寿命を考える時

抗がん剤投与から1日経った
チャッピーは副作用は特に現れず元気だ
食欲モリモリ！散歩に行きたい！

朝の散歩は「あれ？」という感じでテキトーにごまかしたが
夕方の散歩は「そろそろですよね？」と
足元に張っているチャッピー
クアトロとロッシの散歩の服だけ用意すると
その横でワンワン吠えて怒り出した



でも連れていけないのよ
おやつのキビナゴをあげて
もぐもぐしている間に、急いで部屋を出てドアを閉めた
散歩から帰ってくると
「次は私でしょ？」とアピールしてくる
納得してないので
廊下でオモチャをレトリーブして遊んだ
廊下ならワンコように絨毯を敷いたし
クアトロに邪魔されない
体力が余っているのか
短い距離なのに激しく動くチャッピー
少しは満足してもらえたかな

そんな元気なチャッピーだが、昨日の検査結果は思わしくない
白血球はどこかに炎症を疑うような多さだった
抗がん剤の副作用で骨髄抑制されても
白血球はあまり下がらないだろう
でも、どっかに炎症があるならいい事ではない
貧血も見られた
最悪なのは血液像で肥満細胞腫の細胞が
認められた事
つまり、末梢血に肥満細胞腫の細胞があるということは
全身に行き渡っているという事
もう、どこで腫瘍ができてもおかしくない状況

リンパ節が腫脹したので、十分にあり得た事だね
抗がん剤のビンブラスチン効果で
血中や全身に回った細胞はある程度は消せるが
完治することは無い
など、獣医から説明を聞く中で
「チャッピーの寿命も考える時期にきた」と言われた
ビンブラスチンの効果がどの程度になるか予測つかない
チャッピーは14歳の誕生日を迎えられそうですか？
と聞いたら
「難しいです」と…
受け止めるしかない

夜、家族に今日のことを報告した
皆、もうわかっていた様子だ
美味しいもの食べて、遊ばせてあげたいね
で意見は一致

「チャッピーは15歳まではいけると思ったけど」
「13歳かあ…」
「まだ死んで無いけど」
なんて呑気な夫婦の会話もあり

ゆったりと見守りましょう
今、チャッピーは元気だから
明日も美味しいお肉を用意してますよ