1年ほど前、各メディアが
「いざなぎ景気を超える、長期の景気拡大」と
喧伝していたことを覚えていますか?
そのとき(現在もですが)、一般的なサラリーマンで、
「景気がいい」なんてことを実感できた方はいるのでしょうか。
ほとんどの方は逆に、「景気が悪くなっているのでは」と
感じていたのではないでしょうか?
それは当然のことなんです。
景気がよくなったといっても、その儲けのほとんどは
「株主」(資本家)が搾取してしまっているのですから。
小泉純一郎(フリーメイソンの売国奴)の「構造改革」以降、
名目GDPは上がり続けても、一般的な労働者には還元されず、
資本家(とくに国際金融資本)ばかりが潤う、
という腹立たしい状況が続いています。
じつは、サラリーマンの年収は、
国税庁の調査によれば、8年連続で減少しつづけているのです。
にもかかわらず、税金は増える一方。
消費税の税率アップも時間の問題です。
さらには、配偶者特別控除の廃止、老年者控除の廃止……。
厚生年金保険料や健康保険料も上がり続けています。
これでは、景気拡大などを実感できるわけがありません。
ーーーーーーーーーーーーーー
さて、サラリーマンの年収が下がり、税金が増えれば、
当然、家計の支出を減らそうと努力しますから、
それによって打撃を受ける職種も数多くでてくるでしょう。
私は最近、ある職種の方と話をしていて
「この人の仕事は本当に過酷だ」と肌身で感じることがあります。
その職種とは、飲み屋(バー)のマスターや、タクシーの運転手です。
※そうした職種についているすべての方が大変だとは思いません。
うまくやっている方も数多くいらっしゃると思います。
というわけで今回は、私の体験をもとに
まず、最近の飲食街(バー)の状況について述べます。
私は、新宿のゴールデン街によく飲みに行くのですが、
とにかく、借金で苦しんでいるマスターが多いと聞きます。
「客が入らない」と。
あるマスターによると、
「昔は、キャバクラ嬢がアフターでゴールデン街に押し寄せていたし、もちろん、付き添いの男性客も大挙して来ていたよ。場合によっては、店内に入ることができず(ゴールデン街の店はどこも狭い)、入店を断っていたこともあった。でもいまは、そんな人たちはほとんど来店しないからな」
とのことで、各店でこのような例は珍しくないようです。
たしかに最近は、休日や休日前はにぎわっていても、
平日は通りが閑散としているような気がします。
客が入らなくなった店では、従業員の給料を下げる場合もあるでしょう。
(深夜の仕事にもかかわらず、最低賃金法で定められた賃金ギリギリの給料しか
払っていない店もあると聞きますから、従業員も大変です)
また店によっては、少ない客から多くの収入を得ようとし、
マスターや従業員が、客のボトルをガバガバ飲むようになります。
「いただきまーす」のひと言で。
すると当然、そうした店からは客足が遠のいていきますよね。
こうした悪循環が続くと、
店をたたむ可能性が高まります。
新宿ゴールデン街で、加えて気になるのは、
30~40代の「若い」マスターが多いということです。
サラリーマンを辞めて貯金や退職金を元手にバーを開業、
という方とはわけが違います。
若いマスターは、金銭的な余裕がありません。
店がつぶれた場合、借金をかかえて、どう生きていくのでしょうか。
もし、40歳を過ぎてから店がつぶれたとしたら、
なんらかの特殊技術を習得している方はともかくとして、
一般的なサラリーマンになるのはむずかしいでしょう。
ほかにはフリーターなどの選択肢がありますが、
フリーターで借金を返すのは至難のワザです。
私は、若いマスターが経営している店を中心に
ゴールデン街に通っているのですが、
「なんとか少しでも助けになれば」と思うと、
いつも飲み過ぎてしまうのです。
私(サラリーマン)も大変なんですが……。
「いざなぎ景気を超える、長期の景気拡大」と
喧伝していたことを覚えていますか?
そのとき(現在もですが)、一般的なサラリーマンで、
「景気がいい」なんてことを実感できた方はいるのでしょうか。
ほとんどの方は逆に、「景気が悪くなっているのでは」と
感じていたのではないでしょうか?
それは当然のことなんです。
景気がよくなったといっても、その儲けのほとんどは
「株主」(資本家)が搾取してしまっているのですから。
小泉純一郎(フリーメイソンの売国奴)の「構造改革」以降、
名目GDPは上がり続けても、一般的な労働者には還元されず、
資本家(とくに国際金融資本)ばかりが潤う、
という腹立たしい状況が続いています。
じつは、サラリーマンの年収は、
国税庁の調査によれば、8年連続で減少しつづけているのです。
にもかかわらず、税金は増える一方。
消費税の税率アップも時間の問題です。
さらには、配偶者特別控除の廃止、老年者控除の廃止……。
厚生年金保険料や健康保険料も上がり続けています。
これでは、景気拡大などを実感できるわけがありません。
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さて、サラリーマンの年収が下がり、税金が増えれば、
当然、家計の支出を減らそうと努力しますから、
それによって打撃を受ける職種も数多くでてくるでしょう。
私は最近、ある職種の方と話をしていて
「この人の仕事は本当に過酷だ」と肌身で感じることがあります。
その職種とは、飲み屋(バー)のマスターや、タクシーの運転手です。
※そうした職種についているすべての方が大変だとは思いません。
うまくやっている方も数多くいらっしゃると思います。
というわけで今回は、私の体験をもとに
まず、最近の飲食街(バー)の状況について述べます。
私は、新宿のゴールデン街によく飲みに行くのですが、
とにかく、借金で苦しんでいるマスターが多いと聞きます。
「客が入らない」と。
あるマスターによると、
「昔は、キャバクラ嬢がアフターでゴールデン街に押し寄せていたし、もちろん、付き添いの男性客も大挙して来ていたよ。場合によっては、店内に入ることができず(ゴールデン街の店はどこも狭い)、入店を断っていたこともあった。でもいまは、そんな人たちはほとんど来店しないからな」
とのことで、各店でこのような例は珍しくないようです。
たしかに最近は、休日や休日前はにぎわっていても、
平日は通りが閑散としているような気がします。
客が入らなくなった店では、従業員の給料を下げる場合もあるでしょう。
(深夜の仕事にもかかわらず、最低賃金法で定められた賃金ギリギリの給料しか
払っていない店もあると聞きますから、従業員も大変です)
また店によっては、少ない客から多くの収入を得ようとし、
マスターや従業員が、客のボトルをガバガバ飲むようになります。
「いただきまーす」のひと言で。
すると当然、そうした店からは客足が遠のいていきますよね。
こうした悪循環が続くと、
店をたたむ可能性が高まります。
新宿ゴールデン街で、加えて気になるのは、
30~40代の「若い」マスターが多いということです。
サラリーマンを辞めて貯金や退職金を元手にバーを開業、
という方とはわけが違います。
若いマスターは、金銭的な余裕がありません。
店がつぶれた場合、借金をかかえて、どう生きていくのでしょうか。
もし、40歳を過ぎてから店がつぶれたとしたら、
なんらかの特殊技術を習得している方はともかくとして、
一般的なサラリーマンになるのはむずかしいでしょう。
ほかにはフリーターなどの選択肢がありますが、
フリーターで借金を返すのは至難のワザです。
私は、若いマスターが経営している店を中心に
ゴールデン街に通っているのですが、
「なんとか少しでも助けになれば」と思うと、
いつも飲み過ぎてしまうのです。
私(サラリーマン)も大変なんですが……。