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泡泡

2006-05-12 05:44:27 | Weblog
 俳画 今日の花「アスチルベ」。花言葉「自由」
 題字 「自愛」 平成十八年五月十二日

 

ユキノシタ科。多年草。

北アメリカや東アジアに25種類ほど分布、
日本にも5種が自生します。

日本自生種は「アワモリショウマ(泡盛升麻)」
「チダケサシ(乳茸刺)」といった名前。


「アワモリ・・・」は、花の咲き方をたとえ、

「チダケサシ」は、チダゲ(乳茸)という食用キノコを採取した後に、
この草に刺して持ち帰ったことからきています。


これらと、中国などからの外来種とが交配されて、
「アスチルベ」と呼ばれる園芸種がつくられました。


草丈は、40~80センチほど。

花期は、5月下旬~7月にかけて、
小花を、円錐状に密集させて咲かせます。

花色は、白、ピンク、赤、紅色、淡紫など。

寄せ植えにすると、なかなか見事な眺め。
丈夫で、花も「明日散るべ」ではなく(^^;)、長期間楽しめます。

半日陰で、そこそこ湿度のある肥沃な土地を好むようですね。


さて、問題の「学名」ですが・・・・

スバリ「美しくない」!

ちょっと~、あんまりじゃありません!?

その他、「輝いていない」とか。
要するに「パッとしない」ってことですな。

葉にツヤがないからとか、
1つ1つの花が小さくて見栄えがしないからとか、
由来は諸説あるようですが、

「木を見て森を見ず」って感じ・・・?


でも、当の本人(本草?)は、そんなことなどまるで意に介さず、

風に揺られて楽しそうにそよいでいる姿は、
自由」の美しさを、しみじみ感じさせてくれる、
軽やかさな美しさです。

 「文章協力:中村クーミン
  メールマガジン『今日はこの花っ!花ことば366日の世界』
  http://www.mag2.com/m/0000170500.
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