旅路の果て

2015年01月27日 11時58分32秒 | 現地!
今回の仙台行では、芭蕉庵松尾桃青のことを完全に忘れていました。
彼が見るべき歌詠みとして名を挙げた『西行と鎌倉右大臣』の二人も、宮城に縁のある方々です。
西行はその辺の子供との問答に負けたことで有名ですし、実朝はあの"浦霞"の名前の由来になっていることは良く知られているので、ここでは特に言及しません。

芭蕉のことを思い出したのは、東京に戻ってきてからです。
別件で「おくのほそみち」の自筆本の写しを読んでいて、そういえば、……というか、ああっ!!忘れてた!!
ということで、次回行く時には忘れぬよう、ここに個人的メモとして記録しておきます。
これから仙台に行かれる方は、芭蕉のことも思い出して下さい。

さて、夜の酒のために街に出ましたが、大東亜戦争後のヤミ市からの姿がそのまま残る、バラックの『いろは横丁』が有名です。


バラック。バラックです。バラックとしか言い様のありません。
アンダーグラウンドなグラフィティもいい感じ。(本当にただの落書きレベルなのも味があって好い)


いろは横丁入り口。中はこまごまとした店が詰め込まれています。
戦後のドサクサで入り乱れた場所ですので、地権のグレーゾーンです。このため、市の介入も難しいとか。


大坂や、という看板の骨董品店?
大坂というのは、大阪の旧称です。


某氏のお奨めにより、足を踏み入れた文化横丁。
これまた、風情のある入り口です。
仙台銀座(だったかな?)というところも前だけ通ったのですが、次はそこに行ってみようと思います。


新富寿司。有名ですが、色々食べたので今回は入れませんでした。


Hey!コックゥ!
メニュー見せてくれるのはいいけどサ、貸切で入れないならそう言いなYO~!!


文横。説明不要ッ!


ああ、……。思わず嘆息する、好い感じの店です。


文横ハイボール。説明不要ッ!

もう、色々気を惹かれるものが多過ぎて仕様が無いのですが、ここと決めたバーに、入ることにしました。
この時、道行くお姉様方に聞いたのですが、仙台では「HooK(フック)」というライブハウスが有名なようです。
この方々も、お友達のライブがあって、これから向かうとのこと。
(酒が飲み足りていれば一緒に行きたかったのですが……)

(続く)

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