Bの代表格と年初めから言われたものの、年末には“驚異的な超新人”として宇多田ヒカルがデビューすると(実際にはCubic U名義でリリースしていましたが)、話題の中心は一気に宇多田へ傾きました。そんなキャッチフレーズやコピーなどは、シンガーMISIAの在り方にとっては何の関係もないことですが……。
 個人的にはちょっと違和感を感じていた、というのは、MISIAはR&Bも歌いますが、彼女をスターダムにのし上げた1つとしてリミックスの存在が大きいのでは、という思いがあったから。オリジナルはもとよりリミックス・トラックとしても最高にクールで、さらに重要なことは、重低音が響く打ち込み系のアレンジを付け加えても、その重量感に負けない圧倒的なヴォーカル力があったということ。クラブ・ミュージックに適したシンガーは多くいるけれど、ミックス・アレンジを施されてもびくともしないその歌唱力があったから、今もメインストリームを走り続けているのだと思います。
 ということで、「つつみ込むように…」に接した時はもちろん衝撃的(日本にもとうとう大物が出てきたか!というワクワク感)でしたが、個人的にはよりクラブ・テイストな「Never gonna cry !」を聴いた時、ブルブルッと身震いしたような記憶があります。全篇英詞で書かれたこの曲を、屈託のないどストレートなヴォーカルで高らかに舞い踊っていく……自分がMISIA信者(笑)になった瞬間でもありました。

 ということで、どのアーティストであっても、フェイヴァリット・アーティストの1番好きな曲というのはなかなか絞りづらくピック・アップしにくいところですが、自分が“MISIA、この1曲”を挙げるとしたら、「Never gonna cry !」になるのかな、と思います。みなさんの“この1曲”はなんでしょうか。集計すると、やっぱり「Everything」とか「つつみ込むように…」が人気を集める? いや、いや、シングル以外もクオリティの高い楽曲が多いMISIAですから、それぞれにNO.1曲でいいじゃん、ってことに落ち着くのかもしれません。(笑)

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