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JOYJOBメンバー他では言わない自身の秘密?!を毎日更新

Re:1997.9.20

2007-09-20 11:43:27 | 旧メンバーブログ
命ふきこむ努力求めて

サクラやクヌギが秋風に揺れる。
「都が買収したのかしら」

杉並区にある久我山にある黒と黄色のパイプで囲まれた
空き家を前に、近くに住む三宅さんは、仲間の大橋さんに
話しかけた。

杉並区から久我山までの1.4キロ区間の上水は、
都心では珍しく開きょだ。
この上に30年前から都道の建設が計画され、
1991年から着工に向けて動き出した。

三宅さんらは上水べりを掃除しながら歩く。
もう6年になる。
「中央道で苦しめられているのに、また道路か。」
と反対運動をおこした。

会は自主アセスメントで171種類もの植物を確認した。
写真、絵画などを集めた「私の玉川上水展」も開いた。

都は「上水を保全し、緑を生かした遊歩道を設けるなど
自然を生かした道路として整備したい。」と話す。

しかし大橋さんは
「4車線もの道路に囲まれて、自然は守られるのか。
暮らしやすい町とは、豊かな緑と水に囲まれること。
都市のインフラは道路ばかりではない」と反論する。

「玉川上水を愛する多くの人は上水に命の営みをみる。
 都市が生まれ変わっていくのにあわせ、命を吹き込む
 努力を重ねていくことが大切です」と

『都市の犠牲』の著者である工学院大学の石川教授は言う。

(朝日新聞  1997年9月20日付け ひと みず みどりより
 一部省略)


多くの魚や水の中で生活する生き物は、きれいな水でなければ
生きることができずに、死んでいってしまう。

小学生のころ、水の中の微生物を探すというものを
近くの川でやったことがある。
こいつが見つからないのは、この川も汚れてきているのかもしれない
そんなことをスタッフが言っていた。

海外に比べて、日本の水道は多くが飲むことが
できるほど、豊かでもある。
一方で海外では、飲み水はミネラルウォーターとして
買わなければ飲むことが出来ない。

水の豊かさを実感しにくい環境にあって、
いかにしてそれを守るかということである。

岩手に帰省したときに、道路の両端に花が
ずっと長く咲いていて、きれいだなぁと思ってみていた。

母さんに後で聞いたら、そういう地域の取り組みがあるということ。
その人たちは、決して誰かに見せたい・褒められたいとして
やっているわけではないだろう。
豊かな緑のある暮らしを目指しているに違いない。

新大の教育学部の玄関には7月中旬に
集中講義で植えた花が今もなお咲いている。

ノリの班で植えた花は3つのうち、2つが枯れていてそのままにしていた。
なんとなく、そのことを思い出して、先日ともだちと一緒に
新しい苗を買ってきて、2人で朝、夕と水やりをしている。

面倒ではあるが、
その小さな花が咲くときが楽しみでもある。

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