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FC東京 アウェイ8連戦 傾向と対策

 

 アウェイ8連戦は怖くない? カギは初戦の札幌戦!

 現在、J1リーグで首位のFC東京は8月24日の第24節・札幌戦より約2ヵ月強、ホームゲームから遠ざかるアウェイ8連戦に突入。おそらくこれまで経験したことのない長期にわたるアウェイ連戦となり、阪神タイガースの夏の甲子園期間中の“死のロード”よろしく“地獄のロード”などと方々で言われ始めているが、実際のところFC東京のアウェイ戦は地獄を覚悟すべきなのかどうか、アウェイでの対戦成績をおおよそ近5年(カテゴリー違いで対戦回数が少ない場合は近10年)調べてみた。以下にアウェイ8連戦の日程とともに、対戦相手別にアウェイでの戦績を列記してみる。

【FC東京 アウェイ8連戦 日程】
第24節 08/24(土)13:00 FC東京 vs 札 幌(A・札幌ド)
第25節 08/30(金)19:30 FC東京 vs 名古屋(A・パロ瑞穂)
第26節 09/14(土)19:00 FC東京 vs 鹿 島(A・カシマ)
第27節 09/29(日)14:00 FC東京 vs 松 本(A・サンアル)
第28節 10/05(土)14:00 FC東京 vs 鳥 栖(A・駅スタ)
第29節 10/19(土)13:00 FC東京 vs 神 戸(A・ノエスタ)
第30節 11/02(土)15:05 FC東京 vs 大 分(A・昭和電ド)
第31節 11/09(土)14:00 FC東京 vs 磐 田(A・ヤマハ)

◇◇◇

■FC東京 vs 札 幌(A)
2018/08/19 J1 第23節 ●2-3 (札幌ド)
2017/04/08 J1 第06節 ●1-2 (札幌ド)
2012/05/12 J1 第11節 ○1-0 (札幌ド)
2011/12/03 J2 第38節 ●1-2 (札幌ド)

■FC東京 vs 名古屋(A)
2018/10/07 J1 第29節 ○2-1 (豊田ス)
2016/08/27 J1-2第10節 △1-1 (豊田ス)
2015/08/22 J1-2第08節 △0-0 (豊田ス)
2014/11/02 J1 第31節 △2-2 (瑞穂陸)

■FC東京 vs 鹿 島(A)
2018/08/01 J1 第19節 ○2-1 (カシマ)
2017/02/25 J1 第01節 ○1-0 (カシマ)
2016/03/19 J1-1第04節 ●0-2 (カシマ)
2015/09/06 ナ杯 SF(2)  ●0-3 (カシマ)
2015/07/25 J1-2第04節 ●1-2 (カシマ)
2014/08/30 J1 第22節 △2-2 (カシマ)

■FC東京 vs 松 本(A)
2015/06/07 J1-1第15節 ○2-1 (松 本)
2015/03/28 ナ杯予選(2)  △1-1 (松 本)

■FC東京 vs 鳥 栖(A)
2019/05/22 ル杯予選(6) ○1-0 (駅スタ)
2018/05/20 J1 第15節 △0-0 (ベアスタ)
2017/11/18 J1 第32節 ●1-2 (ベアスタ)
2016/07/02 J1-2第01節 ●2-3 (ベアスタ)
2015/06/20 J1-1第16節 ○2-1 (ベアスタ)
2014/08/16 J1 第20節 ○2-0 (ベアスタ)

■FC東京 vs 神 戸(A)
2018/05/02 J1 第12節 △0-0 (ノエスタ)
2017/05/20 J1 第12節 △1-1 (ノエスタ)
2016/08/13 J1-2第08節 ●1-4 (ノエスタ)
2015/03/22 J1-1第03節 ○2-0 (ノエスタ)
2014/04/16 ナ杯予選(3)  ○3-0 (ノエスタ)
2014/03/15 J1 第03節 ●1-2 (ノエスタ)

■FC東京 vs 大 分(A)
2013/04/24 ナ杯予選(5)  △0-0 (大銀ド)
2013/03/02 J1 第01節 ○2-1 (大銀ド)
2011/07/09 J2 第20節 △0-0 (大銀ド)
2009/04/25 J1 第07節 ○1-0 (九石ド)

■FC東京 vs 磐 田(A)
2018/03/10 J1 第03節 ●0-2 (ヤマハ)
2017/06/25 J1 第16節 ●0-2 (ヤマハ)
2017/04/26 ル杯予選(3)  ●1-3 (ヤマハ)
2016/06/11 J1-1第15節 △0-0 (エコパ)
2013/08/24 J1 第22節 △0-0 (ヤマハ)

◇◇◇

 J1、J2、Jリーグ杯(ナビスコ・ルヴァン)を含めた近5年(10年)の対戦成績で、特に目を引くのは、札幌と磐田に分が悪いところか。札幌は先制しても逆転負けというパターンが多く、一昨年、昨年とアウェイ2連敗中。磐田はJ1リーグでは2年連続完封負け、アウェイ近5戦を見ても2017年のルヴァンカップ予選での1得点以外、得点を奪えていないという状況だ。
 鹿島は以前は“鬼門”だったが、この2年は連勝。“ダブル”をゲットした年もあり、“鹿島アウェイ=鬼門”というイメージはほぼ払拭されている感じもするゆえ、以前のような苦手意識はないはず。対鳥栖も2016、2017年の連敗の流れはしっかりと止めている。名古屋、松本、大分は土つかずで、神戸はイーブン。思ったほど、アウェイ戦が厳しいという訳でもなさそうだ。

 これらを踏まえて、磐田は8連戦ラストということで対戦時には勝敗経過が出ているので別とすると、8連戦初戦の札幌戦が大きなキーポイントとなることは確か。コンサドーレサポーターの声援の後押しもかなり大きなものになる。ただ、札幌ドームという室内での試合ゆえ、気候面での厳しさは緩和され、選手たちのパフォーマンスの低下もそれほどなく戦うことが出来そうだ。近2年の試合では先制するも追いつかれ、勢いに負けて逆転負けを食らうという流れだったが、それを許さぬよう(先制、中押し、ダメ押しが理想だが)、しっかりとゲームプランを意識して、勝ち点3をゲットしてもらいたい。そうすれば、遠征したFC東京サポーターの胃袋も“さらに”活発化すること間違いなしだ。

◇◇◇


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