今年も、残り40日を切りました。一年の早さが年々早く感じるのは重ねて年のせいでしょうか?(笑)正に今年は選挙の年でありました。春に行われました統一地方選挙、奈良県では県会議員選挙、市議会選挙が行われ夏には参議院の選挙。桜井の市長選や橿原の市長選。年末には解散総選挙まで噂されています。正に選挙の年でした。
生駒市の市議会選挙では、前市長と現職の議長が逮捕される異常な状況の中で生駒市議会議員選挙が行われ、生駒市の選挙史上もっとも多い候補者が数々の意見をもって立候補いました。入れ替わりも含めて6名の現職が入れ替わる激しい選挙でありました。病院建設を第一に訴えた新人が生駒市の市議会選挙では考えられない得票で当選。病院に対しての市民の思いが大きく反映された選挙でありました。
昨年の1月の市長選で当選した若い市長。山下市長は「若さで生駒を大聡怐vをスローガンに、駅前に病院を建設する!駅前再開発の中止?高山第二工区の白紙撤回などを公約に掲げて当選。現職の市長にダブルスコアの大差で市長になりました。就任そうそうに高山第二工区の白紙撤回を奈良県に宣言。何の話し合いもなく、白紙撤回で奈良県と生駒市の関係は最悪になりました。また、この問題は大きな問題でURと奈良県と生駒市の三者協議の上での事業。市長が変わったからと言って白紙撤回では信頼関係も何もありません。対応策や協議を求めたUR側の要望にも山下市長は応じずに誠意ある対応もないままに放置。URはついに事業の中止を発表しました。URはすでに何百億もの資金を投入していますので中止により、損害賠償も視野に入れているとの発表。山下市長は弁護士の経験からか訴訟は負ける事はない!と公言されておりますが、もし仮に負けた場合はしわ寄せは我々市民に来ます。URとの損害賠償とは別に奈良県からも何らかの損害賠償請求が行われる可能性も高いとの事も聞きました。同じく奈良県もこの事業に対して多額の税金を投入しているからです。何の対策も話し合いもしないで、白紙撤回だけで、関係を崩した山下市長には責任がないのでしょうか?疑問でなりません。また、URからの中止発表を受けても委員会一つ開かない生駒市議会は何を考えておられるのか?生駒市独自の街づくりを提案していかなくてはならない今、損害賠償も含めた議会としてのコメントを出すべきではないかと思います。
駅前に病院建設を声高らかに公約されてました山下市長。地権者の反対に合い仕方なく総合病院跡地での開院を目指すも、土地の買い取り価格でもめ、国保連との誠意ある話し合いもしないまま放置。再三の国保連からの締切も無視。経営面や看護師・医師不足ばから訴えて具体的なビジョンすら国保連に示さずに、国保連からも蹴られ総合病院跡地の購入にも失敗。総合病院跡地は民間の業者に売却され跡地での開院も頓挫。またまた仕方なく東生駒の野村証券寮あとでの特定管理者制度での開院を目指すも3つの団体に断られ暗礁に乗り上げています。生駒総合病院が確保している196床のベッドは先日に発表された近大病院の100床の増床で崩れました。採算から考えるベッド数にも届かなくなり事実上、病院の開院は不可能に近い。ここまで病院の問題を引っ張り暗礁に乗りあげさせて責任は市長にないのか?私はそう思います。行政は市民の財産と安全を守る事が最大の責務であります。採算の事を机上で計算して採算が合わないから中止するような頭ありきではおかしいと思う。これから先の少子化に伴う税収減の事は考えなければいけない。でも何とか採算ベースに乗せる知恵を出すのが中止する事より大事ではないか?市は県と密に話をして連携するのは当たり前であるが、現在、生駒市と奈良県は最悪の関係との事。そらそやろ(笑)病院問題を、病院の駅前建設を大きな公約にした山下市長。公約違反ではないか?そんないいかげんな公約なら私でも出来もしない公約を並べる事は簡単である。第二工区の白紙撤回は公約を実現したかも知れない?でもある意味である。これから生駒市はもっと大きな問題になる。この2点である。
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