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▼ ミサイル開発、三菱に不備 判明後も連絡せず

2004年08月10日 05時52分38秒 | 社会
防衛庁が発注した88式地対艦ミサイルシステム(SSM-1改)をめぐり、開発に当たった三菱重工業の強度試験に12件の不備があったことが9日、分かった。

三菱側は不備に気付いた後も防衛庁に報告してなかったほか、同庁も不備に気付かず、不備の情報を得た後も内部報告を怠っていた。

防衛庁側は「防衛装備品開発業者としての資質に欠ける」と判断。直ちに再試験を行い、再開発が必要かどうか月内に結論を出すが、装備開発をめぐる防衛庁のずさんな管理にも批判が出そうだ。

防衛庁によると、三菱重工業は、ミサイルの発射位置を特定されにくくするため、ミサイルの軌道を変える改良事業を受注。2008年度に装備化を予定し、すでに試作品と発射試験などで123億円分を契約している。

強度試験に不備があったのは、三菱重工業の名古屋誘導推進システム製作所。発射角度を調節する際にはミサイルをつり上げるが、重みがかかる位置などに十分な負荷をかけていなかった。
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