*** june typhoon tokyo ***

Mia Nascimento with 田辺真成香@星空カフェgift


 ミア・ナシメントの新たな未来の始まりは、またたく“星空”の下から。

 “夜、窓に星が光る日。あなたは何をしますか?”のキャッチフレーズとともに、星空に囲まれた“非日常的な体験をあなたと、あなたの大切な人に贈る店”をコンセプトとした1日限定のプラネタリウムCafe&bar「gift」が10月14日にオープン。そのゲストとして、元EspeciaでMilli Milli Bar(ミリミリバール)のヴォーカルとしても活動するミア・ナシメントが出演するとのことで、明大前・Cafe Bar LIVREへと足を運んだ。

 当初は18時半~19時半の予定だったが、他の演者のステージも盛況だったのか、スケジュールが繰り下げられ、なおかつ会場がそれほど広くないところへ溢れんばかりの観客が詰めかけたこともあり、しばらく店前で待つことに。演者と観客が談笑しながら前の演者のステージが終わるのを待つという、なかなか珍しい光景が繰り広げられながら、小一時間過ぎたところで無事に入店。モニターに映し出された星空とミラーボールが映し出す輝きに囲まれるというロケーションは、星空カフェの名に相応しい空間。どちらかというと静寂の中の暗闇ではなく、アットホームな雰囲気のなかで星空を愛でるというムードに包まれながら、ライヴのスタートを待った。

 この日は、パートナーとしてMilli Milli Barのドラムサポートとにも名を連ねている田辺真成香がカホンを携えて登場。バンドでもセッションを重ね、年齢も近い女性同士ということもあってか、フレンドリーで和やかな雰囲気のなかでカヴァー曲を中心としたパフォーマンスに。2曲目の片平里菜「女の子は泣かない」のカヴァーの前奏でミア・ナシメントの譜面台から楽譜が落ち、ギター演奏を止めるハプニングがあったが、そこは田辺がカホンで繋いで乗り切るという好サポートするなど、終始微笑みが絶えない歌と演奏を展開していく。
 「これは誰もが知っている曲だから」との前振りから始まった椎名林檎「丸の内サディスティック」に続いて披露したキャンディーズのカヴァー「年下の男の子」では、最後のフレーズを“年上の男の子”と替えて観客から喝采を浴びる場面も。「ここにいる人(観客)のなかには私より年下(の男の子)はいないと思って」との配慮(?)がウケた一幕だった。

 ラストは田辺がステージアウトして単独でブラジル人から提供された新曲「明日から」を。その直前のMCでは、同曲が11月14日よりユニバーサルミュージックより配信決定というビッグニュースが告げられ、会場に歓声が沸き起こる。ミア・ナシメントも声を上ずらせて喜びを隠せないなか、感謝を述べてから歌唱へ。偶然か否か新曲「明日から」というタイトルも、新たな節目になるこのタイミングに寄り添っているようで、大らかに広がるシンガロングも含めて、未来への希望が感じられるエンディングとなった。


◇◇◇

<SET LIST>
01 好きよ好きよ好きよ(Original by 藤原さくら)
02 女の子は泣かない(Original by 片平里菜)
03 ほろ酔い(Original by あんみょん)
04 丸の内サディスティック(Original by 椎名林檎)
05 年下の男の子(Original by キャンディーズ)
06 明日から(Mia Nascimento Solo / New Song)

<MEMBER>
Mia Nascimento(vo,g)
Manaka Tanabe(Cajon)




◇◇◇


















にほんブログ村 音楽ブログ ライブ・コンサートへにほんブログ村 音楽ブログへブログランキング・にほんブログ村へ

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ライヴ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事