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徒然ぶちょー

私が日々体験したことなどについてつらつらと綴っていきます。ただの日記気味?

パプリカ

2006-09-30 04:55:23 | 書籍

パプリカ
http://www.sonypictures.jp/movies/paprika/index.html

監督:今敏 原作:筒井康隆 音楽:平沢進と私の大好きなクリエイターさんが勢揃いの映画です。

筒井康隆は高校のときにハマり貪るように読みました。「パプリカ」もその際に読んだんですが、HPを見てたらすごく読みたくなって、もう暗くなるって時間にもかかわらず府立図書館で借りてきてしまいました。
で、小一時間ほど前に読了、余韻に浸っているところです。
作品のあらすじについてはHPをみてもらえば分かると思いますので書きませんが、以下筒井作品について少々。

個人的に印象に残っている作品NO.1は「二度死んだ少年の記録」。ブラックで、不快になること請け合い。トラウマになるかも。
なんというか、作品を見終わって、心に澱というか、じくじくしたものが残ることってないですか?いやーな感じなんだけど、その作品のことを考えずにはいられない。そういう感覚が味わえるのがこのお話です。
筒井作品にはブラックユーモアがふんだんにちりばめられたものが多いんですが、思えば筒井康隆が自分の中でヒットしたのは、それらが私の波長と合ったからかな、と思います。
そうそう、ブラックといえば「死にかた」というお話もなかなか。

単純に面白い!っていえるのが「最後の喫煙者」。これは、喫煙が極度に圧迫される世界で主人公たる筒井康隆が、アンダーグラウンドにもぐるなどしつつ頑固に喫煙を続けるっていう話、オチが秀逸です。
「最後の~」にも、「パプリカ」にもいえることですが、マジか!?ありえねーっていう設定・話の流れが筒井作品の魅力の一つであると思います。

もし、筒井作品を読んでみようかなと思ったなら、映画化され好評を博した「私のグランパ」や、今夏に話題になった「時をかける少女」も爽やかでいいかと思いますが、『』(角川ホラー文庫)や『にぎやかな未来』(角川書店)が筒井作品らしくお勧めです。どちらもショートショート・ベリーショートの作品が集められており、非常に読みやすいです。
覚えている人もいるかもしれないですが、前者の書名にもなっている「鍵」は二年前の世にも奇妙な物語 秋の特別編で江口洋介主演で映像化されてました。この作品も次は?次は?と先を読ませる良作であったと記憶してます。

映画「パプリカ」は新年に上映開始だそうですが、あの奇妙奇天烈な世界を今敏監督(千年女優・東京ゴッドファーザーズ
etc)がどのように映像にしたのか、それに平沢進がどのような音楽をつけたのか、非常に楽しみです。