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Re.1999.12.24

2009-12-24 15:42:27 | 旧メンバーブログ
何となく不安 買いだめ過熱


水・ご飯・・・・金庫までも

ミネラルウォーターの6本入りケース、
携帯用コンロ、乾電池・・・・・・

コンピューターが誤作動を起こす可能性のある2000年(Y2K)
問題への備えに、スーパーや量販店で保存食品などを買い込む客が
目立ってきた。

政府の備蓄呼びかけも呼び水となり、緊急関連グッズの売り上げが急増中。

先月までの消費者の反応は比較的冷めていたが、2000年に切り替わる
瞬間が間近に迫り、「何となく不安」。
思わず手が伸びているらしい。

●底をつく商品

東京近郊のベッドタウン、千葉県浦安市の大手スーパー。

Y2Kに備え、防災グッズなどに置かれたコーナーで
20代の主婦が、手にした
「電池でつくランタン」を見つめていた。

「買ったから、どうなるってもんじゃないのよね。
 結局、何も起こらなかったりしてさ。」

夫に、ぶつぶつ話しかけながら、ランタンを買い物カートに
放り込んだ。
電池、カセットコンロ、ウェットティッシュ、みるみるカートが
埋まっていく。

東京都江戸川区に住む主婦は、11月に2リットル入りの
飲料ボトル2箱分、12本を買い込んだが、半分を飲んでしまい、
また6本買うという。

大手スーパー各社のまとめでは、12月に入ってから
週を追うごとに、Y2K対応商品の売り上げが伸びている。

前年同期比でも、飲料水や携帯用カセットコンロ、
その燃料が2.5倍 乾電池が1.5倍
石油ストーブも缶詰類も、3割以上増えている。

岩手県の岩泉町産開発公社が販売している
ミネラルウォーター「龍泉洞の水」は
13日から従業員が3交代で24時間生産を続けている。

1日に2リットルのボトル換算で、2万4000本出荷していたが、
注文に追いつかず、3万9000本に増やしたため、

公社では、
「2000年問題で、売れ行き急増。商品が底をつき問屋が、
 何とかしてくれと泣きついてきた」
と話す。

(1999年 12月24日 朝日新聞 社会面より一部抜粋)

2000年問題、我が家では、
何を準備したかと、思い出せば、水をポリタンクに入れて
とっておいたのと、非常食として缶詰類が
あったような気がする。

パソコンなどは、家族が疎かったため、
それほど心配もなかった。

2000年を迎える瞬間

何も起こらなければと思いつつも、でも心のどこかで
日本中が、停電にでもなり、パニックになったら
面白いなと、中学生ながらに思っていた。

結果、それほど大きな誤作動もなく、
日本は、無事、2000年1月1日を迎えた。

以前、テレビを見ていたとき、
元バレーボール選手でもある川合俊一さんが持っている
防犯・防災のグッズを紹介していた。

見ている人からしてみれば、
何もそこまで、と言ってしまうほどの準備であったが、

川合さんは、宝くじを例にしていっていた。

良いことばかり当たるよう期待を持っているにくらべて、
自分らが、盗難、被害に遭うリスクを考えていない人が
多いのではないか。

宝くじも買って当てようと思う分、こうして自分たちの身に何かが
遭ったとき、自分の身を守れるようにしたい、

そんなことを語っていた。

良いほうにばかり可能性をもち、
悪いほうの可能性は否定をする。

危機意識というものは、おそらくその直面に遭った人でない限り、

他人事として捕らえがちなことが多い。

世の中には、良いことも含め、悪いことも存在している。
備えることももちろんそうだし、何が起こってもおかしくない
ということ、ありのままの現実を受け入れなければならない。

クリスマス・イブの今宵、
すてきなことが起こるのか、それとも、こんなことあり得るのと
なってしまうのか、

みなさんは、どちらでしょう。



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